相手に家庭があると知りながらも始まった恋愛関係。「一緒にいられるだけで幸せ」と思ったのが嘘かのように、付き合いが長くなるにつれ「自分だけの彼にしたい!」と、妻に対して闘志がメラメラ燃えだしてしまう不倫女は少なくありません。
そして、不倫がバレて別れさせられたとしても、「愛されているのは私。邪魔しているのは奥さんだ」と夫ではなく、妻側へ復讐をする女性が意外と多くいるようです。今回は、追い込まれた不倫女の怖さを感じる“妻への復讐行為”をご紹介します。
1.旦那と2ショットの年賀状
「社内恋愛だった夫とは結婚5年目。その時、夫が社内の若い女性社員と1カ月半ほど不倫関係にあったことが分かったのですが、子供がいたこともあったので、とりあえず不倫相手と別れさせたのち、離婚はせずにいました。相手の女性も納得し、すんなり別れてくれたと聞いていたのですが、年が明けた元旦に、不倫相手の女性から年賀状が届いたんです。しかも、宛名は私。そこには『これからも旦那さんにお世話になります』という言葉と共に、夫と仲良く顔を寄せ合う“ラブラブ”な写真が……。旦那を問い詰めましたが、『本当に別れた。勝手にやっているだけだ』とのこと。こんなの喧嘩を売っているとしか思えません!」(32歳/専業主婦)
すんなり別れたと思ったら、ラブラブな写真を印刷し年賀状を送ってくるとは……。確実に奥さんに読んでもらおうと、あえて宛名を奥さんだけにしているところが確信犯ですよね。
2.不倫日記を送ってきた
「旦那の1年に渡る不倫が発覚。相手にこれ以上会わせるのは嫌だったので、目の前で電話させ、私から『訴えないから今すぐ別れて』と話し、なんとか別れさせました。その時は、私が出てきたのに驚き、すぐに謝っていた不倫相手だったのですが、後日、気持ち悪いものが送られてきたんです。それが、彼と行った場所、彼に言われた「好き」や「お前だけ」といった言葉などが事細かく書かれた日記です。最後には『彼はきっと私の元に戻ってくる。いかに私が愛されていたか分かったでしょう?』と書いてありました。さすがに『この人、頭おかしい……』と鳥肌が立ち、ただただ怖かったです」(29歳/経理)
恐ろしすぎる執念に驚きますよね。自分が“選ばれない”ということが悔しいのかもしれませんが、それを奥さんに主張する権利は、残念ながら不倫相手にはありません。
3.旦那の会社に訪問
「夫の不倫が発覚し、相手の女性に慰謝料を請求。しかし、女性は全く悪びれる様子はなく、私が夫と別れないことにも納得いかないようで、かなり戦闘態勢でした。なかなか事が進まないなか、夫が出張の時に、夫の会社にその不倫相手が訪れ『○○(夫)は離婚しまして、今は私と婚約しています。奥さんが本当に嫌だったらしくて。これからも夫をよろしく』と挨拶をしたというのです。上司から電話で連絡を受けた夫は、会社に不倫問題を説明することに。自業自得なので夫をかばうつもりは一切ありませんが、夫の会社に行ってまでそんなことをする不倫女には衝撃を受けました」(31歳/WEBデザイナー)
バレてもおかまいなし、むしろ強気な不倫女の起こす行動はすさまじいですね。「奥さんが嫌で離婚して、自分と婚約している」なんてよく言えたものです。女性の恐ろしさと自分がいかに愚かなことをしたのか、旦那さんは痛いほど実感したでしょう。その点だけはよかったのかもしれませんが……。
妻からすれば「あなたが悪いのに!」と思わずにはいられない、不倫女たちの復讐行動。その気持ちをグッとこらえて読んでいただいたかと思いますが、ぜひその気持ちをお忘れなく。その考えがしっかり頭にあれば、あなたが不倫に走ることはきっとありませんね。
文/桜井美穂子 画像/Shutterstock(miami beach forever、tickcharoen04、Antonio Guillem、GagliardiPhotography)