Sexy Zone菊池風磨&SixTONES田中樹【かけ合い・ほぼ全文掲載】『DREAM BOYS』初日会見レポート

発売中のCLASSY.10月号の誌面も大好評のSixTONES 田中樹さんがチャンプ役を演じる舞台『DREAM BOYS』が9月8日に開幕! 初日記念取材会見には主演のSexy Zone 菊池風磨さんと少年忍者のメンバー5人も登壇。撮りおろし写真とともに、会見の様子をレポートします。

‘04年1月の初演以来、歴代の

‘04年1月の初演以来、歴代のキャストによって大切に演じ継がれてきた『DREAM BOYS』。’20年から堂本光一さんが演出を務め、昨年はコロナ禍の影響で1幕構成でしたが今回は2幕に。2幕冒頭の菊池風磨さん、紫吹淳さん、鳳蘭さんによる『Sad Song』も復活し、登場人物の心情をより追及する構成になりました。
ゲネプロに続き行われた取材会見。スチール撮影では菊池さんと田中さんがカメラマン陣からの目線を求める声かけに笑ったり、ツッコミを入れたり。報道陣の笑いを誘う、和やかな雰囲気のなか会見が始まりました。まずは、初日を迎えた意気込みから。

菊池 去年に引き続き、こうしてまた『DREAM BOYS』の幕を開けることができてうれしく思ってます。コロナに対してもそうですけど、体調や怪我に気をつけて最後まで元気いっぱいな『DREAM BOYS』を見ていただきたいなと思ってます。
田中 今年は2年目となりますが、去年、僕たち的には100点のものを作れたと思っているので、今回も去年と同様、満点のものを皆さんにお届けすることをすごく意識してつくってきたんですけど…。
菊池 200点目指せ!
田中 キャパオーバーして疲れちゃうんで(笑)。去年と違うところは2幕構成になったことで、一つ一つのシーンをより深くお届けできるかなと思うので、より『DREAM BOYS』の世界観にひたってもらえれば。劇場に足を運んでくださる方々には、リアルな現場の空気感を味わって『DREAM BOYS』に酔いしれてもらえればと思います。

お二人に続き挨拶した少年忍者の

お二人に続き挨拶した少年忍者の5人(ヴァサイェガ渉・川﨑皇輝・北川拓実・織山尚大・黒田光輝)にも、いちいちツッコミを入れる菊池さん。川﨑くんの「グループとして出演させていただけるのは2年目で、去年も本当に楽しくて素敵な舞台に携わらせていただけた。今年も少年忍者としてもJr.としても全力で二人を盛り上げていきたい」というしっかりしたコメントには、「その落ち着き方、30代!」、ヴァサイェガくんが「風磨くんと樹くんは小さい頃から仲良くさせてもらってた大好きな先輩。去年よりパワーアップしたものを見せられたらいいなと思うので、これからもよろしくお願いします」と言うと、「そんなに言うんだったら、身長を遠慮しろよ!」と愛あるイジリで返します。
菊池さんと田中さんはジャニーズ事務所に同期入所。息の合った二人のトークからは仲の良さだけでなく、長年つちかってきた信頼とお互いへのリスペクトを感じます。

MC 2年目ということで、去年

MC 2年目ということで、去年と変わったことは?
菊池 (田中さんに向かって)変わった感じする?
田中 しないです。始まる前に話してたんですけど、去年から続いてる感じがする。1年の期間は開いたんですけど、去年の最後の日から今日まで長くやってるみたい。気持ちは去年のまま変わらない。
菊池 マジでそう。つながってる感じするよね。
MC 去年の経験を踏まえて体型維持など苦労したことはないですか?
田中 去年のままです!(笑) タイムリープしたみたいになってます。
菊池 この1年お互いにいろんな仕事をさせてもらいましたけど、その記憶もいったん違うところにいって、パラレルワールドで俺らずっと『DREAM BOYS』やってるみたいな(笑)。そんな不思議な感じです。
MC お互いに対して、改めて発見はなかったですか?
田中 性格悪いわけじゃないけど、ないんですよ(笑)
菊池 ホントにない(笑)
田中 もう全部、知っちゃってるって言うか。性格もそうだし仕事に対する向き合い方もそうだし。それだからこそ、僕と風磨がやらせていただく『DREAM BOYS』の良さは出てるかなと思います。

お互い超多忙なゆえに稽古では二

お互い超多忙なゆえに稽古では二人が揃わないことも多く、通し稽古では菊池さんの代役を少年忍者の深田竜生くん、田中さんの代役を少年忍者の元木湧くんが務めていたそう。Jr.メンバーの活躍も『DREAM BOYS』の魅力です。

田中 去年からずっと、風磨はかなり忙しかった。テレビつけりゃ出てるし、YouTubeも配信してるし、Sexy Zoneのライブもやってたし。そのなかで仕上げてきたのはさすがだなと今日のゲネプロで思いました。
菊池 樹も同じくらい忙しいなかでやってましたし、体調管理もそうだけどセリフも去年から抜けてなかった。しっかりしてるなと思いました。あと…黒髪のほうがいいよね(笑)。もっと言うと、俺はもうちょっと短いほうが好きなんだけど。
田中 なんか、髪型の指定がすごいんですよ(笑)
菊池 僕は好きなんですよ。今回は黒髪の樹も楽しんでもらえたらと思ってます。
MC 菊地さんは去年に比べたら細マッチョになられたかと。
菊地 忙しさに比例したんですかね。去年も絞りたいなと思っていて…樹との階級が違いすぎるって問題があったので。今年は樹も食事量を増やしていたと聞いていますし、僕も確かに落としましたね。数字というより見た目の勝負ですけど、今年は女性誌で脱ぐ撮影があったので(笑)。その時にすごく絞ったので、それから維持してる感じですかね。
MC 逆に田中さんにはご飯をご馳走していたとか?
菊地 今年はあまりなかったですけど、1日2公演の間には必ずじゃんけんをして勝ったほうがおごれるっていう…
田中 うれしいよね。おごれるの(笑)
菊地 去年はかなり樹が勝ったんですよ(笑)
田中 かなりおごらせていただきました。

堂本光一さんの演出により、ます

堂本光一さんの演出により、ますますブラッシュアップされた今作。再演の初日に向けて、堂本さんからのアドバイスは?

田中 2年目だからって特別なことはありませんが、光一さんは体の向きや立ち位置など、わかりやすく的確な指示をしてくださいます。
菊地 光一さんも忙しいですからね。博多で『Endless SHOCK』の上演も始まりましたから。ただ…、『DEATH SPIRAL』っていう僕が人形に囲まれてさまようシーンがあるんですが、去年は『とにかく葛藤している感じで頭を抱えて迷え』って言われてたんで今年も稽古場でそうやったんですけど、光一くんから『なんでお前、そんなにさまよってんだ』って(笑)、振付師さん伝えに言われまして。『こ・う・い・ち!』って(笑)」
田中 おととい、光一くんがスタッフさん伝えで『しっかりね』って一言だけメッセージくれたんですけど、こいつ『光一くんもね』って(笑)
菊池 さすがにね、光一くんには届いてないと信じてます。
田中 この会見で、ぜひ届いてほしいと思います!
菊池 光一くん、精一杯やらせてもらってます。光一くんのおかげです。ありがとうございます!(笑)

会見の最後に、出演者を代表して

会見の最後に、出演者を代表して菊池さんと田中さんからファンの方々に向けてメッセージが。

田中 帝国劇場のステージに立たせていただけることと、足を運んでくれるお客様ひとりひとりにしっかり感謝して、1カ月怪我なく全員で走り抜けたいなと思います。観に来てくださる方々には僕たちなりの『DREAM BOYS』を全身全霊でお届けしたいと思うので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。
菊池 帝国劇場という歴史ある劇場に僕たちがその名を残せるように、精一杯、一生懸命に真摯に向き合って闘っていけたらなと思っております。最高の舞台を〝夢見る少年たち〟全員で走り抜けたいと思いますので、皆さんご声援よろしくおねがいします!

『DREAM BOYS』
‘04年の滝沢秀明主演の初演以来、演じ継がれてきた『DREAM BOYS 』。昨年に続きSexy Zoneの菊池風磨が主演、SixTONESの田中樹がチャンプ役を演じる。ほかの出演/紫吹淳 鳳蘭 / 7MEN侍(中村嶺亜 菅田琳寧 本髙克樹 佐々木大光 今野大輝 矢花黎)、少年忍者(ヴァサイェガ渉 川﨑皇輝 北川拓実 織山尚大 黒田光輝 内村颯太 深田竜生 元木湧 檜山光成 青木滉平 豊田陸人) エターナル・プロデューサー/ジャニー喜多川 演出/堂本光一 ●9月8日(木)~9月30日(金) 帝国劇場にて上演。

撮影/和佐田美奈子 取材・文/駿河良美 構成/CLASSY.編集室

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最新号 202405月号

3月28日発売/
表紙モデル:山本美月

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