思い通りに過ごせない日常にストレスを感じたなら、スマホを置いて、韓国エッセイ本を手にとってみてはいかがでしょう。ふっと心を解きほぐしてくれる言葉たちにきっと癒されるはずです。ビギナーにおすすめの4冊をご紹介します。
「死にたいけどトッポッキは食べたい」
異例の大ヒットを遂げた、人の気持ちに寄り添う一冊
200冊限定のブックファンドから50万部を超えるベストセラーとなった異例の話題作。不安神経症に悩む著者が精神科医との会話を通して、自分の内面と向き合い、他者との関わり方を見つめ直した日々が記録されています。うまく説明のつかない気持ちの浮き沈みや、矛盾する心の変化に共感を覚える人が続出。待望の第二弾も発売中です。
パク・セヒ著/山口ミル訳(光文社)¥1,400
「すべての瞬間が君だった きらきら輝いていた僕たちの時間」
韓国人気ドラマにも登場した話題のエッセイ本
韓国ドラマ『キム秘書はいったい、なぜ?』の劇中に登場し、さらに韓国ではミュージカル化もされるなど大ブームを巻き起こしました。暖かな絵と優しい文字が並び、もっと楽に肩の力を抜いて生きていいのだと、そっと背中を押して前を向かせてくれるような一冊です。著者はSNSを中心に支持を受けてきた作家・詩人で、大の日本好きとしても知られているハ・テワン氏。
ハ・テワン著/呉 永雅訳(マガジンハウス)¥1,400
「実は、内向的な人間です」
気持ちを楽に、自由に生きるためのヒントをくれる
韓国や中国などアジア圏で広く愛される著者、ナム・インスクが自身の内向的な人生を振り返りながら、どうすれば他人に振り回されることなく、静かで自由に自分らしく生きていけるかを考察したエッセイ集。じんわりと響く共感と癒しを与えてくれます。
ナム・インスク著/カン・バンファ訳(創元社)¥1,400
「簡単なことではないけれど大丈夫な人になりたい」
“大丈夫”と思える心の育てかたを教えてくれる
韓国の人気イラストレーターが描く、4コマイラストエッセイ。仕事のプレッシャーや将来への不安から都会生活をやめて、父親と地方で暮らし始めた著者が、深い憂鬱と無気力感から何も手につかない日々の中でも記録し続けていた絵日記の内容が元となっています。自分を責めてしまう時や、心がモヤっとした時に手にとると、きっと気持ちが楽になるはずです。
ホン・ファジョン著/藤田麗子訳(大和書房)¥1,500
自己肯定感を高めてくれるような優しい言葉が魅力の4冊。ちょっぴり気持ちが落ち込んだ時はもちろん、日常でも“心のパワー”になるメッセージがたくさんです。
取材/伊藤綾香 編集/本間万里子(CLASSY.編集部)
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