SixTONES・松村北斗さん特別インタビュー後編【全文掲載/CLASSY.2021年10月号】

エモーショナルな5thシングル『マスカラ』も大ヒット、大人気のSixTONES・松村北斗くんが7カ月ぶりにCLASSY.に登場! 話題の“ワーケーションデート”をテーマに今回も素敵すぎる表情を見せてくれました。今年の夏も旅行や花火に行けなかったけれど…見るだけで幸せになれる北斗くん満載でお届けします!

20代後半になって… 、自由な発想が生まれる余白や心のゆとりを持っていたい

――常田大希さんが楽曲提供したこともあり、発売前から話題だった新曲『マスカラ』が大ヒット中です。

「常田さんの音楽は個人的にすごく好きでした。最初はKing Gnu、次にmillennium paradeを知ったんですが、バンド以外にPERIMETRONというクリエイティブチームでも活動していて、すごいなと思ってました。そんな常田さんがSixTONESに対してどんな楽曲を作ってくださるんだろう、ぜひお願いしたいって思ってたから『キター!』って思いましたね。お忙しいなかSixTONESの曲を聴いたりパフォーマンスを見たりしてくださって…。『マスカラ』を聴いた時は、“SixTONESを曲に書き起こしてくれたんだな”って感じました」

――秋にはNHK朝ドラに出演、映画『きのう何食べた?』も公開されます。俳優として着実にキャリアを積んでいますが、次なる野望はありますか?

「もちろんこれまでも素晴らしい監督さんや脚本家の方々とご一緒させてもらって、嬉しかったし刺激的でしたが、僕個人の趣味で好きなことが仕事で実現できたらいいなと思います。趣味と仕事は違いますけど、もともと好きだった監督さんや、“この方の関わる作品は毎回いいな”と思うプロデューサーさんとご一緒できたらなと。“この世界観や映像が好きだな”“こういうお芝居してみたいな”と思う作品の監督さんは同じだったりするので。また、自分の好きな小説が映像化される時はぜひ参加したいですね。個人的な野望でいうとこんな感じです」

――6月には26歳となり、20代も後半になりました。今後はどんな20代を過ごしていきたいですか?

「息苦しくならないようにしたいな。プライベートと仕事のメリハリがつくといいなって思います。たとえばジャニーズだから常にカッコよくいなきゃって友達の前でも変顔しないかっていうと、そこは全力で変顔する人でいたい。今もそうだけど(笑)。自我を大事にしたいというか、頑張って頑張っていろんな事に応えていくというより、ちゃんと自由な発想で物を作っていきたい。SixTONESでも曲選びやツアーの演出など自分たちで発信することが増えているし、いろんな発想が生まれる余白というか、心のゆとりを持っていたいですね。余白がないと、新しいものを吸収することもアウトプットもできないような気がして。柔軟な部分を作っておきたいと思っています」

Hokuto Matsumura

’95 年6 月18 日生まれ 静岡県出身 血液型B 型⃝ SixTONESとして、’20年1月『Imitation Rain』でCDデビュー。俳優としても活躍し、ドラマ『パーフェクトワールド』『10の秘密』『一億円のさようなら』『レッドアイズ 監視捜査班』、主演映画『ライアー×ライアー』などに出演。’21年後期NHK 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で朝ドラ初出演。11月3日(水・祝)には映画『劇場版 きのう何食べた?』が公開される。5thシングル『マスカラ』が好評発売中。

取材・文/駿河良美 再構成/Bravoworks.Inc

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表紙モデル:山本美月

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