彼女をはじめ、周囲の人たちには絶対にバレないようにする浮気カップル。そんなカップルたちは、普段どういったLINEを送り合っているのでしょうか? 今回は、“浮気カップルがコッソリ送り合っている浮気LINE”を特別に見せてもらいました!
まるで本当のカップル気取りのようなLINEから、ただひたすらイチャイチャしているLINEまで、二人を取り巻く環境によって、さまざまな内容がありましたよ。
1.合鍵を渡した後に…Aさんの場合
浮気男「合鍵渡してくれてありがとう!」
Aさん「いえいえ~♡彼女とケンカした時はいつでもおいで♡」
浮気男「ケンカしなくてもいつでも行きたい!(笑)」
Aさん「(笑)いつでも来ていいよ♡」
一人暮らしのAさんと、彼女と同棲中の浮気男。まるで本当のカップルのようなやりとりです。浮気男は、本命の恋人とうまくいっていないからこそ、二番目の女性とカップルらしいやりとりをして、心を満たそうとしているのでしょう。
Aさんは、浮気男に求められたくて、合鍵を渡してしまったのかもしれませんが、浮気男の帰る場所は、やはり彼女と住む家。合鍵を渡したからといって、浮気男が本当に家に来るとも限りません。求められるために色々と尽くした挙句、都合の良い女になってしまわないようご注意を。
2.彼を独占していたのは私…Bさんの場合
Bさん「遅くまでありがとう! 彼女さん大丈夫そう?」
浮気男「相変わらずうるさいよ! でもたぶん大丈夫!」
Bさん「遅くまで○○くんのこと独占しちゃってすみません(笑)」
浮気男「本気で謝る気ないでしょ(笑)俺もだけど」
彼女に内緒で、夜までデート。濃密な時間を過ごせたことで、すっかり調子に乗っている浮気カップルのLINEです。
このやりとりで注目したいのは、Bさんが、彼女のことを下に見るようなマウント発言。文字では「すみません」と謝っていますが、説得力はまるでありません。
浮気カップルのLINEでは、こうした彼女へのマウント発言がちょくちょく出てきます。それは、それだけ彼女の存在を意識しているという証。どんなにラブラブなやりとりをしていても、彼女がいる限り、自分は二番目。それが浮気というものです。
3.ツーショットはダメでも…Cさんの場合
Cさん「今度ツーショット写真撮りたいな♡」
浮気男「えー? バレたら面倒だからダメ」
Cさん「スマホにロックかけとけばバレなくない?」
浮気男「彼女鋭いから暗証番号割り出してきそう(笑)証拠は残さないのが一番!」
Cさん「えーでもー……」
浮気男「今度会ったときにたくさんしてあげるから! それじゃダメ?」
Cさん「わかったー(泣)」
ツーショット写真を撮りたがるCさんと、「面倒だから」「彼女が鋭いから」などと、理由を付けてのらりくらりとかわす浮気男。確かに、証拠がなければ「浮気をしている」と疑われても言い逃れできる可能性が高まります。しかし、だからといって、浮気して良いということにはなりませんよね。
さらにCさん側は、浮気男に「たくさんしてあげる!」と言われたことで、ツーショットを断られたことを許している様子。すっかり「次に会うのが楽しみ♡」になっているのでしょうね。
しかし、浮気男からすると「誤魔化しやすいから都合良く扱いやすい」と思われている可能性も。たった一通のメッセージで、簡単にのせられてしまうのは危険です。
4.ひたすらイチャイチャ…Dさんの場合
Dさん「にゃん♡」
浮気男「かわいいね!」
Dさん「○○くんも!にゃんにゃん♡」
浮気男「何?」
Dさん「会いたいにゃ♡」
浮気男「もう少しいい子で待っててね!」
Dさん「にゃー♡」
浮気男「いい子だね♡」
“ご主人様と猫ごっこ(?)”を楽しむ、浮気カップルのLINE。ただひたすらイチャイチャしているだけの内容に、吐き気がします。本人たちだけが楽しいやりとりですね。
普段なかなか会えないからこそ、LINEではとことん甘々なやりとりをしている浮気カップルは少なくありません。しかし、お互いに本音ではどう思っているのか定かではありません。
Dさんは本気で甘えているのかもしれませんが、そんなDさんのノリに合わせている浮気男は、どう思っているのでしょう。もしかすると本心では、「向こうから連絡が来た時に、適当に相手をしておけばいい」と思っているかもしれません。
表面上では欲しい言葉をくれたとしても、実際にどう思っているのかは不明。文章から安易に自分の良いように判断して信じ込まないよう、注意が必要です。
いかがでしたか? もしこれが、普通のカップルが送り合っている内容なら、まだ微笑ましく感じるかもしれません。しかし、浮気カップルが送り合っているとしたら話は別。
どんなにカップルらしいやりとりをしていても、あくまで浮気関係は一時的なもの。これから先も長く続く保証はどこにもありませんし、浮気自体がそもそも許される行為ではありません。
ラブラブなLINEを送り合っている間は楽しいかもしれませんが、もう少し現実にも目を向けてほしいものですね。
文/大内千明 画像/Shutterstock(Thomas Andreas、wavebreakmedia、Stock-Asso、Foxy burrow)