【ボッテガ・ヴェネタ】トップモデル・松島花が語る「ハイブランドの本当の魅力」

今回ピックアップするのは、象徴的なビビッドなグリーンを一躍人気カラーに押し上げた、トレンドセッター的ブランド、〝ボッテガ・ヴェネタ〟。プライベートでも愛用している花ちゃんならではの視点を交えた、上質リアルクローズは必見です。

今回のメゾンブランドは「BOTTEGA VENETA」

History
1966年イタリアのヴェネト州で誕生。熟練の職人が生み出す、細いレザーテープを美しく編み込んだイントレチャートがブランドの代名詞。従来のラグジュアリーでシックなイメージに加え、近年では鮮やかなカラーやアイコニックなバッグで世界中にムーブメントを起こし続けるトレンドセッター的な存在でもあります。

ベーシックの格がワンランク上がる!ウエアの魅力に首ったけ

私にとっての〝ボッテガ・ヴェネタ〞は、ここ数年、いちばん身近な存在へと躍り出てきたアップカミング的な存在。バッグやシューズはもちろんのこと、お洋服からアクセまで…早くもワードローブの大半を占めているといっても過言ではありません。それくらい、ボッテガなしでは成り立たないのが、近ごろの私のプライベートファッション。数年前までは、トレンド感よりもラグジュアリー感、大人になったら着てみたい…と憧れの念を抱くブランドでしたが、最近のボッテガには、今欲しい!今着たい!と思う洋服がたくさん。
ここまで身近に感じられるようになったのは、前ディレクターのクリエイションによるものが大きいのです。ブランドのアイデンティティである象徴的な編み込み技法のイントレチャートを、幅広にしてみたり、プクプクにしてみたりという斬新な再解釈。今やブランドのイメージカラーにもなった鮮やかなグリーンをはじめとする大胆なカラーパレット。リアルに着られるベーシックかつスタイリッシュなお洋服たち…。従来のイメージである極上のレザー使いや匠の技が生み出すリュクスなムードを損なうことなく、若々しさやモード感を新たにまとったラインナップに、いつも心躍ってしまうのです。今季からはマチュー・ブレイジーがクリエイティブ・ディレクターに就任するということで、今から楽しみ。彼の経歴を見ても、私好みであることは疑いようもありません。バッグやブーツなどはすでに注目のまとで、大ブレイクアイテムが続々登場していますが、個人的にはウエアの魅力の虜。みなさんもぜひ一着、トライしてみてほしいです。

シャツ¥129,800パンツ¥137,500 バッグ「アルコ トート」¥330,000サンダル¥192,500ピアス・リング人差し指/松島花さん私物(すべてボッテガ・ヴェネタ/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)椅子の上のバッグ右から/「アルコトート」¥330,000「ミニカバ」※9/28~10/4の伊勢丹ポップアップ限定¥517,000「スモール パデット カセット」¥379,500「ティーン ジョディ」¥363,000「スモール カセット バケットバッグ」¥143,000(すべてボッテガ・ヴェネタ/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)

撮影/TISCH モデル/松島 花 ヘアメーク/佐藤エイコ(ilumini) スタイリング/荒木里実 取材/西道倫子 再構成/Bravoworks.Inc

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Magazine

最新号 202406月号

4月26日発売/
表紙モデル:山本美月

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