東洋医学の専門家が教える、免疫力を下げる「3つのNG原因」

新型コロナウイルスの流行により、一気にパワーワードに躍り出た「免疫力」という言葉。でも、具体的に免疫力って一体何なのか、いまひとつわかっていない人も多いのでは?免疫力を下げないためにやるべきことを専門家のみなさんに教えてもらいました。

血流を改善して体を温めることで免疫を下げない体に

東洋医学では体の防衛力を維持するためには血流を体の隅々まで届かせることが重要だと考えられています。血流について、クラッシィ世代の女性が気をつけたいことを鍼灸師の先生に教えていただきました。

1.血流に問題が起こる理由3つ

東洋医学の考えでは体の防衛力である免疫は「気」の流れが担っているとされています。そして「気」の流れに関係が深いのが「血」の流れ。まずは血流の状態に問題が起こりやすい3つの原因をチェックしましょう。

2.どの理由でも必ずやるべき基礎養生はこの3つ

3.簡単にできるペットボトル温灸で血流改善

4.リモワ生活の落とし穴!「目の酷使」が気血を滞らせる

現代人はスマホやパソコンなどで目を使いすぎていて、日常的に気血を大きく損傷させてしまっています。目を閉じて、音楽だけを流す時間を作ったり、目を使わない時間を意識して作りましょう。また、よい香りは気を巡らせる効果があるのでアロマを楽しむのもおすすめです。

教えてくれたのは

鍼灸師・アシル治療室院長 若林

鍼灸師・アシル治療室院長 若林理砂さん
高校卒業後に鍼灸免許を取得、早稲田大学第二文学部卒。自身が主宰する「アシル治療室」での鍼灸治療のほか、東洋医学や武術を学ぶ「Studio Libra」を運営。著書も多く、女性を中心に幅広い層から支持を集めている。asil-llc.info

イラスト/二階堂ちはる デザイン/大塚將生(marron’s inc.) 取材/加藤みれい

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最新号 202405月号

3月28日発売/
表紙モデル:山本美月

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