王林さんがもし、大人ベーシックを着てオフィスで働くなら…【ファッション企画出演記念インタビュー】

大人気タレント・王林さんが、大人ベーシックを作る最旬&定番アイテムを駆使した働く女性コーデを着こなしたファッションページ「王林さんがCLASSY.ベーシックをまとったら…」はチェックしていただけましたか? ファッション撮影を終えたあとの王林さんに、今の気持ちをインタビュー。ファッションへのこだわりから地元・青森への熱い気持ちまで、等身大の言葉で話してくれました。ファッション撮影のアザーカットとともにお届け!

いつもと違うオフィカジスタイルを着こなした感想は…?

ーテレビでも、SNSでも、いつ

ーテレビでも、SNSでも、いつもお洒落な王林さん。テレビ出演時の衣装は、どうやって決めているのですか?
撮影当日にスタイリストさんが何パターンか衣装を用意してくださっているので、その中からみんなで相談して決めています。王林はけっこう好きなものがはっきりしているタイプなので、私の好みにハマるものをスタイリストさんがわかってくれていて。色々と探してきてくれているアイテムは、いつも気になるものばかりです。スタイリストさんとはすごく仲がよくて、普段から“次はこういう撮影だから、お洋服もこんなイメージがいいよね”なんて話しています。一緒にお買い物に行くこともよくありますよ! 王林は身長が高くて、お洋服の丈感が合わないとバランスが悪くなってしまうので、王林にぴったりのサイズを展開しているブランドを教えてもらいながら、一緒にショッピングしています。

ーお買い物は迷うタイプですか?
もう、バチーンってすぐ決めるタイプ(笑)。一緒にお洋服選びをするスタイリストさんも即決タイプなので、2人でサクサク決めていくことが多いです。

ー今回のファッション撮影では、CLASSY.的オフィカジコーデを5種類着ていただきました。王林さんがいちばん好みだったコーデは?
チュールスカート×グレーニットのコーデは、自分ではなかなか選ばないコーデなので新鮮でした。私のお母さんは私と好みが全然違っていて、私に甘めの、可愛らしい格好をさせたがるので、お母さんが見たらすごく喜ぶと思います(笑)。普段、服装の縛りがある場所に行く機会がなくて、キレイめに見せた方がいいとか、ジャケットを羽織った方がいいとか、着るものを選ぶ上でそういうことを意識したことがなかったので、今日はもしも自分がオフィスで働いていたら…という世界線で色々な服を着られて楽しかったです! 新しい王林を引き出してくださり、ありがとうございました。

「青森に対する想いや感謝は忘れないようにしたい」いつまでも大切にしたい故郷への気持ち

ーもしも今の仕事ではなく、オフィスで働いていたとしたら、どういうお仕事をしたいですか?
制服があったり、服装のルールが厳しいところはちょっと嫌ですね。自由にファッションを楽しめる職種がいいな。今日着たミドル丈コート×スカートのコーデに、小さいバッグとコーヒーを片手に持つみたいな、余裕と大人っぽさと色気のある女性に憧れます。デキる女って感じがしませんか? そんな素敵な雰囲気をまとって、オフィスで颯爽と働いてみたい…!

ーバラエティに歌に…と色んなお
王林さんが「余裕と大人っぽさと色気を感じた」と話してくれたコーデはこちら。小道具のコーヒーと一緒にパチリ。

ーバラエティに歌に…と色んなお仕事で活躍されていますがどの仕事をしているときがいちばん自分らしいと感じますか?
小さい頃から歌とダンスをやっていて、自分の中ではずっとそこが軸でした。なので、バラエティで王林を知ってくれた方が、歌っている王林を見て“ギャップがある”と感じてくれたことが、王林からすると逆にギャップで。王林が喋っている時と、歌やダンスをやっている時とではイメージが違うんだってことを最近になって初めて感じました。なので、これからは王林の軸である歌とダンスを多く見せていけたらいいなと思っています。それから、身長が高いんですけど、バラエティでは身長を活かせる場面がなかなかなくて…。なので、モデルのお仕事をさせてもらえるときは、高身長ならではの着こなしを見せられたらいいなと思っています。

ーお仕事をする中で大事にしていることは?
色々ありますけど…王林は青森で生まれ育って、青森で活動をしてきたので、帰る場所があるってことを忘れないようにしています。訛りを直さずに使っていることもそうですけど、青森に支えられて大きくなれたと思っているので、青森に対する想いや感謝は忘れないようにしたいです。

いつもHAPPYムードあふれる秘訣は…目の前の“今”を全力で楽しむこと!

ー今後、青森で何か挑戦したいこ

ー今後、青森で何か挑戦したいことは?
すっごくいっぱいあります! そもそも芸能活動に興味があったというよりは、青森をPRする活動が好きだからこのお仕事をやっていたほどで。11月からは音楽活動も始まったので、いつか青森で音楽と食と伝統を伝えるイベントを開催したいと思っています。ねぶた祭の音など、青森ならではの音楽をぎゅっと集めたり、私が音楽活動をする中で関わったアーティストさんや、りんごが歌詞に入っているアーティストさんを呼んだり…とかなりイメージは膨らんでいます。青森にはいくつか有名なフェスがあるんですけど、そういうものに筆頭するフェスに成長できたらいいなと。
あとは今、アパレルブランドをやっているのですが、青森の伝統工芸品を刺繍で入れたり、アップルレザーといって廃棄になる青森のりんごを利用した皮を使ったりしているので、王林の大好きなファッションや歌で、青森の魅力を伝えられたらいいなと思っています。

ーすごく忙しい毎日だと思いますが、いつも元気な王林さん。疲れることはないですか?
ずっとお仕事をしているほうが楽しくいられるというか、休むのが得意じゃないんです。ショートスリーパーなので、寝る時間も短くて平気ですし。お休みの日にも予定をぎゅうぎゅうに詰めて、行動的に過ごしています。

ーいつもパワフルな王林さんのパワーの源は?
なるべく携帯やSNSを見ずに、目の前の“今”を全力で楽しむことがハッピーに繋がっている気がします。携帯をいじるのが得意じゃなくて、青森にいると携帯を見ずに1日が終わることもあるくらい。実はSNSも苦手ですね…(笑)。あと、すごく好きなのは…人間観察をして“こんなこと喋ってるな”とか“この人はこういう人生だったのかな”とか想像をして楽しむこと(笑)。とにかく今、その時を楽しむことがすごく好きなんです。

ー最後に、CLASSY.読者にメッセージをお願いします!
初めまして、王林と申します。王林はファッションが大好きで、私が覚えている幼い頃の記憶で、いちばん最初に抱いた感情が「モデルになりたい」という想いでした。なので、今回ファッション撮影というありがたい機会を頂けて本当に嬉しいです。普段とは違う大人な王林を引き出していただきました。CLASSY.読者の皆さんには、これをきっかけに王林のことを知っていただけたら嬉しいです!

王林(おうりん)
1998年青森県生まれ。2007年〜アイドルグループ『アルプスおとめ』、2013〜2022年には『りんご娘』のメンバーとして活動。現在も青森県に住みながら、テレビバラエティを中心に活躍中。11月15日にはアーティスト「Ourin-王林-」として1stシングル曲『Play The Game/ハイテンション』をリリース。12月20日にはファン待望の1st写真集も発売。
Instagram:@ourin_ringoooo

【衣装詳細】
<PHOTO1>
コート¥86,900(カオス/カオス丸の内)タートルニット¥8,990(PLST)スカート¥51,700(オニールオブダブリン/エストネーション)バッグ¥184,800(ザンケッティ/アルアバイル)ネックレス¥8,800(エイチアッシュ/フォーティーン ショールーム)ピアス¥77,000(モニス/フォーティーン ショールーム)リング¥22,000(ココシュニック オンキッチュ/ココシュニック)

<PHOTO2>
カーディガン¥35,200(ポロ ラルフ ローレン/ラルフ ローレン)Tシャツ¥9,680(スローン/ザ ショップ スローン 新静岡セノバ店)めがね¥36,300(アイヴァン/アイヴァン 東京ギャラリー)ピアス¥30,800(マリハ)

<PHOTO3>
ジャケット¥46,200(ガリャルダガランテ/ガリャルダガランテ 青山店)シャツ¥28,600(Theory)カーディガン¥18,700(マカフィー/TOMORROWLAND)パンツ¥50,600(エイトン/エイトン青山)バッグ¥69,300(ジャンニ キアリーニ/ジャンニ キアリーニ 銀座店)ネックレス¥8,400(アビステ)

【STAFF】
モデル/王林 撮影/川﨑一貴(MOUSTACHE) ヘアメーク/桑野泰成(ilumini) スタイリング/平沼洋美 取材・文/伊藤綾香 編集/宮島彰子(CLASSY.ONLINE編集室)

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最新号 202406月号

4月26日発売/
表紙モデル:山本美月

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