2024年1月にデビュー7周年を迎え、BEST ALBUMをリリースするTHE RAMPAGEの「まこいつ」コンビに直撃! 2作同時発売するアルバムの見どころや制作に懸ける思いなどを聞いた前回に続き、今回はメジャーデビュー7周年を迎えた今現在の心境やメンバーへの思いを聞いてきました。
知り合ったころは物静かなタイプだったけれど…デビュー7周年で変わったなと思うメンバーは?
―今年1月でメジャーデビュー7周年を迎えた皆さん。長い年月を一緒に過ごしてきた中で、一番変わったと思うメンバーは誰ですか?
長谷川さん:変わったメンバーといえば龍かな。
藤原さん:そうだね。
長谷川さん:10年以上の中で、知り合ったころは物静かなタイプ。
藤原さん:あまり自分を表現したりするのは得意じゃなくて、自分から発言するタイプではなかったからね。
長谷川さん:16人もいるからどう個性を出すかはみんなの課題ではあったと思うけど、ここ数年で龍はMPC(ビートを作る機器)を使って、自分でビートメイクを始めたんですよ。THE RAMPAGEに足りないものは何か自分で研究して、そこで自分らしさが輝く場所を見つけた気がします。そこからアーティストとしてさらに磨きがかかったし、どんどんアウトプットできる人間に変わっていく、そんな過程をずっと近くで一緒に過ごせたのはうれしかったです。
「洗練されていて、ブレない」長谷川さんが考える“ずっと変わらない”メンバーとは?
―では、反対に7年間で変わっていない人は?
長谷川さん:これはもう、樹さん一択。
藤原さん:え、俺(笑)?
長谷川さん:出会った時からずっとダンスが上手くて。「下手だった時代って、あったの? 」っていつも思うんですよ。
藤原さん:いやいや、あるよ。
長谷川さん:知り合った頃からスタイルも決まっていて、洗練されている。ブレない感じ。変わらないってすごいことだなって思っています。人って環境が変われば変わることもあるし、もちろん樹さん自身からすると自分の中で変わっていることもあると思うんですけど、一緒にいて感じるのは本当に芯がブレない! そのために努力したり気をつけたりしていることってあるんですか?
藤原さん:努力というか…そもそも、僕は芯がない人が嫌いなんです。
長谷川さん:ズバッと言いましたね(笑)。
藤原さん:(笑)。それがあるから、自然と自分がブレないように心がけているかもしれないです。
ファン投票で選ばれたベストアルバム収録曲、意外だったのは…
―今回のベストアルバムはファン投票によって収録曲が決まりました。決まったラインナップを見て、どうでしたか?
藤原さん:『100degrees』が入っていて、うれしかったです。
長谷川さん:これは強いよね。
藤原さん:うん、やっぱりね。ライブのセトリに必ず入れるし、去年のツアーではライブの一番ラストでパフォーマンスしてブチ上げた曲。それにファンの皆さんもついてきてくれて、うれしいなっていつも思うんですよ。なので、これは上位に入っていて予想通りでした。意外なものでいうと『INTO THE LIGHT』かな。この曲、そんなにライブでやっているわけでもないよね?
長谷川さん:あんまりやってないですよね。そう思うと、ちょっと意外かも。
藤原さん:『Can’t Say Goodbye』とか『MY PRAYER』は納得って感じがします。選んでもらった楽曲を見て、自分たちの曲に対するファンの皆さんの思い入れみたいなものも感じられて、面白かったです。皆さんのお気に入りが1枚になったアルバムなので、ぜひたくさん聴いてもらいたいですね。
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撮影中もインタビュー中も息ぴったりだった「まこいつ」コンビのふたり。アルバムの魅力について教えてくれたインタビューに続き、藤原さん&長谷川さんの“ウェルビーイング”について掘り下げたページも公開予定! CLASSY.公式SNSでは、撮影中の様子をチラ見せする動画も公開します。ぜひお楽しみに♡
BEST ALBUM『16SOUL』&『16PRAY』
2月14日(水)リリース!
グループ初となるBEST ALBUM『16SOUL』&『16PRAY』が2作同時発売。各アルバムには、ファン投票により決定した16曲+リード曲の全17曲を収録。UPベスト『16SOUL』の1位は初の全国ツアーのキックオフ・ソング『100degrees』。デビュー前に制作した楽曲『GO ON THE RAMPAGE』から2023年に発売したシングルの『16BOOSTERZ』や『Summer Riot ~熱帯夜~』など、ライブで盛り上がる定番曲が収録される。 MID & BALLADEベスト『16PRAY』の1位は『Can’t Say Goodbye』。このほかYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」でも歌唱した『MY PRAYER』や『Starlight』など、スリボの伸びやかな歌声が映えるミドル&バラードテンポの楽曲が収められている。
撮影/tAiki 取材・文/石津愛子 構成/宮島彰子(CLASSY.ONLINE編集室)