CLASSY.読者たちがリアルに出会った「残念…」な男性をこっそり暴露していきます!
見栄っ張りもそこまでいくと笑えませんので
仕事相手の代理店の男性が、まさに残念な人でした。プロジェクトで一緒になってから、頻繁に食事に誘われるようになり、大学の先輩ということもあり断り切れず…。ある時、高級レストランで入店するなり「今日、窓側の席あいてる?」と一言。店員の方は「申し訳ございません、別のご予約が…」と丁寧に答えていましたが、顔が引きつっていたのが気になりました。その後、オーダーをする時も「今日○○ないんだ~あれおいしいのに」と常連客っぽい発言を連発。けれど、やっぱり私は見ていたのです。視界に映る席に、いかにも常連客っぽいご夫婦がいて、店員さんの態度の違いは明らかだったのを。
食事中も「社内コンペで一位をとった」「ヘッドハンティングされている」など、話はとまりません。何が本当か嘘か分かりませんでしたが、聞き流していました。ただ、どう考えても嘘だなと確信したのは「昔、某大手芸能事務所に所属していた」という話。普段から本物の有名人と多く関わる仕事に就いている分、彼にそちら側のオーラがあるとは到底思えなかったのです。長々と話を聞いていた私の頭に、意地悪心が働きました。知り合いに有名人がいるので、カマをかけようと「○○さん知ってます?」と言ってみました。すると「あいつ友達だよ」と秒で返してきたので、ここぞとばかりに「私仲いいんです!今度一緒に飲みましょ う!」と言ったら、突然歯切れが悪くなる彼。…嘘確定。そこからしつこいアプローチは収まりました。(30歳・マスコミ)
イラスト/つぼゆり 再構成/Bravoworks.Inc
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