SixTONES・髙地優吾さん「『ヒルナンデス!』のような昼の情報番組で、自分がいれば安心してもらえるようなタレントになりたい」【インタビュー全文掲載/完結編】
SixTONESの髙地優吾くんがついに「もしも…」企画に登場!グループの︐22年のリーダーであり、〝日々笑顔〟がモットーの彼が演じてくれたのは同じ会社で働く同期の仲間。インタビューではパーソナルな素顔や1月にリリースされたSixTONES 3rdアルバム『声』について伺いました。
笑顔って伝染すると思うんです ファンのみんなが笑ってくれれば嬉しい
――今年は舞台『夏の夜の夢』に出演するなど、個人としても活躍の幅を広げています。’23年に向けての目標や抱負はありますか?
「今年初めて外部の舞台に立たせてもらって、生の楽しさをより実感して楽しかったので、またやりたいって思いがありますね。あとバラエティ番組が好きなので、ロケが上手くなりたいってすごく思ってます。自分の感じ方ですが、ロケが上手い人ってスタジオやひな壇でも活躍できる人だと思うんです。素人さん相手でも現場の楽しさを伝えられるのは技術であって、自分にはその経験値が少ないなと思っていて…。もっとロケに出て、その技術を高めたいなって思います」
――どんな番組をやってみたいですか?
「昼の情報番組かな。『ヒルナンデス!』が好きですし、自分が家でのんびり見られる番組に自分も出たいなって思うから。バスの旅番組も見ちゃいますよね。上手く話ができて、その地域の魅力を引き出せたらと思います。そこに自分がいれば安心してもらえるような、安心材料になれるようなタレントになりたいのかな」
――髙地さんが仕事をするうえで、一番大事にしていることはなんでしょうか?
「自分のペースでやることかな。人に合わせたり人と比べたりすると、自分らしくできなくなる。周りに合わせなきゃいけないこともたくさんあるけど、しっかり自分のリズムで動くのが自分の体と精神には合ってるのかなって、今年になって気づきました。昔からおっとりした感じに見られるんですけど、内面ではやっぱり焦ったりしてたんですよ。これやんなきゃ、あれやんなきゃって追われてたり、全然ダメだって思ったり。でも自分のペースでやればいいんじゃないかってところにたどり着いた。与えられたお仕事は全力でやるけど、できないこともあるよって(笑)。やらないでできないとは絶対に言わないですよ、俺。とりあえず全力は尽くします。でもできなかったらごめんなさい、これが俺ですって。いい意味での自分勝手ですけどね。仕事するうえでは大切かなと思ってます」
――アイドルとして大事にしていることは?
「人を楽しませることですね。僕のモットーは〝日々笑顔〟なんですが、昔から自分は笑われてもいいって思う人間なんですよ。それでお客さんが笑ってくれれば嬉しい。笑顔って伝染すると思うんです。ライブ中も俺らが笑顔でやってれば、お客さんがマスク越しでも笑顔になってるのがわかるし、楽しんでくれてるのもわかる。それは自分でも意識しています。自分がファンのみんなにちょっとでも勇気や元気を与えられるんだったら、やれることは全力を尽くしたいですね」
――23年3月には29歳。20代前半の頃と考え方など変わったことはありますか?
「考え方という面では何も変わってないです。学生の頃と変わってない。スタンス的にまだまだ若いと思ってるんですよね。心は18歳で止まってるけど、変わりたいとも思ってないかな。これが俺だし、って自分を貫いちゃってます。絶対にバレてるんだけど、今から年齢非公開にしちゃおうかな(笑)。年齢ってそれくらいのもんだと思ってますね」
――バイクやキャンプが趣味でキャンプインストラクターを始め、防災備蓄管理士や温泉ソムリエの資格もお持ちです。今後やりたいことや興味のあることはありますか?
「めちゃめちゃありますね。自分でバイクのフレームを一から作りたいっていう目標があって、趣味で溶接をやりたいしチェーンソーの資格も欲しい。キャンプインストラクターも趣味ですし、防災備蓄管理士の資格を取ったのも自分の身を守るのに必要なのかなって勉強してたとき、資格があるんなら取っちゃおうかなって思ったから。温泉ソムリエも温泉が好きだから。全部、ついでです。温泉ソムリエは仕事につながってますけど、それで仕事、仕事になっちゃったら温泉が嫌いになっちゃいそうで(笑)。あくまで趣味であって、自分が好きだから知識を持っていたいってレベルなんです。それでよければお仕事でも使っていただければ、っていう気持ちですね」
Yugo Kochi
’94年3月8日生まれ 神奈川県出身 血液型A型
⚫SixTONESとして、’20年1月『Imitation Rain』でCDデビュー。個人としても活動し、ジャニーズ事務所に入るきっかけとなった『スクール革命!』は’09年よりレギュラー出演中。’22年9月には舞台『夏の夜の夢』に出演。SixTONESとして’23年1月4日に3rdアルバム『声』をリリース。同日の横浜アリーナを皮切りに全国ツアー『慣声の法則』がスタート(6都市全26公演)。
SixTONES 3rd アルバム『声』
待望の3rdアルバムが’23年1月4日発売。歓声が消えた時代だからこそ、いつの日かまた「熱い声」を聞きたい、届けたいというSixTONESの思いが詰まった作品。大ヒットシングル「共鳴」「わたし」「Good Luck!」「ふたり」に加え「PARTY PEOPLE」を含む、全3形態でリリース。
取材・文/駿河良美 再構成/Bravoworks.Inc