“コロナ離婚”という言葉を耳にしたことはありませんか? コロナ離婚とは、コロナウイルスが原因で夫婦が別れること。コロナウイルスの流行で自粛生活になり、働き方が変わったり、夫と過ごす時間が増えたりと生活が変化した夫婦は少なくありません。その結果、相手の嫌な部分ばかり目についてしまい、離婚を決めたという女性もいるそうです。そこで今回は、“自粛期間中に妻が離婚を決めた夫の行動”をご紹介します。
1.リモートワーク中でも家事に口出し…
「期末と期初の繁忙期にリモートワークになり、最低限の家事をこなすのが精いっぱいでした。それでも、できる限り頑張っていたのですが、夫にはまったく伝わりませんでしたね。ちっとも手伝ってくれないし、それどころか『掃除甘くない?』『これ手抜き料理だよね?』なんて言ってくるんです。本当、頭に来ますよ」(31歳/金融関係)
コロナウイルスの影響で、夫婦揃ってリモートワークに切り替わったという人は少なくありません。二人とも家で仕事をする状態であれば、できるだけ家事は分担して助け合いたいものです。
それなのに、忙しい時期の慣れないリモートワークに加えて、夫からの思いやりのないダメ出し。これは辛いですよね。こちらの女性は最初こそ耐えていたものの、さすがにイライラが募り、離婚を決めたそうです。
2.買い出しはすべて妻任せ…
「こういう時期だし、支え合って乗り越えたいのに、夫はまったく支え合う気がないんです。『自分がコロナにかかったら取引先に迷惑がかかるから』って、私にばかり買い出しに行かせようとして……。じゃあ私がかかればいいってこと?」(32歳/建築関係)
誰もが不安な状況の中、夫婦で支え合っていきたい時に、夫が自分にばかり色々押し付けてくる。支え合うこともできず、押し付けられたストレスも相まって、つい離婚が頭をよぎってしまいそうです。
「自分が感染したら周りに迷惑がかかる」のは、奥さんにとっても同じこと。自分のほうが大変だとアピールしたいのかもしれませんが、誰にとっても大変な状況であるのは間違いありません。交代制にしたり、一度にまとめて買い物をするなら二人で出かけたりと、きちんと話し合ったうえで、お互いに納得いく方法を決めていきたいですよね。
3.子育てに非協力的…
「コロナでも普段どおり出社で、保育園はお休みなので息子の面倒は夫に任せていました。でも、息子いわく仕事かゲームかの二択で、まったくかまってくれないそうなんです。部屋も散らかり放題で、家事も全然分担してくれなくて。『ご飯まだ?』『布団敷いて』って求められるばかりで、もう我慢の限界でした」(34歳/サービス業)
お子さんがいる家庭では「仕事と子育てと夫の世話で疲れ果てた」「子供がもう一人増えた」といった理由から、離婚を決めるケースが多いそうです。
子育てにも非協力的なうえに、夫の面倒まで見なければいけないのは大変ですよね。我慢の限界が来る前に、真剣に話し合ったり、気持ちを伝えたりして、何とか離婚の危機から脱したいところです。
4.リモートワークと偽って不倫…
「コロナの影響で、夫婦揃ってリモートワークになりました。大変な状況ですが、普段忙しい夫と二人の時間が増えるのは少し楽しみだったんです。でも、それも夫の不倫ですべて台無し。リモートワーク中に、自室で不倫相手とテレビ電話していたんです。コロナが落ち着いたら、離婚に向けて動き出すつもりです」(29歳/広告関連)
コロナウイルスの影響で、まったく会えなくなったという不倫カップルは少なくありません。これを機に不倫を卒業してくれれば良いものを、懲りない不倫夫はリモート会議とごまかして画面越しに密会。これでは妻が見切りをつけるのも当然と言えるでしょう。
“コロナ離婚”が現実のものとならないためにも、夫婦二人でしっかりと話し合うことが大事。すぐには関係を変えるのが難しくても、少しずつお互いに支え合っていけると良いですよね。
そのためには、どちらか一方だけでなく、お互いに協力し合うことが大切です。
文/ちあき 画像/Shutterstock(UfaBizPhoto、Syda Productions、Lipik Stock Media、djile、F8 studio)