私が出会った残念なオトコ図鑑 第21回【人気のインスタグラマー男】

CLASSY.読者たちがリアルに出会った「残念…」な男性をこっそり暴露していきます!

私はもはや彼の専属カメラマン

高身長イケメンの美容師彼氏と付
おかげで人をキレイにスタイルよく撮影する技術は身に付きました。

高身長イケメンの美容師彼氏と付き合っていた時の話です。彼はインスタグラムを熱心に使っている人でした。自分がカットした人をアップするアカウントとは別に、個人アカウントを持っていて、そちらでは自分の私服やオシャレなカフェを日々アップ。フォロワーもそれなりにいて、そのほとんどが女子なのが気がかりでした。
職業柄、ほとんどないに等しい彼の休日に合わせてデートをしても、行き先は必ずインスタにアップできるようなオシャレなカフェや喫茶店。そして私は彼の写真をひたすら撮影させられるのです。角度を変えてコーヒーを飲む横顔を何度も撮ったり、下からあおって全身コーデを収めるために地べたに限りなく近づいて撮ったり。…これってデート?と思いながらも、見た目がタイプだったのと、インスタグラムでちやほやされている彼と付き合っているという優越感がありました。
ところがある日、彼の部屋に行ったら明らかに私の髪色ではないハイトーンの髪の毛が落ちているのを発見。問い詰めるも、「きっとサロンでくっついたんだよ」と言われてしまい、撃沈しました。けれど後日、突然私のインスタに「彼と別れてください」と、カットモデルをしているという女子大生からDMが届いて浮気が発覚!私よりも10歳以上年下の女性に突撃されたショックと彼への怒りで、放心状態…。当の本人は地方のサロンに出張していて、あと数日間は留守という時でした。むかついた私は、しばらくして冷静になった後、彼の部屋でスパイスをたんまり入れたカレーをつくり、鍋の蓋をあけたまま部屋の中央にセット。合い鍵を添えて部屋を去りました。(31歳・広告代理店)

イラスト/つぼゆり 再構成/Bravoworks.Inc

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最新号 202405月号

3月28日発売/
表紙モデル:山本美月

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