季節の変わり目は、どうしてもクローゼットがごちゃつきがち。秋に備えて今のうちに収納を見直すのがベストです。オシャレのプロであるスタイリスト濱口沙世子さんのご自宅を突撃取材!たくさん持っていても整然としている、スタイリストの収納ルールとは!?
大量に所有しているからこそ「物の住所」をしっかり決める。収納はHAPPYに楽しみます
洋服も買物も大好き!“物持ち度”もいいので中々捨てられません
1.服が好きなら、いかに服を効率よく収納するか
小さな頃から大の洋服好き!母もオシャレが好きな人で、昔の写真を見ると私や姉に子供ながらオシャレをさせてくれていたなと感じます。小学校から高校まで制服のない学校に通っていたので、毎日、自分の服は自分でコーディネートしていました。実家では部屋のスペースに限りがあったので、いかに服を効率よく収納するか、棚を買ったり二段ベッドを買って下を収納にしてみたり、色々と工夫していました。洋服好きが高じてスタイリストになり、今は一軒家に住んでいて収納もぐっと増えましたが、それでもとにかく服が多い!(笑)
2.持っているもの全てが「お気に入り」
服だけでなく靴やバッグ、アクセサリーなどあらゆるアイテムが大量にあります。安いからいいやと妥協して買うことはしないので、持っているものは基本すべてがお気に入り。買物が好きなので少しは減らさないと…と思うこともあるのですが、量が多いためそれぞれの使用頻度が低く、ダメになることがあまりなくて捨て時が難しい。物持ちはかなりいい方だと思います。
3.物がたくさんあるからこそ、物の住所をきちんと決める
一軒家とはいえこれだけ大量の服をどうやって収納しているの?と聞かれることもありますが、管理の仕方はいたってシンプル。仕事で私物を使うこともあり「物が多くて探せない」というのは困るので「物の住所をきちんと決める」ことだけはしっかりと守っています。例えばカットソー類はすべて同じ引き出しにまとめ、それを白、黒、ブルー、ロゴ、というように分類して収納。ルームウェアも一軍、二軍、三軍と細かく分けています。大量だからこそ、それぞれの居場所が明確になっていることが大事。どこに何があるか、自分の頭に入っているので忙しい朝も必要なものがサッと取り出せます。
4.アイテムのしまい方にも気をつける
お気に入りのアイテムたちが傷んだり行方不明にならないよう、しまい方には気をつけています。バッグ同士がくっついて色移りするのが嫌なので、デリケートな素材のバッグはすべて布袋に入れて収納。100枚以上ある水着は迷子にならないように1セットずつジップロックに入れ、小分けにしてかごに収納しています。
5.収納用品もなるべく可愛いものを選ぶ
収納グッズは実用重視のものも一部使っていますが、基本的には可愛く、ハッピーな気持ちになるものをセレクト。誰に見られるものでもないけれど、お洒落と同様、収納も自分が目にした時に明るい気分になれるもので前向きに楽しみたいなと思っています!
教えてくれたのは…スタイリスト 濱口沙世子さん
\自他共に認める大量の物持ち派/
スタイリスト歴18年。トレンド感を絶妙に取り入れた切れ味のいいスタイリングが人気。ハッピーオーラに溢れたキャラクターで「仕事も遊びも全力投球」がモットー。今夏よりヘリンドットサイとのコラボアイテムをスタート。
取材/塚本桃子 再構成/Bravoworks.Inc