東京・白金台La.Maison.Blancheのオーナーで、「毎日をちょっと楽しく・ちょっと幸せに」するアイデアを提唱し続けるライフスタイルプロデューサー wakoさんに、普段使いのテーブルウェアで出来るおもてなし演出法をお伺いしました。
普段使いのテーブルウエアにちょっと“盛る”だけで食卓&料理が一瞬でよそ行き顔に
Wako流おもてなしの演出法1
お皿は重ねてセッティング。使った順に上から取り替えればホストもラク
「ホームパーティの場合、ゲストのお皿を都度取り替えるのはホストにとっては負担。それにホストがせわしなく動き回ってゲストに気を使わせるのもスマートとは言えませんよね。前菜、メイン、主食でお皿を替えることを前提に予め重ねておけば、使った順に上からお皿を下げるだけ。片付けも驚くほどスムーズです」(Wakoさん)
Wako流おもてなしの演出法2
ピッチャーやケーキスタンドで高低差にメリハリをつけると特別感がUP
「ゲストとして座ったときのテーブルの風景を想像してみましょう。平らなお皿を並べただけだとテーブルがのっぺりし面白みに欠けますよね。ワクワク感を出すにはピッチャーやケーキスタンドを使って高低差をつけると効果的。メインディッシュが登場するまで卓上がぽっかり空いてしまう……そんなときも、飲み物や食べ物をわざわざのせずとも、これらに花やグリーンを活けたりキャンドルをのせるだけで華やかになり間が持ちます」(Wakoさん)
Wako流おもてなしの演出法3
料理だけだとのっぺりしがちな平皿には、小さなボウルをのせて華やかに
「プレートonプレートは平皿に華やかなリズムを作るために私がよく使う手法。また、「この料理にはこのディップをつけて召し上がってください」と、ゲストに食べ方が明確に伝わるのもいいところ。プレートonプレートは大皿に限らず銘々皿にも使えて、醬油皿や小さなボウルはひとつのお皿にのせたほうがテーブルやランチョンマットの上がスッキリします。味が混ざるのを防ぐという意味でも有効です」(Wakoさん)
Wako流おもてなしの演出法4
ナイフ&フォークレストや調味料入れなど、特別な小物を登場させてみる
「洗い物が増えるのは決して気が進むことではないけれど(笑)、おもてなしの日くらいはちょっと特別感が欲しいもの。ナイフ&フォークレストやお皿と同ラインの調味料入れ、ゲストにお披露目したい思い入れのあるテーブルウエアetc. 我が家ではウォーターサーバーもゲストの目を引く人気者。大人数だからこそ登場するアイテムもパーティならではの盛り上げ役です」(Wakoさん)
Wako流おもてなしの演出法5
クリスマスやお正月も、イベント感さえプラスすれば普段の器が活躍!
「普段使いのテーブルウエアに“盛る”さらに延長線上にあるのが季節のイベントの食卓。クリスマスなら赤い花に実、樅の枝などのグリーンに松ぼっくり、お正月なら水引、雛祭りなら桃やチューリップなどピンクの花だけでまとめたり、七夕の日のおもてなしでは銘々皿に短冊を置き、願い事を書いてもらったこともありました(笑)。小さな風景だけど、目の前のセッティングに浸っていただく工夫を私自身も楽しんでいます」(Wakoさん)
教えてくれたのは…Wakoさん
1979年生まれ 3児の母。ライフスタイルプロデューサー。インテリア、食、歳時やおもてなし、休日の過ごし方、ファッション、旅まで、生活全般にわたって「毎日をちょっと楽しく・ちょっと幸せに」するアイデアを提唱し続ける。15年に白金台のセレクトショップをクローズし、プロデュース、コーディネートやコンサルティングなどを通してよりニーズやウォンツに寄り添ったサービスを提供。2020年、白金台に週末のみオープンするアトリエ型セレクトショップを再オープン。
■Instagram:@wako_world
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構成/CLASSY.ONLINE編集室
※本記事は『Wako’s Room』掲載情報を抜粋しています。
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