初心者でも失敗しない「アジフライ」の作り方【和食の基本】|おうち時間で花嫁修業

この外出自粛期間、料理にハマり始めた人も多いのでは?今こそ、基本のテクを再確認するチャンス!今回は、「魚を揚げる」という和食の基本が詰まった「アジフライ」を作ってみましょう。フライの仕方を覚えれば、レシピの幅も広がるはず!

今回作る「基本の献立」はこちら!

初心者でも失敗しない「アジフライ」の作り方【和食の基本】|おうち時間で花嫁修業

主菜
アジフライ
副菜
じゃがいものオランダ煮
なす田楽

揚げ物は大きく分けて3種類。何もつけずに揚げる「素揚げ」、粉をまぶして揚げる「から揚げ」、衣をつけて揚げる「衣揚げ」です。素材の持ち味を生かすためには、新鮮な素材をきちんと下ごしらえすることが大切。
また、失敗せずにカラッと揚げるには油の温度は170度前後がおすすめです。
サクサク衣のあじフライに、オランダ煮となす田楽を添えて、バランスのよい3品に。

1. 主菜「アジフライ」

ちょっと難易度は高いけれど、背開きに挑戦してみましょう!

材料 2人前

あじ ─ 2尾
塩・こしょう ─ 各少々
小麦粉 ─ 適量
溶き卵 ─ 適量
パン粉 ─ 適量
揚げ油 ─ 適量
〔付け合わせ〕
・キャベツ ─ 適量
・プチトマト ─ 適量
・レモン ─ 適量

2. 副菜①「じゃがいものオランダ煮」

油を使って煮たり、 揚げたりする料理を「オランダ煮」と称します。

材料 2人分

じゃがいも(小芋) ─ 400g
牛バラ肉 ─ 100g
アスパラガス ─ 2本
サラダ油 ─ 大さじ3
塩・こしょう ─ 各少々
A
・だし汁 ─ 200㏄
・砂糖 ─ 大さじ1
・みりん ─ 大さじ1
・醤油 ─ 大さじ1
・塩 ─ 小さじ1/3

作り方

1.じゃがいもは皮つきのまま水洗いし水気を取る。牛バラ肉は食べやすい大きさに切り、塩・こしょうをふる。アスパラガスは根元の硬い部分を切り落とし、はかま(節にある三角形の部分)をそぎ取り、4㎝長さに切る。

2. 鍋にサラダ油を入れて熱し、じゃがいもを加えて中火で5分ほど炒める。

3. 2に牛バラ肉を入れ、Aを加えて沸騰させ、落とし蓋をして10分ほど煮る。落とし蓋を取り、アスパラガスを加えて3分ほど煮る。器に盛る。

3. 副菜②「なす田楽」

豆腐やこんにゃく、 野菜などに味噌をかけた料理です。

材料 2人分

なす ─ 2本
青じそ ─ 2枚
サラダ油 ─ 大さじ2
生姜(みじん切り) ─ 小さじ1
白ごま ─ 適量
A
・赤味噌 ─ 大さじ3
・砂糖 ─ 大さじ2
・だし汁 ─ 大さじ2
・みりん ─ 大さじ1

作り方

1. なすはへた周りにあるがくを切り落とし、縦に薄く皮をそぐ。

2. フライパンにサラダ油を入れて熱し、なすを入れて蓋をして中火で5~6分ほど蒸し焼きにする。

3. 小鍋にAを入れて中火で2~3分練り、火を止めて生姜を加えてひと混ぜする。

4. 2のなすに縦に1本切り込みを入れ、青じそと3を詰める。器に盛り、白ごまをふる。

POINT

なすの皮を薄くそいで平らにし、

なすの皮を薄くそいで平らにし、座りをよくします。

教えてくれたのは...田中伶子先生

田中伶子クッキングスクール代表。全国料理学校協会理事、東日本料理学校協会副会長、NPO日本食育インストラクター協会理事。福岡女子大学卒業後、1964年に料理教室を開設。家庭料理の基礎から食のプロ養成まで指導にあたるほか、TV番組の出演や雑誌の執筆、食品・流通・広告会社等での商品企画、講演会など幅広く活躍中。

取材/首藤奈穂 撮影/馬場わかな スタイリング/佐々木カナコ、来住昌美 調理アシスト/中村奈津子、戸嶋幸江、杉本涼子、戸崎小百合、廣瀬弘子 再構成/CLASSY.ONLINE編集室

※この記事は『結婚できる和食教室』(光文社刊)を再構成したものです。
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表紙モデル:山本美月

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