理想の結婚生活を思い描いた時、隣にいるパートナーは「対等な関係で親友のような存在」「大人の余裕で包み込んでくれる男性」それとも「可能性いっぱいで育てがいのある彼」?自分と結婚相手の年齢差でどんな違いがあるのか、既婚読者と婚活のプロにリサーチしました!
「年上夫」と結婚したら…
この50年ほとんど数が変わらないのが「年上夫」婚
大人の余裕で包み込んでくれる年上夫との結婚は、昔から数が変わらない安定した結婚の形。アラサー女子×年上夫婚はどんなところが魅力?
結婚のプロが「年上夫」のトリセツ教えます

大人の包容力とエスコートに甘えて「教えて♡」感を出すのが有効
「〝大事にされている〟感を重要視する女性にとって、リードしてくれる年上夫のエスコートや男気はたまりませんし、同世代や年下だと物足りなさが半端ないはず。年上夫に効くキーワードはずばり、『教えて♡』。喜んでいろいろ手ほどきしてくれます。私の経験だと、釣り、ゴルフ、麻雀など彼の趣味をレクチャーしてもらうと効果的」(都田さん)

若い男性と比べたり流行や価値観を押しつけるのはNG
「白髪があるというだけでNGと言う人がいますが、見た目、体力、趣味などを自分の周りの若い男性と比べたらダメ。年上夫相手なら、カラオケも流行の曲より松田聖子くらいの時代の曲が歌えると喜ばれます。新しい価値観を押しつけず、プライドを傷つけない気遣いが大切」(都田さん)

\「年上夫」婚が向いているのはこんな女子/
男性に包容力を求める、甘え上手なお嬢様タイプ
「〝結婚するなら尊敬できるところがないと〟〝お姫様扱いされたい〟〝食事代は男性に出してほしい〟といったタイプや、相手に包容力を求める甘え上手な女性は年上夫向き。また、親に大切に育てられたお嬢様タイプの女性も父親のような包容力のある男性を求めるので、甘えさせてくれてエスコート上手な年上夫がピッタリですね。そのぶん、共通言語が少なかったり、性欲の減退という面には目をつぶりましょう」(野澤さん)
結婚してわかった「年上夫」婚ってこんな感じ

「年上夫」婚、ここは要注意!
「自分の意見をしっかり持っているので、そこを合わせてもらうのはなかなか難しい」(28歳・不動産会社勤務)
「家事全般はできるのにお裁縫だけできない夫。学校で家庭科の授業がなかったと聞いて驚愕!」(30歳・秘書)
「脂っこいものが食べたいのに食べられない!」(28歳・メーカー勤務)
「お腹が出ているのが気になる…」(32歳・PR会社勤務)

「年上夫」婚、ここがナイス!
「経験、知識、家事力、経済力など頼りになることが多い!社会で生きるうえでの常識や知識が圧倒的に優れているので、毎日学ぶことがとても多い」(28歳・美容関連勤務)
「精神的に安定していて私がキレてもキレ返してこないので、大ごとにならない」(28歳・不動産会社勤務)
「金銭面で余裕があるので助かる」(29歳・歯科医院勤務)
オンライン婚活サービス「ヒトオシ」スタッフが、結婚相手の年齢についてアドバイス!
伊藤早紀さん・Parasol 代表取締役社長
マッチングアプリメディア「マッチアップ」や、人が人をつなぐ婚活サービス「ヒトオシ」を運営する会社を経営。恋愛・婚活・マッチングアプリのスペシャリストとしてメディアへの出演も多数。
都田さん・「ヒトオシ」マッチングプランナー
大手通信会社グローバル部門で働きながら「ヒトオシ」のマッチングプランナーも務めるパラレルワーカー。自身もコロナ禍のアプリ婚活を成功させ10歳年上の男性と結婚。
ひろねぇさん・「ヒトオシ」マッチングプランナー
会社経営の傍ら、豊富な経験と人脈を活かして「ヒトオシ」マッチングプランナーとして活躍する美魔女。フォロワー3万人のTwitterアカウント「ひろねぇ港区の魔女」も人気。
イラスト/green K 取材/加藤みれい 再構成/Bravoworks.Inc