【春旅行コーデ】シーン別&着回し18選!旅ファッションのポイントは?

春旅行におすすめの4コーデコラージュ写真

冬の寒さのピークが落ち着き、旅行気分が高まる春。旅先ではワードローブが限られるため、「失敗した……!」ということがない服装選びをしておきたいところ。そこで、動きやすさもオシャレも叶う春の旅行コーデをご紹介します。シーン別の着こなしやおすすめの着回しアイテムもぜひチェックしてみて。

春の旅行コーデのポイントは?

旅行コーデにおすすめのジャケット×シャツ×デニムにカーデを肩掛けした置き画

撮影/清藤直樹 ※ブルーシャツの爽やかコーデも「ジャケット」合わせでお仕事スイッチオン!より

春の旅行では、日中は過ごしやすくても朝晩一気に冷え込むので、気温差に対応できる服装を。羽織りを携帯することでストレスなく過ごせるはずです。ほかにも春旅行で押さえておきたいポイントを4つピックアップ。

①旅先の気温や天候に合った服装を選んで

旅行コーデを考えるときは、事前に旅先の天候を調べておくことが大切。春は国内でも旅先によって、居住地との気温が10度違うことも。コートや冬用グッズ、夏用アイテムが必要になる場合もあります。気温や天気を確認しておくことで快適な服装が選べるうえ、無駄なアイテムを省くことができます。

②動きやすい&歩きやすいアイテムがベスト

旅先では観光地を巡ったりアクティビティに参加したりすることが多いため、動きやすい服装を選んで。足元は履き慣れた靴や歩きやすいスニーカー、フラットシューズがおすすめです。飛行機や新幹線、車などでの移動時間が長くなるため、心地よく過ごせてシワになりにくい素材を選ぶこともポイント。

③着回しがきくアイテムをセレクト

荷物が増えがちな旅行をスマートに過ごせるよう、着回し力が高いアイテムなのも重要。春はゴールデンウィークがあるため、3泊4日や4泊5日など普段より長めの旅行になることも。トップスより嵩張りがちなボトムスを少なめにして着回すのがコツです。1枚で決まるワンピースを活用するのもGOOD。

④TPOに合った服装を用意しておくと◎

旅先では、訪れる場所やシーンにマッチした服装選びを心がけて。例えば、寺院巡りでは露出の少ない落ち着いた服装、自然散策や食べ歩きでは動きやすくカジュアルな服装、ホテルやレストランでのディナーではきれいめな服装が最適。様々なTPOに対応できるアイテムを準備しておくと安心です。

【シーン別】春旅行にぴったりな着こなし10選

旅先や目的に合わせた、おすすめの旅行コーデを『観光&街歩き編』と『アクティブ編』別にお届け!現地の春の気温や東京との気温差もご紹介するので、服装選びの参考にしてみて。

【観光&街歩き編】春の旅行コーデ5選

@京都で神社仏閣巡り
ベーシックカラーのきれいめカジュアルがマッチ

春旅行コーデにおすすめのリネンシャツ×グレータックパンツの山崎紘菜さん

撮影/佐藤航嗣(UM)

神社仏閣を訪れる際は、派手な服装や露出度の高い服装は避けるのがベターです。グレーパンツやベージュシャツなど、シックながらも軽やかに見えるアイテムが◎。地味にならないよう、プレート付きネックレスでアクセントを。階段が多いため歩きやすいスニーカーがマストです。

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@韓国で最旬ショッピング
トレンド好き女子はボアGジャン×ショーパンで元気よく

春旅行コーデにおすすめのボア付きGジャン×ショーパン×タイツの藤井夏恋さん

撮影/小川健太郎(SIGNO)

トレンド発信地の韓国では、普段照れがちなショーパンに思い切ってチャレンジ! 黒タイツを合わせれば足の露出をカバーできるうえに細見えが狙えます。春の韓国の気温は、日中なら15~20度程と東京と同じくらいですが、朝晩はグッと冷え込むため裏地ボアのGジャンで気温差対策を。ゆるアウター×ミニボトムスのメリハリが洒落感アップの秘訣。

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@金沢のひがし茶屋街を散策
シックな街並みに寄り添うトレンチ×ローファーを味方に

春旅行コーデにおすすめのトレンチ×Tシャツ×デニムの林田岬優さん

撮影/佐藤航嗣(UM)

金沢の3月~5月は穏やかな気候が多く、観光のベストシーズン。日中は過ごしやすいですが朝晩の気温が一桁になる日もあるため、軽アウターが必要です。風情ある街並みから浮かないよう、トレンチやローファーでクラシカルなムードを薫らせるのがおすすめ。両手が空いて便利なリュックは、レザー入りを選ぶことで大人っぽい印象に。

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@草津でゆったり温泉
春まで真冬並みの寒さ! 厚手アウターでしっかり防寒を

春旅行コーデにおすすめのロングコート×スウェット×スカートの有末麻祐子さん

撮影/川﨑一貴

春の草津は東京の平均気温よりも7~8度低く、真冬並みの寒さのため冬用コートがマストです。温泉街に繰り出すときは湯冷めしないようシャツ×スウェットの重ね着、タイツで寒さ対策を。差し色のピンクバッグとスニーカーで春らしさを添えるのがカギ。

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@大阪で食べ歩き
楽ちんシャツワンピはストライプで着痩せ効果を狙って

春旅行コーデにおすすめのストライプシャツワンピにニットを肩掛けした有末麻祐子さん

撮影/川﨑一貴

そのまま着るほか羽織ったりレイヤードしたりと着回し力抜群のシャツワンピ。たくさん食べても体を締め付けず、ストレスフリーに過ごせるのも魅力です。ストライプ柄なら縦ラインを強調し細見え効果もあり。ニットを肩にかけてアクセント&温度調節アイテムとして活躍させて。

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【アクティブ編】春の旅行コーデ5選

@河口湖でグランピング
ギャザー入りブルゾンでほんのり甘スポーティに

春旅行コーデにおすすめのブルゾン×カーキパンツ×Tシャツの堀田茜さん

撮影/遠藤優貴

天候が不安定なグランピングでは、扱いやすいシャカシャカアウターを重宝。ギャザー&ピンクの甘めブルゾンならカーゴパンツを合わせてもカジュアルすぎず、オシャレ心をしっかりキープできます。スニーカーは白ベースだとどんな着こなしにもマッチしやすく、アクティブシーン後の日常コーデにも使いやすい!

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@千葉のテーマパークへ
ボディスーツ×スウェットパンツはモノトーンにまとめて大人っぽく

春旅行コーデにおすすめのボディスーツ×スウェットパンツの石川恋さん

撮影/川﨑一貴

街で着るにはちょっぴり勇気がいるボディスーツ×スウェットパンツですが、きれいめな白シャツを合わせることで気恥ずかしさが軽減。白黒配色ならより大人っぽくまとまり、行き帰りの電車も照れずに着られそうです。爽やかなブルーバッグで春らしさをプラスして、モノトーンの地味見えを回避するのも手。

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@広島のしまなみ海道でサイクリング
“機動力・防寒・オシャレ” 三拍子揃ったダウンベストが活躍

春旅行コーデにおすすめのシャツ×黒パン×白ダウンベストの土屋巴瑞季さん

撮影/山根悠太郎(TRON)

春のしまなみ海道は風の影響を受けにくく、サイクリングにぴったり。動きやすく汚れが目立ちにくい黒パンツ&スニーカーがおすすめです。汗ばむこともあるので、着脱しやすく腕さばきも良いダウンベストがあると便利。ボタンを開けて温度調節ができるデニムシャツなら、カフェへの寄り道にも対応できるきちんと感が備わって一石二鳥。

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@沖縄でビーチ散歩
黒ワンピにシアーシャツを羽織り軽やかさをプラス

春旅行コーデにおすすめの黒ワンピ×シアーシャツのトラウデン直美さん

撮影/金谷章平

春の沖縄の平均気温は22~23度と東京の初夏にあたるため、基本的に涼しい服装でOK。ビーチ沿いのお散歩ではさらっと心地よく過ごせるキャミワンピに、紫外線対策の羽織りがあると安心です。シアーシャツなら通気性の良さもトレンド感も。ゴツめのサンダルやメタリックアクセで辛口に引き締めて。

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@日光へドライブ&桜観賞
デニム&短丈ジャケットで動きやすさも華やかさも両取り

春旅行コーデにおすすめのツイードジャケット×デニムのトラウデン直美さん

撮影/須藤敬一

例年4月に桜の見頃を迎える日光へ、ドライブ旅行。長時間座りっぱなしになるので、穿き慣れたワイドデニムでストレスなく過ごしたいところ。ロゴTとのカジュアルコーデをグッと格上げしてくれるツイードジャケットは、短丈を選ぶのがコツ。目線が上がりスタイルアップが狙えるほか、運転中も邪魔になりにくいのが魅力です。

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【アイテム別】春旅行におすすめの着回しコーデ8選

「シャツ・カーディガン・パンツ・スカート」の4アイテムを使った、連泊旅行にぴったりな着回しコーデをご提案!おすすめ理由と合わせてチェックしてみて。

【ストライプシャツ】の着回しコーデ

そのまま着て・羽織って・重ねて……と万能。青ストライプなら春らしさも叶う!

@ワイナリーに大人の社会見学へ
黒インナーや小物でコーデを引き締めるのが肝

春旅行コーデにおすすめのストライプシャツ×チノワイドパンツの石川恋さん

撮影/杉本大希

大好きなワインの試飲目当てにワイナリー見学へ行く日は、端正なストライプシャツをトップスとして着用。ざっくりとボタンを開けて黒のインナーをのぞかせるひとワザで、ぐんとこなれ感がアップ。バッグやシューズも黒をちりばめることで大人っぽさが際立ち、完成度の高い装いに決まります。

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@美術館やアート巡り
ロゴスウェットの下にシャツを仕込んで大人顔に刷新

春旅行コーデにおすすめのストライプシャツ×スウェット×スカート×の石川恋さん

撮影/杉本大希

ロゴスウェット×スカートのままだとちょっぴり味気ないので、ストライプシャツをインして今どきな立体感を演出。シャツのおかげできちんとした印象が加わり、カジュアルからきれいめまで幅広いTPOに対応できます。ファッションアイテムのひとつとして黒メガネを取り入れるのもあり。ローファーを添えてトラッド要素をひとさじ足せば、アート巡りにマッチする知的な空気感が漂います。

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【カーディガン】の着回しコーデ

温度調節アイテムとして活躍! 着こなしのアクセントにも◎

@彼とドライブ旅行へ
さっと羽織って防寒&白コーデの引き締め役にも有効

春旅行コーデにおすすめの白シャツ×スウェット×茶カーデの宮本茉由さん

撮影/藤原 宏(Pygmy Company)

長時間のドライブ旅行では、ストレスフリーなスウェットパンツが大助かり。シャツと合わせてオールホワイトにすれば、ラフに見える心配なし。カーディガンは丸めて旅行バッグに入れられて、持ち運びやすいのも嬉しいところ。肌寒さを感じたらさっと取り出し、羽織るだけで防寒できます。上下ホワイトにブラウンカーデを差すことでIラインが強調され、スタイルアップにも一役。

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@オシャレな観光スポットへ
肩にざっくりと巻いて白黒配色にメリハリをプラス

春旅行コーデにおすすめの白シャツ×チュールスカートに茶カーデを肩掛けした宮本茉由さん

撮影/藤原宏(Pygmy Company)

ニットカーデを肩にかけてストール感覚で活用するのも、旅先で使える有効テクニックのひとつ。白シャツ×黒スカートのきれいめコーデにゆるっとひと巻きすることで、余裕ムードが生まれます。足元のスニーカーでスポーティ要素を加えるのが洒落感アップのポイント。

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【グレーのワイドパンツ】の着回しコーデ

品の良さと動きやすさを兼備し、どんなシーンも頼れる!

@世界遺産を巡りに一日中動き回る日
マウンテンパーカーを羽織ってアクティブコーデに

春旅行コーデにおすすめのシャカシャカアウター×ロンT×グレーパンツの山崎紘菜さん

撮影/遠藤優貴

憧れの世界遺産を目当てに朝から晩まで外出する日は、動きやすいワイドなグレーパンツに軽アウターをプラスして寒暖差対策を。シャカシャカ素材のマウンテンパーカーも、黒ならきれいめな印象に引き寄せます。山間部まで足を延ばす場合はより気温が下がるので、大きめのストールを持参して防寒力アップに貢献。

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@SNSで見つけた人気スイーツ店へ
ジレ&ラメカーデを加えて写真映え度アップ

春旅行コーデにおすすめのジレ×ロンT×グレーパンツの山崎紘菜さん

撮影/遠藤優貴

前日の世界遺産巡りとうってかわり、老舗カフェでご当地スイーツを食べる日。クラシカルな店内から浮かないよう、グレーパンツにテーラードジレを加えて上品さを。トレンドのラメカーデを肩にかければ、スイーツと共に写真に写る自分もちょっぴり華やかに。

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【黒フレアスカート】の着回しコーデ

大人っぽさと華やかさを両立! かしこまったシーンにも最適。

@アウトレットモールでショッピング
白ニット&スニーカーできれいめカジュアルに

春旅行コーデにおすすめのスウェット×黒フレアスカートの宮本茉由さん

撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY)

旅行初日、大型アウトレットモールへいざショッピング。ハイブランドからインテリアまで幅広くチェックしたいから、黒フレアスカートのきれいめムードを拝借しつつ、スニーカーで機動力も確保。モダンなプリント入りストールを加えて、顔まわりをリッチに盛り上げるのもおすすめです。

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@ホテルのレストランでフレンチディナー
“ジャケットの上からベルト” の最旬ワザでクラスアップ

春旅行コーデにおすすめのジャケット×黒フレアスカートの宮本茉由さん

撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY)

楽しみにしていたホテルディナーでは、黒フレアスカートにジャケットを合わせてよそ行き顔に更新。ジャケットの上からベルトをつけるひと手間で全身黒にメリハリが生まれ、着こなしがパッと華やぎます。メタリックシルバーのメリージェーンで、足元からオシャレ感度の高さを漂わせて。

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心地よく過ごせる服装で春旅行をたっぷり楽しもう!

春旅行では動きやすい服装を基本にしつつ、日中と朝晩の気温差対策に羽織りを活躍させて。Gジャンやトレンチコート、ツイードジャケットで春ならではのオシャレを楽しむのも◎。連泊時には着回し力が高いベーシックアイテムを活用するのがポイントです。きれいめなシーンに対応できるよう、シャツやジャケットを用意しておくのもおすすめ。旅先にマッチした大人の装いで、素敵な思い出の1ページを彩って。

※本記事は過去の「CLASSY.」「CLASSY.ONLINE」記事を再編集したものです。完売の可能性がありますのでご了承ください。また、価格は掲載当時の価格です。
文/小林 愛

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表紙モデル:山本美月

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