結婚式と同じくらい「ウェディングフォト」に力を入れているカップルが多い昨今、以前と比べて選ぶロケーションや撮影方法も大きく進化。そこで、リーダーズとカップルズに最新のウェディングフォトを調査しました。CLASSY.がプロデュースしたウェディングフォトも必見です!
\リーダーズとカップルズはどう撮ってる?/ウェディングフォトのこだわりを調査!
トレンドに敏感なCLASSY.リーダーズとカップルズのウェディングフォトは驚くほど素敵なものばかり。これから撮影を控えている方はぜひ参考にしてみて。
非日常な大自然の中でドラマチックに
せっかくなら普段は滅多に行かないような雄大な自然に囲まれた地で、都会とは全く異なる雰囲気のフォトウェディングを。周りに人が少ない分、いつもどおりのリラックスした状態で撮影に臨めるのも魅力のひとつです。
中東の雰囲気を演出したくて鳥取砂丘へ
「まっさらな砂の上だからこそ、ドレスやカラフルなブーケが映えてアートのような一枚に」(青山絵子さん/30歳/IT関連)
ブラジルで撮影したお気に入りの一枚です
「世界遺産のフェルナンド・デ・ノローニャで撮影。必死に崖を登ったのもいい思い出」(松田衣里菜さん/33歳/商社勤務)
サンセットの時間を狙い館山の平砂浦海岸へ
「海での撮影はありきたりにならないようにあえてサンセットタイムをセレクト。ワイワイ楽しく撮影していただきました」(宇川美有紀さん/30歳/メーカー勤務)
普段のなにげない表情を切り取る
ビシッとキメ顔で撮影するのも素敵ですが、〝いつもの私たちらしさ〟を写真に収めておきたいというカップルも多いのだとか。カメラを意識する必要がないから、恥ずかしがりやな彼でもリラックスして参加できるはず。
共通の趣味であるショッピングの様子を表現
「休日は丸の内でショッピングが定番。いつもどおりのシチュエーションでシャイな彼の緊張をほぐしました」(寺松明日香さん/30歳/インフラ関連)
彼を笑わせている時の不意撮りで自然な表情に
「まさか撮られているとは知りませんでしたが、私たちらしさが表れていてお気に入り」(東 美結さん/28歳/IT関連)
周りが気にならないハウススタジオにて撮影
「外だとお互い人の目が気になってしまうので、貸し切りできるハウススタジオに」(中川葉月さん/27歳/秘書)
パリ、NY…街中で海外風に撮影
長引くコロナ禍の影響により、海外での撮影を泣く泣く断念して、国内で海外風のフォトウェディングを楽しむカップルが増加。普段見慣れた街でもプロの手にかかれば、異国感溢れるロケーションに早変わりします。
ルネッサンス様式の日本橋三越本店前にて
「日本橋三越本店の前でパリ風に撮影。ジャケットやハットを合わせてクラシカルに演出」(青山絵子さん/30歳/IT関連)
三菱一号美術館でニューヨーク風に
「赤レンガ造りに一目惚れ。階段を使ってドレスを魅せる写真に」(宇川美有紀さん/30歳/メーカー勤務)
赤を基調としたフレンチレストランを使用
「パリ風の赤い建物を探して、丸の内付近のフレンチレストラン『レロジェビストロドロア』で撮影」(奈良七海さん/32歳/アパレルプレス)
セルフフォト写真館を活用!
韓国発の「セルフフォト写真館」はカメラマンが不在のため、人目を気にせず、二人だけの空間でのびのびと撮影できるのがメリットです。なかには数千円で撮影できるところもあり、費用をグッと抑えられるのも嬉しい!
SNSにアップするご報告写真として撮影
「本格的な前撮りはまだまだ先だったので、気軽に撮影できるセルフフォトを選びました。自前の衣装はジャケパンで揃えたのがポイント」(大河内咲緒さん/27歳/サービス関連)
短時間で終わるから愛犬も一緒に参加
「前撮りでは叶わなかった、愛犬・おはぎとの撮影を『Regina Selfie』(@regina_selfie)で実現できました」(松田衣里菜さん/33歳/商社勤務)
和装フォトはスタイリッシュさがカギ
「日本に生まれたからには和装姿をどうしても撮影しておきたい!」というカップルは少なくないはず。令和婚カップルの和装撮影は都内のスタジオや街中の壁を使用して、モダンな雰囲気に仕上げるのが主流のよう。
周りとかぶりにくい黒の引き振り袖をセレクト
「引き振り袖に合わせて渋谷の街中で見つけた黒壁をバックに撮影。夫の紋付袴も珍しい焦げ茶色を選び、カッコよく撮影しました」(奈良七海さん/32歳/アパレルプレス)
まっさらな白壁があるハウススタジオにて撮影
「ドライフラワーのブーケを引き立たせるべく、シンプルなロケーションに」(柳沢 遥さん/28歳/アパレルプレス)
ポージングや画角はSNSで研究
お金と時間をかける分、周りから褒めてもらえるような素敵な写真を残したい!と思うのは当然のこと。唯一無二感のあるウェディングフォトを撮影するなら、事前にSNSでリサーチしておくのがおすすめです。
ずっと憧れていたシルエットショット
「逆光を活かしたシルエットショット。幻想的に仕上がり、家族や友人からも好評でした」(松田衣里菜さん/33歳/商社勤務)
インスタグラムの海外カップルを参考に
「海外インフルエンサーの信号待ちでギュッと寄り合ったポーズが可愛らしくて真似してみました」(大河内咲緒さん/27歳/サービス関連)
タクシー乗車カットはピンタレストで発見!
「あえて顔は見せず、動作の途中を切り取ったナチュラルさがポイント。モノクロにしてもらうことでよりオシャレな雰囲気を演出できます」(青山絵子さん/30歳/IT関連)
\CLASSY.読者31名にウェディングフォト事情をアンケート!/
25~35歳の既婚読者を対象にアンケートを実施。ますますウェディングフォトへの熱が高まっている様子が明らかになりました。
【Q1】ウェディングフォトを撮影しましたか?または今後したいですか?
A.YES:97%/No:3%
回答者のほぼ全員が「Yes」と回答。人生の一大イベントだからこそ目に見える形で残しておきたいという理由がほとんどでした。
【Q2】ウェディングフォトにかける金額は?
A.平均32万円
前撮りを2回行うカップルが最も多く、国内と海外で差はあれど平均額は32万円でした。なかには合計150万近く投資した人も。
【Q3】どんなシチュエーションで撮影したいですか?
A.1位:和な雰囲気/海辺
3位:丸の内
4位:ハウススタジオ/海外
圧倒的に人気なのは情緒溢れる和装撮影と広大な自然の中で行うビーチフォト。王道だけど丸の内は絶対外せない!という声も多数。
取材/岸本真由子 撮影協力/AWABEES 再構成/Bravoworks.Inc