全国的に緊急事態宣言も解除され、少しずつ日常を取り戻しつつある日本。しかし、自粛ムードは段階的に解かれても、まだまだマスクなしで出かけることは出来なそうな今年の夏。冬や春にマスクをしていた経験はあっても、「夏にマスクをする」という経験は皆さんにとって初めてではないでしょうか。
今回は、人気ヘアメークの菊池かずみさんに、夏のマスクメークのポイントについてうかがいました。
夏のマスクメーク、正解は?
夏のマスクメーク、お手本を紹介
夏らしいヘルシー感と目力UPがカギ
暑い夏の日差しに似合う“イエロー”をポイントにしたヘルシーメーク! マスクが前提なので、今までリップで“メークしてる感”を出していた人は、きちんと目元でメーク感を出すことが重要です。マスクで崩れやすいベースメークは、肌の外側はさらっと、内側はうるおった“セミマット肌”を意識して。
マスクを外すとこんな感じです
唇はオレンジベージュのリップをほんのりと。濃い色のリップだとマスクを外したときに違和感を感じてしまうので、肌なじみのいい色が正解。
Point1.イエローゴールドで夏らしくヘルシーに!
目元は日本人の肌にすっとなじむ“イエロー”をポイントに。イエローゴールド系なら、ほんのりキラめいて夏の太陽の下で映えます。
【1】アイホール全体にイエローゴールドのアイシャドウを広げます。
【2】ブラウンのアイシャドウを目頭と目尻に“くの字”に。目元がぐっと引き締まる!
【3】アイラインはインラインのみ。まつ毛の間を埋めるように、ブラウンで。
Point2.直線的な眉下ライン×ノーズシャドウで目力UP
目力UPのカギを握るのが眉! まず眉は下のラインを直線的に描いてシャープな印象に。さらに薄い色のノーズシャドウを眉頭下の三角ゾーンに入れると、自然と目元がくっきり。
【1】眉はパウダーで全体を描きます。眉の下側は“直線”を意識しながら描くのがポイント。
【2】アイブロウパウダーの薄い色などを使って、ノーズシャドウに。鼻筋まで全部入れなくても、眉頭下の小さい三角ゾーンだけで目力は十分アップします。
Point3.肌の内側にうるおいを閉じ込めたセミマット肌
夏はベタつかず崩れにくい、セミマット肌が理想。ただマスクによる肌荒れや乾燥を避けるためにも、肌の表面はさらっとしていても、内側にはうるおいを閉じ込めておくことが重要です。そこで菊池さんの推しコスメが「ジェルおしろい」!
【1】日焼け止めとファンデを塗ったら、気になる部分はコンシーラーでカバー。
【2】乾燥しにくいクリームチークを仕込みます。
【3】仕上げはフェイスパウダーではなく、「ジェルおしろい」。リキッド状なのに肌にのせるとさらさらに! うるおいを内側に閉じ込めてくれます。
シャツ¥21,000(ハウント/ハウント代官山/ゲストリスト)ピアス/私物
撮影/川崎一貴(MOUSTACHE) モデル/有末麻祐子 ヘアメーク/菊池かずみ スタイリング/三好 彩 取材/広田香奈 構成/CLASSY.ONLINE編集室
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