元宝塚歌劇団花組トップ娘役の華優希さんが再びCLASSY.に登場! 透明感あふれるオーラに、撮影現場も和む可憐な笑顔、そしてときどき垣間見える芯の強さ……退団後もいろいろな表情を見せてくれる華優希さんの魅力を、あらゆる角度から引き出す3つの“イメチェン”メーク&インタビューをお届け! 今回は赤リップが主役の大人メークを紹介します。
濃密な赤リップをつけこなす秘密は目元の抜け感にあり!
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[右上から時計回りに]たっぷりの潤いを抱えたリキッドが、薄膜で肌に溶け込み、みずみずしいツヤ肌を演出。ルナソル ライトスプレッドクリーミィリクイド SPF28・PA++ 全6色 ¥6,050(カネボウ化粧品) 涙や汗、擦れにも強いウォータープルーフ。ディープブラックが目のフレームをくっきり強調。キャンメイク クリーミータッチライナー 01 ¥715(井田ラボラトリーズ) 華やかな仕上がりを叶える5色で、頬の血色も立体感も思いのまま。ブルーム ミックスブラッシュ コンパクト 12 ¥4,620(ジルスチュアート ビューティ) 植物由来のオイルをたっぷりと配合し、濃密な発色でふっくらとした艶リップに。エンスロール グロス 02 ¥3,080(セルヴォーク) フレッシュなオレンジとメイクの鮮度がアップするブルーグリーンがアクセント。シグニチャー カラー アイズ 08 ¥7,700[2022年1月7日限定発売](SUQQU) 重ねてもにじまず、まつ毛の一本一本を軽やかにコーティング。今回はアイブロウマスカラとして使用。キャンメイク クイックラッシュカーラー BK ¥748(井田ラボラトリーズ) 芯先が斜めにカットされたなぎなたタイプ。落ち着いたグレーで引き締まった印象に。RMK アイブロウペンシルM 01 ¥2,200(RMK Division)
How to make-up
ミニインタビュー「“旅が続く”物語が、自分の中にもずっと流れている感覚です」
——今回のメークは、いかがでしたか?
普段のリップは、コーラル系のナチュラルな色を選びがちなので、赤いリップを取り入れるのはとても新鮮でした。いつもはアイメイクをしっかりすることが多くて、今回のメークでは口元にアクセントをもってきて目元はナチュラル、というバランスが不安だったのですが、目元に抜け感をだすことでトータルで良い具合に成立するんだなって。新しい発見です♡
——退団してしばらく経ちましたが、その後、美容や日々の習慣で変わったことはありますか?
これまでよりも美容に時間をかけられるようになりました! 在団中はとにかくむくみを取りたいとか、肌あれをなんとかしたい、という気持ちでいっぱいでしたが、最近はスキンケアの時間ごと楽しめるようになりました。前回の記事でお話した“毎日シートマスク”の習慣は今も続いています! いろいろ試していますが、最近はシカケアのマスクがお気に入りです。先日、舞台でご一緒していた明日海さんのお肌が本当にお綺麗で…近くで見てもつるんとした白い肌でいらっしゃるので、そのお肌に憧れて、毛穴ケアや角質ケアも頑張っています。
——退団後初出演となった舞台「マドモアゼル・モーツァルト」、千秋楽はいかがでしたか?
この舞台に関しては退団後の初舞台ということもあり、思い入れがとても強かったので、終わるのはすごく寂しくって…。でも、“旅が続く”物語だったからか、終わって寂しいというより、どこかに自分のなかでずっと流れていくような感覚ですね。いまだにピアノの音が聞こえたらハッとなったりします(笑)。一回一回この公演をより良くしたいという気持ちで、千秋楽も落ち着いて挑めましたが、カンパニーのみなさん、スタッフのみなさんと、このメンバーで舞台に立つことは二度とないんだ、ということが寂しかったです。
——今回の舞台は、初めての外部作品でしたね。
男性とお芝居をさせていただくこと自体が初めてで、当たり前ですが、宝塚の男役さんと男性って全然違うんだなと思いました。今回、特にたくさんお芝居させていただいたのがフランツ役の鈴木勝吾さん。鈴木さんとは、お芝居の話をたくさんさせていただきました。コンスタンツェがフランツと出会ってから子どもができるまで、舞台上ではかなりのスピード感で進んでいきますので、いかに想いを込めて、二人の関係性を濃く埋めていくか、時間の経過を感じられるような密度を見せられるか、ということを大切にしました。お芝居以外の部分でも、男性と歌うのってどんな感じなんだろうと思っていたのですが、鈴木さんがすごく優しく響く声で、寄り添ってくださいました。
>> 「マドモアゼル・モーツァルト」のお話はvol.2に続く……
Profile
華優希(はなゆうき)さん・2014年宝塚歌劇団入団。『はいからさんが通る』の花村紅緒、『ポーの一族』のメリーベルなど、少女漫画の登場人物を抜群のヒロイン力と演技力で見事に体現し、人気を得る。2019年に花組トップ娘役に就任。『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』のシャーロット・ウィールドン、『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』のビリー・ベンディックスなどを経て、2021年7月『アウグストゥス-尊厳ある者-』『Cool Beast!!』で惜しまれながらも退団。10月には宝塚時代の相手役である明日海りおさんと『マドモアゼル モーツァルト』で再共演し、大好評を得る。2022年1月よりジャパン・ミュージックエンターテインメントに所属することを発表。今後の活躍に期待がかかる。
ニット¥6,600(リゼクシー/リゼクシー 渋谷109店)イヤリング¥9,790(オクト/フォーティーン ショールーム)スカート/スタイリスト私物
■お問合せ先
RMK Division 0120-988-271、井田ラボラトリーズ 0120-44-1184、カネボウ化粧品 0120-518-520、ジルスチュアート ビューティ 0120-878-652、SUQQU 0120-988-761、セルヴォーク 03-3261-2892
フォーティーン ショールーム 03-5772-1304、リゼクシー 渋谷109店 03-3477-5098
撮影/峠 雄三〈人物〉、五十嵐 洋〈静物〉 モデル/華 優希 ヘアメーク/小松胡桃(ROI) スタイリング/村瀬萌子 取材/渋谷香菜子