スタートしたばかりの鎌倉生活で迎えた新たな家族が喜びに
佐藤由比乃さん(オルネ・ド・フォイユ スタイリスト)
引っ越してからわずか2カ月とは思えないほど、日々の暮らしが息づいているお二人の住まい。2022年9月に入籍、翌年7月に挙式した由比乃さんと悠二郎さんが新居を構えたのは鎌倉市内。南東向きの窓から明るい光が差し込むリビングダイニングと、二人で作業をするにも十分な広さのキッチンがお気に入りの点だそうです。
転居前から二人で暮らしていたため、買い足した家具は「憧れの一品でした」と由比乃さんが語るダイニングのYチェアをはじめ、ごくわずかとのこと。使い慣れたアイテムばかりだからこそ、新しい空間にもしっくりと馴染んでいるのかもしれません。すっきりと落ち着いたトーンの中で、お気に入りの雑貨やオブジェ、生き生きとした花がアクセントになっています。
「新居にはペットOKが譲れない条件でした」と口を揃えるお二人が家族として迎えたのが、ちょっぴりシャイな姉妹猫です。もともと、職場の猫好きスタッフで活動している〝オルネコ部〟にも携わっている由比乃さん。愛猫グッズも準備万端!新しい家族の存在が、これまでの二人暮らしに楽しい変化を与えてくれそうです。
「好き」がたくさんつまった場所で明日からの元気を蓄えます
【Living】
ゆったりとしたダイニングテーブルに、以前より愛用していた無印良品のペーパーコードアームチェアと、新たに加わったハンス J.ウェグナーのYチェアを配して。「友人たちを招けるように」と、転居して買い足したのは椅子ばかりだそう。
【ON THE SIDE BOAD】
空間のアクセントになるアイテムをディスプレイしたワンコーナー
メインフロアで最も目に留まるコーナーに配置したアンティークのサイドボードには、お気に入りのアイテムや季節感のある雑貨をディスプレイ。「背負った稲穂が縁起が良さそうで」と飾られた「わら馬」は、二人の干支モチーフでもある。
【FLOWERS】
自分の機嫌を良くするために、部屋に花々を
ダイニングテーブル、キッチンカウンター、ソファのサイドテーブルと、部屋の所々に花を生けて。「気持ちが明るく元気になるので、生活にお花は欠かせません」
【LIGHTS】
大好きなイサム・ノグチの照明を一つずつ揃えて
和紙を通した光が温かく灯る、彫刻家のイサム・ノグチが手掛けた照明「AKARI」シリーズ。スタンドは佐藤さんが独身時代に購入したもの。その後、リビングとダイニングにペンダントライトが加わった。
【WITH CATS】
新しい家族のために愛猫グッズもこだわりを
保護猫だった姉妹の「こ まち」と「おふく」。おしゃれなトイレカバーや爪とぎなど、猫 好きスタッフが多い「オルネ・ド・フォイユ」のオリジナル。愛猫家は「オルネコ部(Instagram:@orneko_bu)」を要チェック。
【PROFILE】
◼︎佐藤由比乃さん(オルネ・ド・フォイユ スタイリスト)
不動前に店舗を構えるインテリア・雑貨ショップ「オルネ・ド・フォイユ」に勤務し、オンラインショップの商品撮影やイベントのスタイリングなどを担当している。
撮影/佐藤顕子 取材/首藤奈穂 再構成/Bravoworks.Inc
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