食、音楽、映画、ドラマに続き、ここ数年多くの韓国文学や漫画が日本語に訳され人気を集めています。「何から読めばいいか分からない」というあなたへ、オススメをご紹介します。
「保健室のアン・ウニョン先生」
パワフルでキュートな主人公が学校の“不思議”に立ち向かう
子供の頃から霊能力を持つ主人公、アン・ウニョンがBB弾を発射するオモチャの銃と、レインボーカラーに輝くオモチャの剣を武器に赴任先の高校で巻き起こる原因不明の怪奇現象や不思議な出来事に立ち向かう。小説を実写化したオリジナルドラマがNetflixにて配信されていることでも話題の本作。著者は2017年に第50回韓国日報文学賞を受賞し、純文学、SF、ファンタジー、ホラーなどジャンルを超えた多彩な作品で幅広い世代から支持を得ているチョン・セラン氏。主人公の言動に心温まるだけでなく、韓国のリアルな高校生活についても覗くことができます。
チョン・セラン著/斎藤真理子訳(亜紀書房)¥1,600
「死にたいけどトッポッキは食べたい」
異例の大ヒットを遂げた、人の気持ちに寄り添う一冊
200冊限定のブックファンドから50万部を超えるベストセラーとなった異例の話題作。不安神経症に悩む著者が精神科医との会話を通して、自分の内面と向き合い、他者との関わり方を見つめ直した日々が記録されています。うまく説明のつかない気持ちの浮き沈みや、矛盾する心の変化に共感を覚える人が続出。待望の第二弾も発売中です。
パク・セヒ著/山口ミル訳(光文社)¥1,400
「アンタッチャブル」
現代版ヴァンパイアの可愛い言動にハマる!
時代の変化に合わせ進化したバンパイアは、血を吸う代わりに「タッチ」を通じて人間のエネルギーを吸い取り生活していた。主人公・久遠咲良はバンパイア特有の卓越した美貌を生かし、モデルとして活躍していた。ある日、偶然出会った謎のイケメンにタッチしてしまい…。
ヴァンパイアが繰り広げる恋の物語が可愛くてクセになる!一風変わった設定ながら、共感できる部分やプッと笑える部分もあり物語の世界に引き込まれてしまいます。
作者:ZINI
作品を通して、きっと今まで知らなかった韓国に触れることができるはずです!
取材/伊藤綾香 編集/本間万里子(CLASSY.編集部)
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