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女優・奈緒さん「仕事とプライベートを大きく分けることに違和感があり、区別せずやってきました」

発する言葉ひとつひとつが丁寧に選ばれていて、まるで美しい本を読んでいるかのようだった奈緒さんの取材。忙しい毎日の中でもきちんと自分に向き合って、流されず考える姿勢にハッとさせられました。短い時間でしたが心に残るインタビュー、ぜひみなさんにも届きますように!

前回までのインタビュー

女優・奈緒さん「どこかで自分を認めてあげる、優しさを持ち合わせていたい」特別インタビュー

たまには立ち止まって、自分がここにどうあるべきか――〝Being〞を考えたい

仕事も自分の生活の一部だから、プライベートと分けません

働き始めた頃から、仕事とプライ

働き始めた頃から、仕事とプライベートを大きく分けることに違和感があり、自分の生活の中に仕事があると感じていたので、あまり仕事とプライベートを区別せずやってきました。切り替えるという意味では、仕事は仕事って割り切ることも必要かなと思いますが、自分の経験や人生をスライスして役に投影する部分は必ずあるので、仕事を大切にするうえでプライベートも大切にしなきゃいけないな、と感じています。実際に、現場にいないとき=プライベートかっていうとそうではないし、今の時代だとCLASSY.読者のみなさんもおうちで仕事をすることが多いと思うのですが、そうなると仕事とプライベートの線引きが難しくないですか?私の中では、仕事とプライベートを分けるんじゃなくて、自分の人生の中に仕事があるっていう捉え方がしっくりきていて、そう考えると全部を大切にしようって思えるんですよね。表に出て言っていることとプライベートがリンクしていないと、自信を持って表に立てないなと思うから、生きていると失敗もたくさんあるけれど、そこも含めて舞台上で胸を張っていられる生活をしないといけないなと思っています。

TO DOの前にBeingを考えたい

自分がここにどうあるべきか=”Being”を大切にしたいのに、つい忙しいと、あれしなきゃこれしなきゃって”Doing”の方に気持ちがいってしまうことはよくあるので、気付いたときに立ち止まって、自分がどうありたいか、見つめ直すことを心掛けています。こうありたいからこうする、とTO DOの前段階の根本を考える時間や心の余裕を持ちたいし、正直でありたいとか強くありたいとか、理想とするあり方をアップデートし続けられる人でもいたいです。今回の舞台『恭しき娼婦』も、人と人とが争う時代や不条理な状況において、どうあるべきかを考えるきっかけになる作品。娼婦役は初挑戦ですが、リズィーという役を通じて私も自分の本質に向き合い、模索していきたいと思っています。

PROFILE・奈緒さん
1995年生まれ。福岡県出身。2013年ドラマ『めんたいぴりり』(TNC)で俳優デビュー。二十歳で単身上京し、2018年にはNHK連続テレビ小説『半分、青い。』に出演。以来、ドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)、映画『余命10年』など数多くの作品で活躍。舞台『恭しき娼婦』には、娼婦のリズィー役で出演。(6月4日~19日東京・紀伊國屋ホール、6月25、26日兵庫・兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール、6月30日愛知・日本特殊陶業市民会館ビレッジホールで公演)

撮影/YUJI TAKEUCHI(BALLPARK) ヘアメーク/竹下あゆみ スタイリング/岡本純子 取材/坂本結香 再構成/Bravoworks.Inc

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