9人体制になった超特急が語る! グループの新たな魅力とメンバーのトリセツ【タクヤ・タカシ・シューヤ編】

史上初メインダンサー&バックボーカルで活動する大人気グループ・超特急が、3月22日(水)にフルアルバム「B9」をリリース! 昨年オーディションを実施して新メンバー4人が加入し、9名体制としてはCLASSY.ONLINEに初登場。新しい環境に飛び込むことが多いシーズン、新体制となった超特急のメンバーが“NEW”をキーワードにクロストーク。本日は、タクヤさん&タカシさん&シューヤさんのチームが登場します!

新メンバーと打ち解けるために、工夫したことは?

タクヤ「ぶっちゃけ僕は、未だに何がいいのかわかってません(笑)」

―3、4月は新しい環境に飛び込
左から:シューヤタクヤタカシ

―3、4月は新しい環境に飛び込む人が多いシーズン。“NEW”というキーワードでグループトークをお願いします。新メンバーが加入して9人体制になった訳ですが、すぐになじめましたか? 新しいメンバーと関わるなかで、工夫したことなどはありますか?

タクヤさん(以下タクヤ):僕は未だに分かってないですね。

タカシさんシューヤさん(以下タカシシューヤ):(笑)。

タクヤ:というのも、この業界に入ってから、目上の方にお世話になることが多かったんですよ。スターダストのグループって、芸人さんみたいに上下関係がそこまで厳しくないし、そこまで会う機会も多くない。そういう理由もあって、年下に対しての交流の仕方や近寄り方って、分かんなくて(笑)。ただまあ、寄ってきてくれれば、それなりのことはしますけど、っていうスタンスなので、あんまり僕は分かっていないです。どう?

タカシ:僕はすごく人見知りで、自分から話しかけたりすることが、正直そこまで得意じゃないんですよ。一貫して気をつけていることは、周りをしっかりと見ることですね。これまでは、自分自身に精一杯で、自分だけしか見れていなかった部分がいっぱいあったんですけれど、新しいメンバーたちが入ってくれたからこそ、僕たちがしっかり見てないといけないなって、勝手に僕は思っています。そのおかげもあってか、うまく関わろうって思ってやっている訳じゃないけれど、上下関係とか、今までいたから&新しく入ってきたからとか関係なく、お互いをリスペクトするスタンスで日々過ごせています。僕なりのうまく関わっていくためのひとつの秘訣なのかなって思っています。

シューヤ:1桁号車のメンバーとは、タカシくん以外みんな年が同じで、すんなり打ち解けたんです。さっきタカシくんも言ってたんですけれど、僕は基本的にメンバーには尊敬というか、ここがすごいなっていう憧れを全員に持っていて。今はもう、タメ語でフランクな感じで接していますけれど、親しい仲にも尊敬できる部分がたくさんあって、仲間である以上、尊敬できる部分を大切にしていきたいなって思います。

お仕事とプライベート、ワークライフバランスはどう取っている?

タカシ「超特急のタカシと人間としての松尾太陽の配合をいつも微調整しています」

―お次はワークライフバランスに

―お次はワークライフバランスについて。お仕事とプライベートのバランスって、変わったりしましたか?

タクヤ:昔から仕事とプライベートの区別をつけない人なんです。オン・オフは付けているつもりなんですけれど、他のメンバー、とくにリョウガの話を聞くと、リョウガは仕事になると「超特急のリョウガ」になるらしくて。それがちょっと僕はあんまり理解ができないというか。否定している訳じゃないんですけれど、自分は違うな、と。僕はまあ、そのまんまなので。だからまあ、若干アラが出たりとか、するんですけれど…(笑)。でもその人間味が良さだし、それがステージにも出ると思っていて。それが全てだなとは僕の中では思っているので、そこはあんまり変えないようにはしています。でも、自覚はないけれど、変わっていたりするのかな?って、気になったりはしますね。

シューヤ:僕も仕事とプライベートで変えていることはありません! いつでも僕のままでいたいので。でも、超特急に入ってから素の自分がちょっと変わってきたような気がしていて。タカシくんって本当に天使なんですよ。心が。ボーカルチームで一緒にいることが多いので、タカシくんの影響で、言葉遣いとかどんどん柔らかくなってきていて…。あ、でもそれでちょうど良いくらいかもしれません(笑)。相当いい影響をもらっていて、もらいすぎなくらいですね。

タカシ:僕は、グループ活動においてのタカシと、人間としての松尾太陽、違う部分が多少なりともあるんじゃないかと思っています。感覚でいうと、ちょっとリョウガに近い。だけど、どっちも本当の自分だから、その中間をライブで出せるように心掛けていますね。あまりにもプライベートすぎる自分だと、一般人感が強くなっちゃって、とてもじゃないけれどステージに立てない。パフォーマンスとか歌に対して、自信がなくなっちゃうんですよ。でも、超特急のタカシだと自信を持ってステージに立てる。だけど、松尾太陽の要素がないとダメな場合もあるから、数十%配合しよう、みたいな感じで考えたりはしています。タカシと松尾太陽を調合してる感じですね。

9人体制となった超特急。新しく挑戦したいこと、教えてください!

タクヤ「野球! スパドラと交流戦したら面白そうじゃないですか?」

―新体制になって、新しい個性が

―新体制になって、新しい個性が増えた超特急ですが、グループとして、もしくは個人として、新しく挑戦したいことはありますか?

タカシ:ボーカルが2人になったからこそ、例えばボーカルだけでツアーやライブをやってみることもできるだろうし、今後あえて1桁号車と2桁号車をユニットみたいな感じで分けてみたり…。そういうことも1つの企画として面白いんじゃないかなって思います。そういう色んな見せ方が、メンバーが増えたからこそ変えられるので、やってみたいなって思います。

タクヤ:野球がしたい(笑)! 野球って、9人じゃないですか。うちには元野球部のマーくん(※マサヒロさん)がいるので。マーくんがすでにポジション決めてくれているんです。自分がどこのポジションだったかは忘れちゃったんですけれど、スパドラあたりと野球で交流戦、やりたいですね。

シューヤ:タカシくんとかぶるんですけど、自分たちのライブ企画で、1桁号車・2桁号車で分かれたり、逆にボーカルが入れ替わったり、面白い企画がやりたいなと前から話していて。ボーカル1人にダンサー3人とかでも面白いし、ボーカル2人にダンサー3人でもいいし、9人だからこそ無限の可能性があると思っています。

メンバー同士、お互いのトリセツを教えてください!

シューヤ「タクヤくんは、朝は話しかけちゃダメ。タカシくんは思考を推測すると面白い!」

―次は、お互いにメンバーのトリ

―次は、お互いにメンバーのトリセツを教えてもらえますか? まずは、タクヤさんの取り扱い説明書をお願いします。

シューヤ:朝はローテンションなので、話しかけない方がいい。朝、弱いんですよ、たぶん。スロースターターなので、「ウェイ!」って話しかけるよりもサラッと「おはよ」くらいのテンションから徐々にコミュニケーションをとったほうがいいです。

タクヤ:(笑)。分かんないよ、ハイテンションで話しかけられたら喜ぶかもしれないよ?

シューヤ:本当に? テンション低めで「おはよ…」って返されて会話が終わりそうじゃない?

タカシ:タクヤは、スケジュールに「13時に昼食です」「18時に夕食です」って書いたとしたら、絶対にその時間に食事を与えてあげてください。押したり巻いたりすると、あの…とにかくご飯はかなり大事です。早くなるのはいいかもしれないんですけど、遅くなるのは絶対にダメ。

タクヤ:ファンの皆さんも知っているんですけれど、お腹が空くと機嫌が悪くなるんですよね。

タカシ:そう。それはちゃんと守ってあげてほしい。注意マークで書いておいてください。

―ではタカシさんのトリセツ教えてください。

タクヤ:タカシは本当に分かんない。シューヤより、分かんないかも(笑)。10年以上一緒にいるのに。タカシって、タカシなんですよね。タカシ自身の中身が全然分からないので、知りたいです。タカシっていう人間がどんな人間なのか、こういう時はどう思っているのか、本当にわからなくて。何か食べてる時に「お〜おいしいな〜」とか1人でぼそっと言ったりするんですよ。こっちに伝えてるか・伝えていないか、どっちなの!?って思ってる。ちっちゃい声でぼそっと言っていて、そのおどおどした感じがタカシだなって思うんですけど、まだ説明書が書けない。未確認生物(笑)。

タカシ:生態がね、明かされ切れていないよね(笑)。

タクヤ:でもやっぱシューヤがさっき言った通り、天使。中身は優しさの固まりなので、すごくそこは尊敬できる部分ですね。

シューヤ:タカシくんは、僕が今まで出会ってこなかったタイプの人なんですよ。タカシくんのトリセツは…顔とか仕草とか行動を見て、「あ、今こう思っているんだろうな」って、タカシくんの思考に対して推測を立ててください。合っているかは分からないですよ? でも自分なりに解釈をしていくことで、タカシくんの考えていることが見えてくるんじゃないかなって思っています。

―シューヤさんのトリセツはどうでしょうか?

タクヤ:シューヤは、人懐っこいタイプです。誰にでも話しかけにいくし、すごく素敵だなと思ったのは、些細なことなんですけど、楽屋とか控室って大体荷物を置く場所が自分の定位置になるじゃないですか。だから休憩のときって、同じ場所に座ると思うんですけど、シューって色んなところに座っていて、色んな人と話しているんです。それってすごく大事だなと思うし、素敵だなと思う。その人懐っこさや可愛げのある部分がすごく素敵だなと思います。あとは、黒とかシルバーのものを与えときゃ喜びます。

シューヤ:あはは!

タクヤ:なかなかお金がかかるけどね(笑)。

タカシ:シューヤは失くし物と落とし物が本当に多いから、彼がどこかを立ち去る時は、ちゃんと周りを見ておいてあげてほしいです。

シューヤ:あははははははは!

タカシ:僕はこの半年でめっちゃ見てきています。現場にピアス落として未だに見つかっていなかったり、携帯を落とすのも何回も。なんやったら携帯を落として画面が割れているのも見てきているので、本当に注意して見てあげてください。

新アルバム、注目ポイントはどこですか?

タカシ「すべての曲に愛情を注いでいるので、聞いてくださる方々にも沢山愛してもらえたら」

―最後に、新しいアルバムについ

―最後に、新しいアルバムについて、お話しを伺いたいです。今だから言える制作の裏話はありますか?

シューヤ:ほぼ全曲と言っていいくらい、とにかくキーが高い。ボーカル2人とも高い声が出せるので、ハイトーンを歌えるからこそできるコーラスがふんだんに組み込まれているので、ぜひそこにも注目してもらいたいですね。

タカシ:ビジュアルを見ていただいても分かるように、とにかくカッコいい。“Cool&Stylish”をテーマに掲げて挑戦している楽曲も沢山あります。リード曲の「MORA MORA」に関しては、一回レコーディングが終わっていたんですけれど、もっといいものが作れそうだなって音楽制作チームの方と話し合って、もう一回録り直しました。一曲一曲に対してすごくこだわらせてもらっていて。だから、どの曲が一番好きですか?って聞かれると、正直困っちゃうくらい。すべての曲に愛情を注いでいるので、聞いてくださる方々にも沢山愛してもらえたらいいなと思います。

シューヤ:「Together As One」っていう楽曲は、タカシくんと僕の提案でコンセプトの方向性を当初の予定から変えた曲で。「僕たちはこう思ってる」という意見を制作チームが汲んでくれて、僕たちの意志もしっかり込められた。全部に愛が詰まってる感覚がありますね。

タクヤ:本当にボーカルの2人はよく頑張ってくれたと思います。あの短期間の中、ここまで仕上げてくれて、すごく素敵な曲たちやかカッコいい曲たちが沢山あって、すごくワクワクしています。ダンスの部分では、現時点では「MORA MORA」にしか振りがついてなくて、MV撮影もこれから。ダンスの面での制作に関してはまだちょっと先なんですが、このアルバムを提げてのツアーがあって、結構新曲も出てくるような噂をちらっと聞いたので、すごくワクワクしています。

―“一番好きな一曲”を聞かれると困ってしまうと言っていましたが、新アルバムのおすすめポイントはどこでしょう?

タクヤ:「Typhoon」ですね。一回聴いたら覚えられるキャッチーさがあるし、デモの段階よりもめちゃくちゃカッコよくなりました。ダンサーもガヤ録りという形で参加していて。AメロもBメロもダンサーがラップをめっちゃやっていて、サビもすごくかっこいいので、パフォーマンスするのが楽しみです。

シューヤ:どれかひとつ挙げるなら「シャンディ」。耳に残る歌で、歌っていてすごく気持ちいい。この曲に振りがついたらどうなるんだろうな、構成がついたらどうなるんだろうな、っていうのが楽しみな曲ですね。

タカシ:まだ挙がっていない曲でいうと「KNOCK U DOWN」。サビ含めて一番キーが高い曲だし、曲調も結構トリッキーというか。僕たち超特急のトリッキーって、今まではアップテンポの曲でいきなり静かになったり、突然アホになったり、そういう感じのトリッキーさでしたけど、この曲はカッコいいが一本軸。そのなかでいろんな曲調に変わっていく、そういうトリッキーさは、新しい挑戦だなと思っています。

超特急 5thアルバム「B9」
3月22日(水)より好評発売中!

昨年に新メンバー4人が加入し、新体制の9人で創り上げた初のフルアルバム。今作は、“Cool&Stylish”をテーマに掲げ、超特急というグループの初心に帰り、楽曲もパフォーマンスもカッコよさを全面に押し出しているのがポイント。通常盤は、表題曲「MORA MORA」や新曲「シャンディ」など、12曲を収録。初回限定版には11曲が収録されているCDの他、Blu-ray2枚も付属。オリジナルメンバー5人での最後のLIVE、新メンバー加入の瞬間、そして9名での初めてのパフォーマンスを完全収録したDisc1と、グループにとって激動の1年となった2022年を各メンバーが振り返るムービーなどが収められているDisc2がイン。詳しくは「B9」特設サイトをチェック!

https://bullettrain.jp/B9/

フォトギャラリー(全5枚)

撮影/小川健太郎(SIGNO) 取材/亀井友里子 編集/宮島彰子、平賀鈴菜(ともにCLASSY.ONLINE編集室)

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最新号 202406月号

4月26日発売/
表紙モデル:山本美月

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