SixTONES・田中樹さん特別インタビュー「沖縄に別荘を建てるまで、あと3年」!?【全文掲載/後編】

SixTONESの田中樹くんがおなじみCLASSY.の「もしも…」企画に初登場!グループではラップとMCを担当し、〝爆モテキャラ〟としても知られる彼が演じてくれたのは気のおけない男友達。インタビューでは今回のテーマについて、また、昨年に続き出演する舞台『DREAM BOYS』についても伺いました。

ライブでファンと時間を共有することがアイドルの必須条件だと思ってる

――滝沢秀明さん主演の’04年初演以来、ジャニーズの先輩たちが出演してきた舞台『DREAM BOYS』。昨年に続き、チャンプ役を演じる今作にはどんな思いがありますか?
「ジャニーズ作品のなかでも好きな作品ですが、特別な思い入れを強く抱くほど、まだ深く関われてないような気もして…。亀梨(和也)くんならまだしも、まだ俺や(菊池)風磨がどうこう語るほどじゃないよなって感じつつ、今後も歴代の先輩たちのなかに田中樹の名前が残るのはありがたいなと思ってます」

――演出は昨年に続き、堂本光一さんが担当。光一さんの演出はいかがですか?
「光一さんの演出を受けるのは去年が初めてでしたが、わかりやすく的確な指導をしていただけました。去年の稽古では1回も怒られなかったし、厳しくもされなかったです」

――昨年の公演は映像化されましたね。
「まだ観てないんですが、舞台って映像にするのが難しいと思うんです。全体を見られることを前提に作ったものをフォーカスして切り取って作品にするので。お芝居や演出も映像向けではないから、もしかしたら伝わらない部分があるのか、もっと細かく伝わるようになるのか、いろいろ興味があるし楽しみです。去年観てくださった方は二度おいしいと思いますし、何より観に来れなかった方に観てもらえるのが一番のよさだと思います」

――昨年の経験を経て、今年はこうしたいというような、自分なりの課題などはありますか?
「去年の公演では周りの方から褒めていただいて、自分でも100点だと思ってるんで。去年のままやれば100点は取れるし、2年目ということでプラスαのものが加われば、120点、150点が出せると思っています」

――バラエティ番組やドラマでも活躍している田中さんが、アイドルとして大事にしていることはなんですか?
「歌って踊ることに100%の力を注ぐこと。それ以外はすべて副業というか。俺はアイドルなので歌って踊ることが本業であって、ほかの仕事はそのための手段だと思ってます。バラエティ番組で見たのをきっかけに、じゃあSixTONESの楽曲を聴いてみよう、ライブにも行ってみたいと思ってもらえるように。もちろん、本業を盛り上げるためだからこそ、ほかの仕事も全力でやらなきゃいけない。俺は、ライブでファンと時間を共有することがアイドルの必須条件だと思っているので。この姿を生で見たいって、ライブに足を運んでもらえるのがアイドルだと思ってますね」

――6月で27歳になりました。20代前半の頃と意識や考え方で変わったところはありますか?
「休みが嬉しい(笑)。今が特別に忙しいわけじゃなくて20代前半も忙しい時があったし、その頃は『仕事したい、仕事したい』って思っていたけど、休みもバランスを取るうえで大事だなと思って。以前は休みの日も家で仕事していてラップのリリックを寝ないで書いたりしてたけど、今は家で仕事は一切しない。そのほうがメリハリがついて集中しやすくなりました。休みがあることで精神や体調のバランスも保てるし、自分の状態をコントロールできるようになりましたね」

――お仕事以外で20代のうちにやっておきたいことはありますか?
「家を買いたい!(笑)20歳くらいの時からかな、お互いに沖縄が好きな友達と『沖縄に別荘欲しいね。じゃあ俺、30歳までに建てるわ』って言っていて。この間『あと3年だね』って話になりましたね。で、ちょっと調べたりしたんだけど、それなりの素敵な家を建てたいと思うとけっこう大変ですね~(笑)」

『DREAM BOYS』
’04年の滝沢秀明主演の初演以来、演じ継がれてきた『DREAM BOYS』。昨年に続きSexy Zoneの菊池風磨が主演、SixTONESの田中樹がチャンプ役を演じる。ほかの出演/紫吹淳 鳳蘭/7MEN侍(中村嶺亜 菅田琳寧 本髙克樹 佐々木大光 今野大輝 矢花黎)、少年忍者(ヴァサイェガ渉 川﨑皇輝 北川拓実 織山尚大 黒田光輝 内村颯太 深田竜生 元木湧 檜山光成 青木滉平 豊田陸人)エターナル・プロデューサー/ジャニー喜多川 演出/堂本光一
⚫9月8日(木)~9月30日(金)帝国劇場にて公演。

JURI TANAKA

’95年6月15日生まれ 千葉県出身 血液型B型
⚫SixTONESのメンバーとして’20年1月『Imitation Rain』でCDデビュー。個人としての最近の主な出演作はドラマ『うきわ―友達以上、不倫未満―』『オールドルーキー』(第3話)、舞台『DREAM BOYS』など。『オオカミ少年』などバラエティ番組でも活躍。『DREAM BOYS』’21年公演がBlu-ray、DVDとして発売中。SixTONESとしては『バリューの真実』、ラジオ『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』などに出演中。

取材・文/駿河良美 再構成/Bravoworks.Inc

Feature

Magazine

最新号 202405月号

3月28日発売/
表紙モデル:山本美月

Pickup