祝メジャーデビュー!注目グループ「BE:FIRST」を紐解く10のキーワード【後編】

デビュー前から勢いが止まらない7人組ボーイズグループ「BE:FIRST(ビーファースト)」が11月3日(水・祝)にメジャーデビュー。初々しさを残しつつも快進撃が止まらない彼らって、一体どんなグループなの? “SKY-HIさん”“富士山合宿”など「BE:FIRST」にまつわるキーワードをフックに、ボーイズトークを展開!後編は【SHUNTOさん&MANATOさん&RYOKIさん】の3人が登場!

デビュー前から話題「BE:FIRST」って?

祝メジャーデビュー!注目グループ「BE:FIRST」を紐解く10のキーワード【後編】

SKY-HIが立ち上げたマネジメント/レーベルBMSG主催のボーイズグループオーディション“THE FIRST” から生まれた7人組ダンス&ボーカルユニット。オーディションの様子はHulu、スッキリで配信され、仲間とともに奮闘しアーティストとして成長していく姿に日本中から声援が集まる。8月に配信リリースされたプレデビュー曲『Shining One』は各種配信サイトで1位を獲得し、話題を席巻。11月3日(水・祝)にデビューシングル『Gifted.』のリリースを控え、11月5日(金)には初のワンマンライブを開催予定。

https://befirst.tokyo/

「BE:FIRST」を紐解く10のキーワード

今回トークするのは…【SHUNTOさん&MANATOさん&RYOKIさん】の3人!

キーワード❻「Shining One」

— プレデビュー曲『Shining One』は各方面から大反響を呼び、BE:FIRSTを代表する一曲になりました。

MANATO「オーディションの最終審査で『Shining One』に出会って、初めて聴いた時はすごくカッコよくて爽やかな曲だなと思いました。もし選ばれたらプレデビュー曲にもなるということで、みんなで顔を見合わせながらワクワクしてましたね」
RYOKI「爽やかで耳なじみが良くて聴きやすい曲なんですけど、歌詞を見てみると自分たちの合宿を通しての経験とか、それぞれが自分の持つ夢や目標に向かって頑張ってきたっていう背景に通ずるところも多い。自分たちの思いを惜しみなくぶつけられる曲だったので、最終審査やその延長線上のプレデビュー曲としてたくさん歌うことができたのは、僕たちにとって幸せなことでした」
MANATO「ただ『Shining One』は今まで披露した曲の中でも、歌って踊るっていう意味では一番難しい曲。僕は歌、ダンスに加えてラップも担当させてもらっていたんですけど、そのバランスを両立させるところに苦戦して。RYOKIくんとSHUNTOとは別のグループでしたけど、最終審査の時はRYOKIくんと同じパートだったので、ラップ部分を一緒に練習したり、歌詞の意味とか見せ方を研究してました。審査終了後にMVも撮影することになったんですけど、それが今ではありがたいことに1,000万回を超えて…(※注:取材当時)。もうびっくりしたよね! 視聴回数の増え方というか…これ本当に自分たちなのかな?って(笑)」

— 実際に視聴回数については、気になってチェックしたりしましたか?

RYOKI「気にしてないわけじゃないんですけど…」
SHUNTO「気づいたら、1,000万回いっちゃってたな…」
MANATO「僕は単純にこのMVが好きだったので、自分でも何回も見返していて。その時に数字も目に入っていたので、だんだん増えてるな。ありがたいなと」
SHUNTO「既に公開されていた『Be Free』や『Move On』のパフォーマンス映像が結構伸びていたので、そこを超えないとまずいかもとは内心思っていましたけど、改めて1,000万回という数字を聞いた時にどこか他人事のように思えちゃって」
MANATO「本当にすごいことだよね。ありえないよね」
SHUNTO「正直自分たちが出ているMVって感じがしなかったです。ただここまで頑張ってよかったなっていうのはありますし、それだけ良い曲をお届けできたのかなって思うと、嬉しい気持ちになります
RYOKI「『Shining One』のリリースやMV公開は、僕らにとっての第一歩だったからね。ありがたいっていう言葉に尽きるんですけど、1,000万回を超えたことで僕らもすごく自信がつきましたし、デビュー曲も全力でやっていきたいなと思います!」

キーワード❼「応援してくれるファンの方」

— BE:FIRSTのファンネームは、親友を意味する「BESTY」に決まりましたよね。

MANATO「まず“BESTY”っていう言葉がしっくりきすぎて」
SHUNTO「そうだよね。間違いない」
RYOKI「本当に早く会いたいよね(※注:取材当時)。現時点で発表されているスケジュールもありますけど、直接面と向かって、皆さんの前でパフォーマンスしたいってことに尽きる!それが今一番のモチベーションですし、楽しみで仕方ないです」

— ファンの方の前でパフォーマンスを披露するのは、楽しみですか? 緊張しますか?

RYOKI「楽しみが緊張に勝つかな」
SHUNTO「でもまだ実際に体感できてないから。本番前とかになったら、ヤバいんだろうな…」
MANATO「お客さんの前でパフォーマンスすること自体久しぶりなので、そういう緊張感はすごいありますね。オーディション中は自分自身が挑戦者で常に審査として見られていましたけど、生のパフォーマンスでお客さんが目の前にいたら全然違う。今はファンの方の生のリアクションを感じることができていないので、YouTubeやSNS、リリースのチャートなどで反響を実感させてもらっています」

キーワード❽「クリエイティブ」

— 「クリエイティブ審査」をはじめ、オーディション中「クリエイティブ」という言葉を繰り返し聞いてきました。

MANATO「もうクリエイティブといったら、このオーディションの」
MANATO RYOKI「醍醐味!(声が揃う)」
MANATO「合宿審査一発目からクリエイティブ審査がきたときはね。俺はすごいびっくりしたけど」
SHUNTO「あれ?あれ?ってなったよね。そういう感じで始まるのかみたいな」
RYOKI「準備ができてなさすぎたよね」
MANATO「一ヶ月の合宿をやりますって聞いた時点で緊張しているのに、いきなりクリエイティブ審査がやってきて、おお! 本当に? みたいな」
SHUNTO「正直、合宿一ヶ月も何やるの?って思ったもん。最初は」
RYOKI「過去のオーディション番組を色々見てきて、最初に渡される楽曲ってどんな感じなんだろうくらいのテンションでいたら、曲もなかった。トラックだけ渡されて、『え! 制作期間10日ですか?』って(笑)。それまで持っていた先入観を、一瞬にして覆されたな」
MANATO「それもまたお互い知らない人たちと一緒に!だしね」

— 音楽面での「クリエイティブ」が必要とされる中で、人間関係の「クリエイティブ」も課題になっていましたね。

RYOKI「それぞれ音楽の方向性や、好きなジャンルも当然違うから。そういうことをお互い把握しきれないままグループを組むことになって、最初はたまったもんじゃない!って思ったりしましたけど(笑)。審査が進むにつれて、クリエイティブ審査を一番初めにやった意味が分かるようになりました。グループのまとまり方、メンタル面でのフォロー、音楽に対するモチベーション…。グループに必要とされることを、クリエイティブ審査で学んだと思います」
SHUNTO「僕はクリエイティブ審査でCチームだったんですけど、3次審査の時かな。Aile The Shotaくんのステージを見て衝撃を受けて、終わった後にファンになりました!って伝えたんですよ。純粋に彼の奏でる歌声が好きだったので、Cチームで同じチームになれたのはすごく嬉しかったです。年齢層もバラバラのチームでしたけど、その中でもやれる限りのことをできたなって思いますし。経験上一人で曲を作ることはあっても、5人とかグループで一つの曲を作ったことはなかったので、毎日が新鮮で楽しかったです」

キーワード❾「富士山合宿」

— 改めて「富士山合宿」を振り返ってみると、いかがでしょうか。

RYOKI「長いようで短かった。けど実際は、長かった」
MANATO「実際はね。それにしても寒かった〜!」
SHUNTO「トータルで見たら、合宿だけで2〜3ヶ月くらい?」
RYOKI「最初の1ヶ月がマジでキツかったんですよ。だからこそ、それ以降の合宿は少し気持ちの余裕ができたんですけど」
SHUNTO「最初の1ヶ月は山場だったよね」

— 具体的にどんなことがつらかったですか?

MANATO「合宿所に虫が多かったのはつらかったです。虫が嫌いで」
RYOKI「俺も大嫌い…」
MANATO「畳の上で逆立ちの練習をしていたら、カナブンと目の前でご対面しちゃって、後ろにそのままひっくり返っちゃったことがありました。カナブンじゃなくて、僕がひっくり返ったんです(笑)。結局その場にいた男澤直樹くんが逃がしてくれて、助けてもらったんですけど…。見たことない虫とかもめっちゃいるんですよ!」
SHUNTO「虫のサイズがデカい」
RYOKI「一匹一匹がデカいんですよ」
MANATO「それこそ、ぬいぐるみみたいなクモもいたよね」
SHUNTO「風呂入ろうって4人くらいでお風呂場に行った時に、見たことないくらい脚が細長いクモに遭遇して」
RYOKI MANATO「あいつね〜!」

— そのクモには皆さん会っている?

MANATO「もちろん会ってます」
RYOKI「ご対面してます(笑)」
SHUNTO「脚が細長いだけのクモは今までも見たことがあるんですけど、肉付きがしっかりしていて。本当にびっくりしました」

— ちなみにBE:FIRSTの中で虫に強い人は誰ですか?

MANATO「とりあえず、LEOくんは弱いじゃん」
SHUNTO「JUNONくんも弱かった」
RYOKI「JUNONはたぶん好きじゃないね」
SHUNTO「RYUHEIは?」
MANATO「RYUHEIは大丈夫そうな気がします!」

— 他に「富士山合宿」で思い出に残っていることはありますか?

RYOKI「夜寝る前にみんなで炭酸飲料飲んだり、お菓子を食べながら語るのが楽しかったな。特に審査後は少し気が休まる瞬間だったから、楽しめましたね。MANATOとSHUNTOで何か話したこととかあった?」
SHUNTO「漫画の話で盛り上がったよね。普段何読んでるの?とか」
MANATO「本当にたわいもない話だよね。炭酸とお菓子を共に世間話みたいな」
SHUNTO「僕がすごく好きで憧れているアーティストさんがいるんですけど、その人がMANATOくんの友達だったっていうので、盛り上がった記憶もある」
RYOKI「俺はMANATOと合宿後半につれて話すようになったんですけど、MANATOと話していると本当に気が安らぐんですよ。しょうもないギャグにのったり、英語でふざけた会話をするとか(笑)。MANATOとの何気ない会話が楽しくて、元気をもらうことも多かったな」
MANATO「たぶんRYOKIとは一緒のチームになったことがなかったからだろうね。パフォーマンスに関しての話が少なくて」
RYOKI「パフォーマンスに関係ない話ばっかり(笑)。正直友達みたいな感覚の方が近くなかった?」
MANATO「うん、マジで友達(笑)。もちろんオーディション番組だからカメラに映らないといけないところはあるんだけど、カメラのないところで実はもっと仲良かったりしたね」
RYOKI「映像で見るとピリってしていたように見えるところもあると思うんですけど、実際はピリってした瞬間も一切なく、みんな楽しくやっていたよね。ちなみにSHUNTOはずっと部屋に転がり込んできてました。『もうダメ〜RYOKIくん〜』って言っているのを、毎日寝る前にデジャヴのように見た(笑)」

キーワード❿「仲間」

— 最後のテーマは「仲間」ということで、皆さんにとってBE:FIRSTのメンバーやSKY-HIさん、共に厳しい合宿生活を過ごしたメンバーはどんな存在でしょうか。

MANATO「THE FIRSTというオーディションに同じ目的で、同じ夢に向かって、同じSKY-HIさんの意志のもとに集まって。オーディション中も競い合っている感覚というよりは、SKY-HIさんがずっと大事にされているリスペクトを念頭に、みんなで1つ1つの作品を作り上げている感覚でした。寝るのも一緒、食べるのも一緒で、あれだけ毎日ずっと一緒に過ごしてきたから正直仲間というより、ファミリー感といいますか」
RYOKI「家族だ」
SHUNTO「確かにBMSG自体が家族っていう感じだよね。社長がお父さんで」
MANATO「みんな仲が良いけど友達としての仲良しではなく、パフォーマンスについては真剣に話し合うし、アーティストとしての話もちゃんとできる」
RYOKI「合宿メンバーでBE:FIRSTに選ばれなかったメンバーも、みんなBMSGの一員として何かしら音楽に携わっているので。近くにいるっていう意味では、まだTHE FIRSTが終わっていない感じもしますし、ずっと延長線上でみんなと繋がっている気がします」

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デビューシングル『Gifted.』11月3日(水・祝)リリース

2021年、約半年にわたって実施されたSKY-HI主催のオーディション「THE FIRST」から誕生した7人組ボーイズグループ「BE:FIRST」。「天賦の才能がある」という意味のタイトルが付けられた「Gifted.」には、BE:FIRSTのメンバーによる「俺たちはギフテッドだ」という強いアティチュードに加え、「生まれてきた誰もが皆ギフテッドだ」というメッセージが込められている。BE:FIRSTが圧倒的なパフォーマンス能力を世の中に提示する楽曲であるのと同時に、この混沌の時代に居場所や輝ける場所を探す人々を励まし、勇気づける為の楽曲。タイトルの最後に付けられているドットは、これまで「BMSG」の4文字を頭文字にあしらった曲名が付けられた「THE FIRST」4部作が締めくくられることを意味する。

【SOTA】アウター¥70,400シャツ¥39,600パンツ¥35,200(すべてBlack Weirdos/Comcode showroom tel.03-6804-3108)その他/スタイリスト私物
【LEO】ジャケット¥36,300パンツ¥24,200(ともにSHINYAKOZUKA/MATT.<INFO@THE-MATT.COM>)シャツ¥28,600(Black Weirdos/Comcode showroom tel.03-6804-3108)その他/スタイリスト私物
【SHUNTO】コート¥74,800パンツ¥37,400 (ともにBlack Weirdos/Comcode showroom tel.03-6804-3108)トップス¥18,700(SHAREEF/Sian PR tel.03-6662-5525)その他/スタイリスト私物
【RYOKI】アウター¥85,800(LITTLE BIG/PR01 tel.03-5774-1408)スウェット¥42,000パンツ¥33,000(ともにkenichi/sakas PR tel.03-6447-2762)その他/スタイリスト私物
【JUNON】コート¥77,000(LAD MUSICIAN HARAJUKU tel.03-3470-6760)トップス¥15,400パンツ¥28,600(ともにLITTLE BIG/PR01 tel.03-5774-1408)その他/スタイリスト私物
【MANATO】ジャケット¥53,900ニット¥28,600パンツ¥35,200(全てFUJI/PR01 tel.03-5774-1408)その他/スタイリスト私物
【RYUHEI】ジャケット¥91,300タートル¥29,150(ともにSYU.HOMME/FEMM/SEEING co.,ltd.<syuofficial32@gmail.com>)ベスト¥27,500パンツ¥44,000(ともにkudos/MATT.<INFO@THE-MATT.COM>)

撮影/伊藤元気(symphonic)ヘアメーク/久慈愛(LUCK HAIR) スタイリング/安本侑史 取材・文/所 優里 取材協力/石津愛子 構成/宮島彰子(CLASSY.ONLINE編集室)

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表紙モデル:山本美月

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