アラサー女子が身につけるべき「モテる聞き方・話し方」

ファッションやメークには程々の自信がある。「可愛い」と言われることもある。でも、なぜかモテない…と感じているあなた。それは、雑談力が足りないせいかも!見た目だけでチヤホヤされるのは20代前半まで。アラサーになったら雑談力を身につけて、モテ街道を進みましょう。今回は、プロが教える「モテる聞き方・話し方」を伝授します!

1. 相手に気持ちよく話をさせる「聞き方」

プロによるポイント❶

メークでキレイにするより大事なのは表情!最初の笑顔が肝心

「人と人は出会い、無意識のうち
(写真:『CLASSY.』2020年10月号より)

「人と人は出会い、無意識のうちに、たった1秒間で1万4000もの視覚情報を取り入れて、2秒で第一印象を決めると言われています。そこで口角を上げて笑顔を作る、それだけで第一印象が良くなり、相手との距離をグンと縮められるのです」(ビジネスコミュニケーションコンサルタント・安田 正さん)

プロによるポイント❷

基本は相手へのサービス精神。 「話すためにしっかり聞く」 という姿勢で

「まず、女性は30 代から結婚の市場価値が落ちるという認識を持つことが重要。チヤホヤされたいという願望は捨てて、相手が心地よく感じる環境作りをすること。そのためにも相手の話をきちんと聞き、気分を乗せようと努力することが大事」(心理カウンセラー・塚越友子さん)

【聞き上手になるためのテクニック4選】

2. 相手に気持ちよく話をさせる「話し方」

プロによるポイント❶

「相手が聞きたいことを話す」が基本。要約をつけるとなお◎

「雑談で大切なのは相手をのせる
(写真:『CLASSY.』2020年2月号より)

「雑談で大切なのは相手をのせること。つまり、盛り上がりやすい空気を作ること。そのためには自分の笑い話を披露するのではなく、相手が興味のある話をする。ポイントとしては、話す内容を要約したり予告したりすると受け入れられやすい」(ビジネスコミュニケーションコンサルタント・安田 正さん)

プロによるポイント❷

会話のゴール(=オチ)を見据えて話すことを忘れずに!

「“オチ”と言うと面白いことを言わなければならないと思いがちですが、決してそうではなく、話の終着点をきちんと見定めることです。思いつきで話すゴールが見えない会話は、相手にとって苦痛以外の何物でもないので、気を付けて!」(心理カウンセラー・塚越友子さん)

【話し上手になるためのテクニック4選】

教えてくれたのは…

株式会社パンネーションズ 代表取締役・安田 正さん

大手企業を中心に1700社のビジネスコミュニケーションのコンサルティングを行う。早稲田大学理工学術院非常勤講師。著書である『超一流の雑談力』(文響社)は50万部突破のベストセラー。

心理カウンセラー・塚越友子さん

銀座NO.1ホステスの経験と心理学の知識を合わせたカウンセリングが人気。著書『銀座№1ホステスの心をつかむ話し方』(大和書房)『銀座NO.1ホステスの大切な恋の続け方』(だいわ文庫)など。

取材/高橋沙織 再構成/CLASSY.ONLINE編集室
※この記事は『CLASSY.』2016年12月号を再編集したものです。

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表紙モデル:山本美月

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