【ティファニー】行先も教えてもらえず…プロポーズは完全サプライズ!マリッジは彼優先でセレクト
左手の薬指は、永遠の愛が宿る“特等席”。そこに輝く指輪は、ふたりが人生を共に歩む証でもあり、相棒のような存在。
クラシックな王道デザインから、ファッションとしても楽しめる洗練されたジュエリーまで。数ある選択肢の中から、ふたりが選んだ“たった2つ”の指輪には、かけがえのない物語が込められています。
プロポーズの瞬間、指輪を選ぶ時間… 一生に一度のその時を、ふたりはどう迎えたのか。どんな想いを託したのか。今回はCLASSY.リーダーズ・宮嵜眞衣さんに、ブライダルジュエリーにまつわるリアルなストーリーを語っていただきました。
PROFILE
宮嵜眞衣さん/ 丹野裕鵬さん(31歳・会社員/32歳・会社経営)
友人の紹介がきっかけで出会ったふたり。当時は関係が進展しなかったものの、後日クリスマスパーティで再会し、意識し合うように。2023年2月に交際を開始し、11月にプロポーズを受け、婚約。翌年1月に入籍。現在は息子さんにも恵まれ、3人で暮らしています。先日、LAで子連れ海外旅行デビューを果たしたそう。
当日の朝まで行き先も秘密!完全サプライズのバースデー旅行先でプロポーズ
——Tiffany & Co.「トゥルー エンゲージメント リング ラウンド ブリリアント カット ダイヤモンド & プラチナ ダイヤモンド バンド」
プロポーズが行われたのは、眞衣さんの30歳の誕生日。
誕生日は3泊4日のサプライズ旅行!とだけ言われていて、行き先も秘密。「暖かいか、寒いかだけ教えてと言っても頑なに教えてくれませんでした(笑)」と眞衣さん。
当日の朝、渡されたのは函館行きのチケット。
「11月だったのでコンビニで急遽、ニット帽・カイロ・手袋を購入しました」(眞衣さん)
2人での北海道旅行は初めて。4日間をかけて函館〜札幌を回りました。
プロポーズは初日の函館で。五稜郭で美しい夜景を見てディナーを楽しんだあと、ホテルのお部屋に戻ったタイミングでした。花束と指輪、お手紙を読んでプロポーズしてくれたそうです。
「もしかして…と期待はしていたのですが、いざ目の前で言葉を聞いていたら嬉しくて感動。思わず涙がこぼれました」(眞衣さん)
婚約指輪のセレクトは完全に彼にお任せ。それまで一緒に指輪を見に行ったこともなく、贈ってくれた指輪は眞衣さんの指には少し大きかったそう。後日、サイズ調整と一緒に婚約日を刻印しにブティックに足を運びました。
「付き合いはじめの頃に、選んでくれたものなら何でも嬉しいと伝えていました。こっそり似合うと思う指輪を探してくれていたみたいで、最終的にはリングの華奢さが決め手になったそうです。デザインも合わせやすくてお気に入りですが、私のために選んでくれたという過程が嬉しく、宝物です」(眞衣さん)
結婚指輪は、“彼に似合うリング”を最初に探しました
婚約後、結婚指輪探しをスタート。婚約指輪は眞衣さんに合うものを選んでくれたから、結婚指輪は夫・裕鵬さんが気に入るリングを探したい!と眞衣さんから提案したそう。
ブティックを見て試着する中で、裕鵬さんの手にしっくりきたのが「ティファニー トゥギャザー ミルグレイン バンド リング」だったと言います。
眞衣さんも同じくティファニーで試着し、「ティファニー ソレスト ハーフ エタニティ リング」 に決めました。
「ダイヤを内側にするとシンプルな見た目になり、シーンを選ばずに利用できます」(眞衣さん)
毎日着けたいからこそ、扱いやすさも重視したそう。ハーフエタニティタイプだと手のひら側は地金のみ。家事や育児をする場面でもこれなら!と納得して選びました。
眞衣さんは、結婚した時に受け継いだお母さまの結婚指輪と重ねて毎日愛用していると語ります。華やかなシーンでは間に婚約指輪を挟むこともあるそう。
「ネックレスは育児中だと着用が難しく、ピアスの穴は開けていなくて。今の私の気分を上げてくれるのは、手元のリングの輝きです」(眞衣さん)
節目に一つずつ増やして、これからも思い出を重ねていきたい
息子さんを出産した時にも、プッシュギフトとして「ティファニー ノット リング」をリクエストしたそう。
「思えば、20歳の頃に親から贈られたのもティファニーでした。私にとって人生の節目に、いつもときめきをくれる大切なブランド。これからも思い出を1つ1つ重ねていきたいです」(眞衣さん)
結婚指輪選びは、パートナーの気持ちも大事
そんな眞衣さんに、後悔しないブライダルジュエリー選びのコツについて尋ねると…
「婚約指輪は贈られるものですが、結婚指輪は夫婦で長く着けるもの。旦那さんの気持ちも擦り合わせることが大事かなと思います。メンズはシンプル、という先入観を持たずに色々なデザインをトライしてみると好みが見えてくるはず。お互いに本当に素敵だと思えるものを身につけられるといいですよね」(眞衣さん)
男性は生涯で指輪を1本しか持たない方も多いといいます。そのたった1本を一緒に選ぶことができるというのも夫婦だからこそ。ぜひ二人のように楽しみながら、それぞれの心からのお気に入りを見つけてみてください。
取材・編集/飯室 紗季
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