フォロワー26万人超え!石井美保さんが教える「今から美容家になる方法」|石井美保のアラサー女子巻き返し美容SPECIAL

2020年、著書が大ヒットし、『スッキリ』などTVにもひっぱりだこ、インスタフォロワーも26万人超えと大きな夢を次々と叶えたように見える美容家の石井美保さん。連載「アラサー女子の巻き返し美容」にも大きな反響をいただいています。44歳とは信じられないキュートさの(というか年齢関係なく美しすぎる!)石井さんですが、毎月お話を伺っているとその内面の強さ・美しさにも驚かされます。今回は年始年末スペシャルとして一度美肌から離れ、石井流『夢を叶える秘訣』について伺ってきました。2回に分けてお届けする後半では、最近では憧れの職業となった「美容家」になるにはどうすればいいか、教えてもらいます。

「“美容家”になろうとすると、“美容家”にはなれない」

「よく“美容家になるにはどうし

「よく“美容家になるにはどうしたらいいですか?”という質問を受けるのですが、あえて厳しい言い方をさせていただくならば、そもそも美容家になることをゴールにしてしまうと、なれないことの方が多いと思います。

私自身も美容家を最初から目指していたわけではなく、元々はネイルサロン開業を目指していました。そこから離婚などいろいろあり(連載0回目参照)、娘とふたり生きていくためにまつげサロンからスタート。最初はマンションのワンルームで、小さなサロンでした。その頃は美容家になるなんて想像もしていませんでしたし、サロンを今のように一等地に出すことも考えていませんでした。

ただ毎月、自分なりに目の前の目標を設定してクリアしていった結果、少しずつサロンが軌道に乗りました。それで、サロンの取材に来ていただくようになり、お店の取材を受けているうちに“石井さん、お肌がキレイなので美肌の取材はどうですか?”と。雑誌などいろいろな媒体から、美容企画でのお声掛けもいただくようになったんです」

――ではチャンスがあったときに

――ではチャンスがあったときに、どのように行動していたのでしょうか?

「当時から今までずっと、いただいたチャンスには100%ではなく120%の結果を出すことも意識しています。いただいたものに対して80%の結果や想定通りの結果しか出せないと、次からそれ以上のチャンスって来ないんです。120%でお返しすると、扱われる枠が増えたり、仕事の幅が広がったり、必ずステップアップに繋がるもの。

辿る道も分からず、想像もできない夢は叶いません。まずは目の前のことから1つずつ着実に、120%の力で取り組むことが重要だと思っています

——美容家としてビジネスの場として欠かせないインスタグラムも、石井さんは始められたのがとても早かった印象があります。

インスタは7、8年前から始めていました。今では情報の発信、収集の上で欠かせないツールになっているし、ビジネスに繋がることも多いです。

今はたくさんのメディアやツールが溢れていますが、近い将来の目標が設定できていると、自分に必要なものを見極めて的確に取り入れられます。目標が不明瞭だと闇雲に手を出すことになり、結果時間を無駄にしてしまうことも。直近の目標を意識しながら常にアンテナを張っておくことは、夢を叶える近道にもなると思います。

——石井さんは自分の夢や目標を周りに伝える派ですか?
結構、話しますね。人に言える=現実的に想像できている証拠。周りに言うと、自然と夢に向かって走り始めることも多いんです。

それと、夢を叶える人になるためには、素直さも大事。「私なんて……」と自己肯定感が低いと目標すら立てにくく、どんどん夢が遠ざかっていきます。

自分を受け入れて、できそうなタスクをひとつずつクリアしていくと自信に繋がり、「次はこうしてみようかな」っていうネクストステップにも進みやすい。いつのまにか小さな階段を上がっていて、“夢を叶えた人”になれると思います。

――自分を受け入れて肯定することから始まる、というメッセージが素敵です。2021年もCLASSY.読者に愛ある美肌セオリーを、どうぞよろしくお願いします!

 

PROFILE

【石井美保】1976年生まれ。美容家、美肌サロン主宰、Riche代表。「こすらない洗顔」や「肌アイロン」の美容法を提唱し、レタッチ要らずの美肌の持ち主。確かな技術と知識、説得力のある言葉で、幅広い世代からの支持を集め、多くのメディアに出演。近著に『一週間であなたの肌は変わります』(講談社)はアマゾン実用書売り上げNo.1を記録する大ヒット!

撮影/中島 洸(まきうらオフィス) ヘアメーク/大野朋香<air> スタイリング/青木宏予 取材/坂本結香 構成/CLASSY.編集部

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表紙モデル:堀田茜

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