医師が教える「免疫力を下げる、やってはいけないこと」

新型コロナウイルスの流行により、一気にパワーワードに躍り出た「免疫力」という言葉。でも、具体的に免疫力って一体何なのか、いまひとつわかっていない人も多いのでは?免疫力を下げないためにやるべきことを専門家のみなさんに教えてもらいました。

そもそも「免疫力」って何?

免疫力は生活習慣などさまざまな原因で低下してしまう可能性があります。まずは免疫力についての基礎的な知識を学びましょう。

免疫を担っているのは「白血球」と「粘膜」です

白血球は血液と一緒に全身を巡ってパトロールをしながら、体内の掃除をしたり、ウイルスや菌を退治して病気にならないようにしてくれています。また鼻やのどなどの粘膜も免疫を担当しています。色の濃い緑黄色野菜に含まれるβカロテンは体内でビタミンAに変わり、粘膜免疫の材料になるので日頃の食事にぜひ取り入れてみて。

1.免疫を下げてしまうこんな生活習慣に要注意!

2.話題の『腸活』は免疫を語るうえで欠かせない!

血流を改善して体を温めることで免疫を下げない体に

東洋医学の考えでは体の防衛力である免疫は「気」の流れが担っているとされています。
そして「気」の流れに関係が深いのが「血」の流れ。まずは血流の状態に問題が起こりやすい3つの原因をチェックしましょう。

❹血流に問題が起こる理由3つ

ストレスも実は免疫と密接な関係にあります

ストレスは自律神経の乱れや体の冷えにもつながり、免疫力にも大きな影響を与えます。
自律神経を整え、体を温め、巡りのよい体を作ることがストレスに強くなる秘訣です。

4.ストレスを「なくす」のは不可能、上手にリリースする方法を考える

〜ストレスをリリースするための方法6選〜

イラスト/二階堂ちはる デザイン/大塚將生(marron’s inc.) 取材/加藤みれい

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