【カルティエ】〝パカッ〟はハワイのビーチで!卒花に聞くブライダルリングの選び方

左手の薬指は、永遠の愛が宿る“特等席”。そこに輝く指輪は、ふたりが人生を共に歩む証でもあり、相棒のような存在。

クラシックな王道デザインから、ファッションとしても楽しめる洗練されたジュエリーまで。数ある選択肢の中から、ふたりが選んだ“たった2つ”の指輪には、かけがえのない物語が込められています。

プロポーズの瞬間、指輪を選ぶ時間… 一生に一度のその時を、ふたりはどう迎えたのか。どんな想いを託したのか。今回はCLASSY.読者・磯部七海さんに、ブライダルジュエリーにまつわるリアルなストーリーを語っていただきました。

PROFILE
磯部 七海さん/史弥さん(27歳・監査法人勤務/28歳・商社勤務)

2021年6月にマッチングアプリで出会い、1ヶ月後に交際を開始したふたり。2023年10月に婚約、翌年3月に入籍。現在は夫・史弥さんの駐在先であるトルコで海外生活を送っています。休日はヨーロッパ旅行や共通の趣味であるテニスを楽しむというアクティブなカップル。

念願だったハワイ旅行のフィナーレを飾った、海辺のプロポーズ

プロポーズは、ずっと行きたかったハワイ旅行中。カハラリゾートに宿泊する夜のことでした。
半年前から計画を重ねて、1週間程滞在。ホテルも転々とし、最後の2泊をカハラで過ごすことにしていました。

ディナーを楽しんだ後、海風にあたりながら散歩しようという彼の提案でプライベートビーチへ。海に囲まれた島の先端に到着すると、「手紙を書いてきました」と史弥さん。

「まっすぐな想いと結婚してくださいという言葉と共に、膝をついて指輪の箱をパカッとしてくれました」(七海さん)

実は旅行の3ヶ月前、7月に誕生日を迎えていた七海さん。2人の交際2年記念日も重なっていたのでプロポーズがあるなら7月!と構えていたこともあり、この時は、ようやく言ってくれた!と感動の気持ちもひとしおだったそう。

「指輪はだいたいのイメージだけを伝えてお任せしていたのですが、ひと目見た瞬間に、可愛い!と胸が高鳴りました」(七海さん)

彼がサプライズで用意してくれた、“エタニティリングに合うシンプルデザイン”

—— Cartier 「1895 ソリテールリング」

婚約指輪は具体的なイメージを持っていなかったのですが、結婚指輪はエタニティリングにしたいと思っていて。なので彼にはエタニティリングと重ね付けできるシンプルなものがいいと伝えていました。

華やかな場所に限らず、普段遊びに行く時にも毎回つけていける絶妙なサイズ感が気に入っています。結婚指輪との相性も抜群で、まさに思い描いていた理想通りの婚約指輪を贈ってくれました。

「仕事終わりに一人でブティックを何軒も巡って選んでくれた彼に感謝です」(七海さん)

「付き合って2回目のクリスマスプレゼントに選んでくれたのもカルティエ ダムールのネックレスでした。2人にとって思い出深いブランドを選んでくれたことで、より一層、大切にしたい気持ちに」(七海さん)

毎日身につけたい結婚指輪は、“3つの条件“を基準に探しました

結婚指輪は EXELCO DIAMOND 「Dispersion」

気分が上がるキラキラしたデザインながら、いざとなればサイズ直しも可能な「ストレートのハーフエタニティリング」に絞って指輪探しを開始。

絞ったとはいえ、どのブランドにもあるデザインなので最初は選び切れるか心配でした。でもある時、改めて“毎日、そして永く愛せるものってどういう指輪だろう“と実生活に照らし合わせて考えてみたら、指輪に求める条件がはっきりしたんです。と語ります。

「①アフターケアが充実している ②石が小さすぎない ③ひっかかりがない この3点を基準に選ぶことにしました」(七海さん)

 

求める指輪像が明確になったことで、オンライン上でも探せるように。そしてインターネット検索でEXCELCO DIAMONDを知り、運命のリングに出会います。

実際に店舗に足を運んで、試着した瞬間「これがいい!」と感じました。と七海さん。

「永久保証サービスがあり、サイズ直しやクリーニング、歪み直しといったメンテナンスが無期限で対応可能というアフターフォローの良さも決め手になりました」(七海さん)

結婚式もハワイで。透き通った青空の下、彼が選んでくれた婚約指輪と自分で選んだ結婚指輪がぴったりと重なって煌めく、お気に入りの一枚だそう。

「婚約指輪との相性は抜群。他の手持ちのリングと合わせても華やかになるので、毎日愛用しています」(七海さん)

普遍的なデザインこそ、理想の条件を追求して

最初は試着したことのあるリングの中から指輪を決めようと考えていた七海さん。しかし、実際には検索して見つけた先に、運命のリングとの出会いが待っていました。

「どれも素敵なので本当に悩みましたが、心から納得のいくリングは試着した瞬間にこれだ!と思えました。私の場合は条件をクリアにしたからこそ、オンラインでも探せるようになり選択肢が広がりました。欲しいデザインが決まっていても、改めて”どんな風に愛用したいか”を実生活に重ねてみると、より細かい理想が見えてくるかも」(七海さん)

シンプルなデザインや普遍的なデザインこそ、選択肢が多く迷ってしまいがちですよね。好みのデザインはもちろんのこと、身につけたいシーンに合う条件を見極められる冷静さもまた、たくさんの指輪の中から一生モノを選ぶうえで大切な要素かもしれません。

取材・編集/飯室紗季

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表紙モデル:堀田 茜