結婚を控えるアラサー世代の女性ならば、「いつかはこんなプロポーズをされてみたい…」と妄想したことがある人も多いはず。でも、実際のプロポーズって本当に素敵なの?ということで、本当にあった素敵なプロポーズのエピソードを集めてみました。
1. サプライズムービーに思わず涙…
仕事で知り合い、長年お付き合いしてきた彼は、フリーの映像ディレクター。ロン毛に髭のルックスで、自由奔放な性格でした。同棲して5年が経過し、プロポーズの気配もなかったので「彼といられるなら結婚しなくてもいいか」と思っていました。当然、今年の記念日も忘れているだろうと期待はせず…。そんな中やってきた、付き合って6年目の記念日。家に帰ると突然電気が消え、部屋の壁にプロジェクターで映像が映し出されたのです。それは、これまでの2人の思い出が映画のようにまとめられたムービーでした。映像が終わると彼が現れて、私の指にリングをはめ、「待たせてごめん。結婚して下さい」と一言。もちろん泣きながらOKしました。彼ならではの素敵すぎるサプライズ、一生忘れません。
(彼女・32歳広告代理店、彼・32歳映像ディレクター)
2. 幼なじみが土下座で両親に挨拶…
幼い頃からよく遊んでいた幼なじみの彼。高校時代にお互いを異性として意識するようになり、自然な流れで交際がスタートしました。しかし別の大学へ進学し、遠距離になると寂しさに耐えられず別れることに…。そして数年後、地元に戻り就職をすると「お互い大人になったし、昔のことは水に流してまたいい友達に戻ろう」と飲みに行く仲に戻っていました。そんなある日、スーツでビシっとキメた彼が突然実家に。驚く私をよそに、「娘さんと結婚を前提に交際したいです」と両親に土下座をしたのです!昔から彼を可愛がっていた両親は、大喜びで交際と結婚を即承諾…。ただただ驚いた彼のプロポーズでしたが、最初から結ばれる運命だったのかもと妙に納得している自分がいます。
(彼女・33歳医療関係、彼・33歳メーカー)
3. スポーツ選手の彼が大勢のファンの前で…
友人の紹介で知り合ったプロスポーツ選手の彼。スポーツ選手って遊んでいるイメージでしたが、彼はあまり女性の扱いに慣れていない硬派なタイプでした。交際し1年半を過ぎた頃、「○月○日の試合はどうしても観にきてほしい」と言われ、女友達2人を誘い観戦に。「カッコいい姿見せる!」と意気込んでいた彼の言葉通り、その日はすごい大活躍でチームは勝利し、彼はその日のMVP選手に選ばれました。そしてMVPインタビューのとき、私に向かって満面の笑顔で「今日はこの場を借りてある人に言いたいことがあるんです。○○(私の名前)!俺と結婚しよう!」と。後半戦にシュートを決めたとき、私に向かって薬指キスのパフォーマンスをしたので、もしかして…?とは思っていたものの、驚きと嬉しさで思わず泣いてしまいました。
(彼女・32歳講師、彼・30歳スポーツ選手)
イラスト/西倉ラウラ 取材/伊藤綾香
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