【字が汚いアラサーへ】3週間で美文字をマスターする方法
大人になっても手書きの文字を見られる機会はたくさんあります。郵便のサインや伝言メモ、お誕生日カードや履歴書など…。 そんなときに、自分の字が他人からどんな印象を持たれているか気になるけど、直しようもない…。 そこで今回は、字が上手くないという不安を解消できる、大人のための字の学び方をご紹介します!
大人の癖字は3週間で直る!
尋常じゃなく字が汚いと編集部内で話題の新入社員が、 大人の字をマスターするためにありとあらゆる手段にチャレンジしてきました。
Before/After
美文字習得【1週目】
?1WEEK POINT
1.姿勢と持ち方が 正しければ、字も自然と整います
2.大人っぽい印象は漢字の「ため」にあり
3.ひらがなの「丸」に騙されない
①姿勢
背筋を伸ばし、両手は紙の上 に八の字に置く。集中が切れない程度に気をつければOK。
②持ち方
グリップ下部を親指と人差し背筋を伸ばし、両手は紙の上指で持ち、中指は添えるだけ。 正しい持ち方なら、ペン先の小回りが利きます。
③ペン
油性インクは滲みやす いため、かすれにくく均等な太さの線が書きやすい出るゲルインクの方がおすすめ。ペン字の練習には、線のバランスがよくわかる0.5mm以上がいい。
④漢字
【東京都】
首都圏の人は郵便などで書く機会が多い字。バランスを取るため、「東」や「京」は左右が対称になるように気をつけて。 特に「払う」線は、伸ばしすぎないよう注意。
【東】頻出の部首「口」は、正方形ではなく逆台形に書くと キレイに見えます。「株」などにもある「脚」の部分は、長い方が美しい。【京】なべぶたは長めに。「口」の下線は、少しはみ出すのがポイント。【都】のおおざとへんは、低めの位置に書くと洗練された雰囲気になります。
⑤ひらがな
ひらがなは「ため」を作らず、柔らかさが出 るように書きます。【ま】【す】「~ます」など、丸を作るのではなく一度止めて結びを作るのがポイント。「す」 の2画目は、1画目の中央ではなく右寄りから書き始めます。
【の】丸く書くと子供っぽく見 えるので、斜めに線を引き上 げることを意識。【を】乱れや すい「を」は、3画目を思い 切って大きく右から書き始め ると全体が三角形になりキレイ。【か】意外とバランスが取りにくい字。2画目を伸ばしすぎず、3画目との間を広くとります。
美文字習得【2週目】
?2WEEK POINT
1. 数字は斜めに書く
2. 丸みがある数字はしっかりカーブをつける
3. 書き始めと止めに注意して見間違いを防止
数字はすべて斜めに書 くのがポイントです。気 をつけるべきは、円と 「止め」の作り方。「0」や「6」は細長くなりす ぎないように、しっかり丸みをつけます。「7」 や「4」は払わず止めれば、別の文字と間違わ れません。
美文字習得【3週目】
?3WEEK POINT
1. 文字一つ一つよりも バランスが大事
2. カードによって 字の書き方は違います
教えてくれたのは…
書道ペン字教室 my MOJI 萩原先生
教えてくれたのは、表参道のレ ンタルスペースでペン字教室 を開いている萩原先生。文字 の基本から履歴書の書き方ま で、目的に合わせてレッスンを してくれます。司会者でもある 先生の解説はわかりやすいと大好評。●http://mymoji.jp/
撮影/新井修一 イラスト/どいせな
この記事は『CLASSY.2016年2月号』を再編集したものです。
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