『人は話し方が9割』著者が教える「デートで言ってはいけない一言」3つ

“婚活”という2文字が脳内の多くのウェイトを占め始めるアラサー世代。気になるカレとせっかくデートにこぎつけたとしても、「いまいち盛り上がりに欠ける」「次に繋がらない…」という人も多いはず。そこで今回は、大ヒット書籍『人は話し方が9割』の著者、永松茂久さんが、「付き合う前のデート」で効果的なテクニックを伝授!「こんな時、どうするのが正解…?」というあれこれを、コミュニケーションの達人がクイズ形式でお届けします!

Q1:相手が話している趣味の内容が一切わからず、話が広がらなさそう…。どう返すのが正解?

AとBどちらが正解でしょう?

正解は…「A」

知らないことは正直に言ってOK。大切なのは、リアクション

人は誰もが「自分に興味を持ってくれる、共感してくれる人」そして笑わせてくれる人よりも「一緒に笑ってくれる人」を好きになるものです。相手が話す話題を知っているか知らないかは実は関係ないんです。無理に話を広げようとして、トークの中心をあなたに移すのは逆効果。たとえ知らない内容だったとしても、笑いながら身振り手振りを使ってリアクションし、「面白そう!」と興味を示すことが大切です。

Q2:「どんな人がタイプ?」と聞かれた時、よりよい回答はどっち?

AとBどちらが正解でしょう?

正解は…「B」

抽象的で、想像がつきにくいものは避けましょう

よく女性が言いがちな「優しい人」という回答は、漠然としすぎて男性が混乱してしまうので、実はNG。「仕事を頑張っている人(誠実で頑張り屋さんなイメージ)」「親を大事にしている人(優しい人)」と、ほんの少しだけ具体的に、かつ内面について述べるのが正解です。でも、「渋谷区に住んでいて、IT系で働いていて、お酒が強い人」というように具体的すぎるのは、トゥーマッチ。また、「身長180cm以上で、鼻が高くて、目が大きい人」など、見た目についての好みを並べるのも、もちろんNGです。相手に「それって俺のこと…?」と思わせられるような余白を残すことがポイント。

Q3:出会って数回目のデート。待ち合わせに現れた相手をほめるなら…?

AとBどちらが正解でしょう?

正解は…「A」

「やっぱり」は最強のモテワード!

コミュニケーションにおいて、意外とセンスが問われるのが「ほめ方」です。なぜなら、むやみにほめても「どうせお世辞だろう」「何か魂胆があるのでは?」と相手に警戒されてしまうから。ここでキラーワードとなるのが、「やっぱり」です。このひと言をつけるだけで、「普段からそう思っていた」というアンダーメッセージが乗っかるため、より相手を喜ばせることができます。さらに上級テクとして、相手に直接伝えるのではなく、ひとり言のようにぼそっとつぶやくと、効果絶大!より本音感が伝わり、カレをキュンとさせることができます。

【+α】デート中は積極的に相手の名前を呼ぶように!

とくに初回のデートでは、「◯◯くんは何飲む?」「〇〇くんのおすすめは?」など、会話の中になるべく相手の名前を入れるように意識しましょう。たくさん名前を呼んでもらうことで、相手は「このコは自分のことを覚えてくれているんだな、意識してくれているんだな」と嬉しくなり、自然とあなたに心を開いてくれます。早く距離を縮めたいなら、ぜひ実践してみて!

教えてくれたのは…永松茂久さん

「人の在り方」を伝えるニューリ

「人の在り方」を伝えるニューリーダーとして、多くの若者から圧倒的な支持を得ており、講演の累積動員数は延べ45万人にのぼる。2020年、『人は話し方が9割』がビジネス書年間ランキング1位を獲得(日販調べ)。累計発行部数は200万部。

『人は話し方が9割』とは

もっと話し方がうまければ、人生うまくいくのに……。「話すこと」にまつわる悩みを挙げるとキリがありません。この本で伝えるのは、コミュニケーションの基本である会話がうまくいくようになる、ちょっとした、でも多くの人が気づいていないエッセンス。過去に会話で失敗したトラウマもあっさり消え去ってしまうほど、人と話すことが楽になり、人間関係も、人生も、全部がよりよい方向に動き出します!

人は話し方が9割

人は話し方が9割

永松 茂久
1,485円(11/24 14:31時点)
発売日: 2019/09/01
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編集/平賀鈴菜(CLASSY.ONLINE編集室)

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