いよいよ一年を締め括る年末。コロナもあり、なかなか思うようにいかなかった…なんて人も多いのでは?新しい年がくる前に、お部屋の淀みを一掃しましょう。その方法を教えます!
最近すべてが滞っている気がする…なら「浄化」が必要かも?
いざ「浄化」!といっても方法は色々あるんです
浄化には種類があり、方法もさまざま。ここでは代表的なものをご紹介します。正しい方法で行って、身も心もすっきりと!(※歴史や方法には諸説あります)
【掃除で浄化】
「目に見えない邪気を撒き散らさず、窓の外に出すことが大切となるので、開口部である窓を開けて掃除をして下さい。また換気扇をきれいにしておくことも大切です。物の量自体はそれほど関係ありませんが、ゴミを大量に持っているのは自分の運気を自ら下げる行為です。思い入れのある過去の記念品は除いて、1年以上使用していない物は必要がないと考えて、潔く廃棄しましょう。また東洋思想の考え方では鏡や蛇口など光っているものは絶えず光るようにしておくことも大事です。ちなみに、トイレや浴室、洗面所などの水回りは女性の運気を司る場所と言われ、汚れている家は『女性が寝付く』『縁遠くなる』と言われ、忌まれてきた歴史もあるためきれいにしておいて損はないはず」(村上さん)
【香り・煙で浄化】
LUCAS パロサント&エクストラ・ホワイトセージ浄化用お香 ¥1,980 ※送料無料
「ネイティブアメリカンが土地の浄めの儀式の際に神聖なハーブとして用いてきたホワイトセージ。焚く場所に決まりはありませんが、運の入口となる玄関や水回り、また、ホテルや旅館、引越し先など前の人の〝気〟が気になる場所がおすすめ。瞑想やヨガ前に焚くのも◎。燃やした後、煙が出ている状態で手に持ち、5~10分歩いて回ります。パロサントは南米ペルーに自生する天然の香木で、濃厚で独特な甘い香りが特徴。いい香りは精神的にもよく、瞑想にも用いられます。原木だと薪のように火をつけて燃やしますが、スティックはそのままお皿に置きます。香りや燃焼が安定するお香もあり、煙による強い浄化を望む時におすすめです」(LUCAS・大武さん)
【月のパワーで浄化】
「月の浄化力はすごくて、中でも新月と満月はダントツ。月の波動は相性がいい水に乗りやすく、潮の満ち引きと月の満ち欠けは連動しています。まずは自分自身を浄化するためにも、新月と満月の日に月光浴させた水を飲むといいですね。青いガラス瓶(なければ暗い色でもOK)にミネラルウォーターを入れて、日の出前までに2時間以上、ベランダや庭などに置きます。もし悪天候で月が見えなくても気にしなくて大丈夫。〝ムーンウォーター〟が出来上がったら、まずは飲み、あとは沸かしたお風呂に入れたり顔を洗ったり、その水を使って床ふきなどをするといいですね。月の波動は生物だから、できれば24時間以内に使いきって下さい。ムーンウォーターを湯船に入れた後に沸かすのは厳禁です」
CLASSY.スタッフの部屋を風水的観点からCHECK
実際に「最近ツイてない…」と悩むスタッフの部屋を、風水・家相研究家である村上瑞祥さんに鑑定していただきました!ポイントごとに解説します。
まだまだ気になる!浄化にまつわるQ&A
そもそも「浄化」とは?
自分にとって不都合な不浄(邪気)を取り去り清らかな状態にすること
歴史を辿ると、インドの古いジャイナ教という宗教の中で「穢(けがれ)」という思想が生まれたわけですが、そもそも穢れとは死ぬこと、出産、血を流すことを指していました。それが現代社会になって解釈が少しずつ変わり、自分に対しての妬みや恨みの感情、あるいは自分が他人に向けてしまうネガティブな感情や悪心などを指すようになったのです。例えばコロナのように、自分にとってよくない環境は社会ストレスになります。そのような自分にとって不都合である悪いものがスピリチュアル的にも不浄、つまり邪気として考えられるようになりました。そして、他人からマイナスの感情を向けられるようなネガティブな状況を清らかにすることを今では「浄化」としています。浄化の手段には、洗い流す・捨てる・身代わりの3つがあり、掃除や泣くことは「洗い流す」、髪を切ったり、厄払いは「捨てる」、盛り塩や天然石は「身代わり」という意味をもちます。運勢を好転させるために、一度不浄とされる邪気を洗い流して、きれいな状態にすることは意味のあることだと思います。
イラスト/沼田光太郎 取材/田村宜子 再構成/Bravoworks.Inc
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