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辛酸なめ子の「おうちで楽しむ」イケメン2020 vol.5「まさに沼…!『2gether』のタイBLイケメン」

withコロナ生活をサバイブするためにマスクと同じくらい必要なもの、それは配信ドラマかもしれません。本国タイはもちろん、世界中の「イケメン不足」「キュン不足」に悩まされている女子を虜にした『2gether』がいよいよ日本でも配信スタート! どっぷりと沼にハマってしまった辛酸さんがその魅力について語ります♡

辛酸なめ子の「おうちで楽しむ『2gether』イケメン4選」

辛酸なめ子の「おうちで楽しむ」イケメン2020 vol.5「まさに沼…!『2gether』のタイBLイケメン」

不安でキューッとしていた胸が、キュンという感覚に置き換わり、しばらくパンデミックの現実を忘れさせてくれた素晴らしいドラマがあります。『2gether The Series』というタイ発BLのドラマで、世界中でブレイクの兆しを見せています。タイはLGBTに寛容な素晴らしい国で、一説によると仏教の思想で「体は借り物」なので心と体の性が違っても良い、という考えがあると聞いたことがあります。そんな土壌のタイで、珠玉のBLドラマが次々とリリースされていて、世界中のファンを魅了しています。中でも、日本でも初心者向けにおすすめと言われている『2gether』は、主人公の2人がとにかくかっこよくて、ジャニーズを見慣れた目にも自然と受け入れられ、というか想像以上の美しさに心を奪われ、ストーリーも魅力的で気づいたらBLの沼にハマっている、という恐ろしい吸引力の作品です。気づいたら私も少しでも時間が空いたら繰り返し予告編や名シーン集を再生し、2人の名前で検索しまくっている生活に。ちょっと前までコロナについて検索しまくっていたのとは違うフェーズに入ったようです。そして今、「主役のサラワットとタインが幸せなら自分のことはどうでも良い」という心境です。仲良さそうな2人の映像を見て涙がにじみます。これが俗に言う沼落ちという症状でしょうか? よく言われる「尊い」という感情を実感しました。今年は代々木公園のタイフェスも開かれませんでしたが、このドラマを知ってから自分の心は常にタイフェス状態です
あらすじを簡単に説明すると、偽の恋愛がいつしか本物になっていくという……ラブコメなのに純愛で、笑えて泣けるストーリー。日本では動画配信サービス、Rakuten TV で配信がスタートしています。まだ配信が開始されたばかりなのであまり語れませんが、タイの大学が舞台で新入生のタインが入学早々、オネエ系のグリーンに猛アタックされて困惑。タインはノンケだったのですが、とりあえず偽の彼氏を作ってグリーンを避けようとします。そこで白羽の矢が立ったのが、ギターやサッカーなど何でもできる超絶イケメンのサラワット。女子に追われまくってもどこかクールなサラワットに、タインが偽の彼氏になって欲しいと頼むところから話が展開していきます。前半はタインとサラワットの2人のイケメンが中心で、中盤からは兄弟や友人からもカップルが生まれるという展開に。共学の大学なのに、女子学生がスルーされがちです……。ほかのBLドラマに比べて女性の登場する割合は多いようですが、このドラマでは女子は男子にキャーキャーいう役割。そんな外野の女性の一人であることを受け入れて、美しい純愛を見守りたいです。このドラマで序盤に出てくるイケメンキャラをピックアップいたします。

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ストーリーが進むにつれどんどん可愛くなる…… タイン

自分のことを「シックな男」と思い込んでいる、無邪気で自信家で天然なキャラ。線が細くて色が白く、薄めで整った顔立ちです。いつもシャツの第2ボタンまで開いていて、ちょっとナルシストが入っている印象です。グリーンからのアプローチをかわすためにサラワットに接近。同じ軽音楽部に入るも、はじめてのギターで不協和音をかき鳴らします。法学部で頭が良いはずなのに、しつこいグリーンに睡眠薬を飲ませて眠らせようとしたものの、薬をどっちのドリンクに入れたのかわからなくなったり、天然ボケな一面も。
サラワットもそんなタインを愛でるように。ドラマの中のタインの顔立ちもどんどん可愛くなっていく印象です。そしてサラワットに対してはわがままで、お菓子が欲しいとかギターを貸せとか弦を変えろとか無邪気にリクエスト。サラワットとタイン、どちらに感情移入するかによって今の恋愛や夫婦関係での自分の立場がわかりそうです。

神が作った芸術品のような美しさ……サラワット

繊細で内向的で、一途で不器用、でも見た目は神が作った芸術品のよう……。唇の形、顔の小ささ、まつ毛の長さなど、本当に美しいです。サラワットは女子に追いかけ回されて、肉体的にもマッチョで仕上がっているのに、恋愛関係は少ないというギャップも良いです。BMWに乗っていてお金持ちの経済学部男子。
タインが偽の仮氏になってほしくてサラワットに会いにいったら、不機嫌な表情で「そんなに見つめられたら落ちるまでキスするぞ」と言い放ったシーンで、視聴者の大半は落ちたことでしょう。こんな風に次々と殺し文句が出てきて、ときめきが止まりません。さらに、頭ポンとか、部活の歓迎会の催しでキスとか、サラワットがやたらドリンクを共有してタインと間接キスしたがるとか、切ない瞳の表情とか、ギターを教えてあげる青春の一場面とか、イヤホン片耳ずつで音楽を聴くとか、タインの隣でラブソングを歌うサラワットとか、見ていて萌え衰弱しそうです。適度なイケメン映像は免疫力を高めてくれますが、過度の萌えは体力消耗になりそうなので要注意。
今後は、さらに刺激的なサラワットがタインの胸を揉むシーン、サラワットの腿を枕にタインが寝るシーン、バックハグでソファに一緒に寝るシーンなどあるらしいので、沼の底で溺死しないように気を付けたほうが良さそうです

憎めないハイスペックなオネエキャラ……グリーン

タインにつきまとうオネエキャラですが、不思議と憎めません。「タイ~~~ン」「待って~~!」という叫びが頭から離れなくなりますが、料理上手で女子力が高い反面、ボクシングもできるというスペックの高さが。「わたしは可愛くないけどおいしいわよ」と、謙虚な性格も魅力です。タイのドラマの特長なのかわかりませんが、決定的にイヤな人が出てこず、愛すべき登場人物ばかりで癒されます。

ある意味、王道のタイ男子?……ディム先輩

軽音楽部の部長。厳しさと優しさを併せ持っています。入部の歓迎会では「ローストチキンの歌」という謎の歌が歌われ、タイのマジカルバナナ的な「リンゴリンゴ」「パパイヤパパイヤ」とフルーツを連呼する音頭で盛り上がり……と思ったら体を近付けて腰を振る「蜘ダンス」なる余興をさせたり、南国テイストのユルい空気を醸し出すムードメイカーでもあります。この新歓イベントの衝撃で、視聴者は自分の学生時代の新歓イベントの思い出が上書きされてしまうことでしょう……。洗練されたイケメンに進化したタイ男子も素敵ですが、ディム先輩のような、オーソドックスなタイ男子も魅力的です。

中盤以降も、カップルが入り乱れBLが盛り上がっていくことでしょう。視聴者としては、生きる糧なのか、精気を吸い取られているのかもはやわかりませんが、ほほえみの国タイのメンズのさらなる幸せを祈っています。
ほほえみが伝染、というかニヤつきが止まらないですが……。

世界中で大人気のタイBLドラマが日本でもついに配信開始!

『2gether』
Twitter世界トレンド1位を記録するなど話題性、人気ともにタイBLドラマ史上No.1と評される超話題作。ゲイに振り回されるタインと軽音部兼サッカーチーム所属の超イケメン・サラワットという、タイプ違いのイケメンたちが紡ぎ出すラブストーリー。Rakuten TVにて毎週金曜日1話ずつ動画配信中! 詳しくはこちらから

辛酸なめ子
イケメンや海外セレブから政治ネタ、スピリチュアル系まで、幅広いジャンルについてのユニークな批評とイラストが支持を集め、著書も多数。近著は『スピリチュアル系のトリセツ』(平凡社)、『辛酸なめ子の世界恋愛文学全集』(祥伝社文庫)など。

撮影/村山元一(SIGINO)<辛酸さん> 構成/CLASSY.編集部

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