フォトジェニックな見た目だけでなく、フルーツやクリームといった素材の良さを味わうのも、大人のパフェの楽しみ方。そんなCLASSY.世代にぴったりな、4つのジャンルの代表的なお店をピックアップしました。
①フルーツパーラー
【浅草】フルーツパーラー ゴト―
昭和21年に青果店として創業、その後にフルーツパーラーもオープン。現店主は、祖父の代から続く家業を継いだ後藤浩一さん。時期によって産地を変え、ベストなタイミングで供されるフルーツは、口に含むと瑞々しく、その風味は濃密。時には、品種違いの食べ比べが楽しめるのも専門店ならでは。フルーツの目利きが手掛ける、季節の恵みを味わいたい。
とろけるような口当たりの甘いマンゴーを花咲くようにあしらって。この日は宮崎県産のものを。完熟マンゴーのパフェ¥1980
時に大胆、時にかわいらしい盛り付けもフォトジェニック。自家製のアイスやコンフィチュールは、果実本来の持ち味を引き出しています。左・すいかのパフェ¥1,080、右・チェリーのパフェ¥1,230(すべて税込み)
[DATA]台東区浅草2-15-4
②ホテル
【恵比寿】ウェスティンホテル東京 ロビーラウンジ ザ・ラウンジ
高い天井が開放感あふれるエレガントな空間で、「かわいい!」と歓声があがるパフェが今年も登場しました。爽やかなフルーツを活かしたものから、リッチな味わいのチョコレートバナナ、王道の黒豆&抹茶まで全5種類。ミニサイズのアイスキャンディを添えた、キュートなヴィジュアルが特徴です。ホテルメイドの上質スイーツに込められた、遊び心を楽しんで。
口の中で風味広がるスパイス使いが新鮮。オリエンタルフルーツ¥1,400
マンゴーやパッションフルーツのジューシーさが夏を満喫できる一品と、どこか懐かしい小豆バーを添えた和テイストが誰からも愛されるパフェ。右・マンゴー&バナナヨーグルト、左・黒豆&抹茶各¥1,400(すべて7/1~8/31の期間限定)
[DATA]目黒区三田1-4-1 ウェスティンホテル東京1F
http://www.westin-tokyo.co.jp/
③夜カフェ
【下北沢】ノイエ
人気ビストロを経て、「食べるのも作るのも好き」なスイーツのお店をオープンさせた菅原尚也さん。こちらのパフェはボリュームがありながら、レモンクリームはきゅんと酸っぱく、キャラメルアイスはしっかりビターなど甘さを引き締める要素があり、食べ飽きさせません。自然派ワインも取り揃えているので、お酒と一緒に夜パフェを体験するのもまた良し。
マカロンやゼリーなどもすべて、菅原さん一人で作る。細部まで隙なく仕上げたパフェなのに寛いた気分でいただけるのは、自然体な店主のおかげかも? レモンをつかったヤツ¥1,500
ビター&スイートなティラミスに、フレッシュな味わいのさくらんぼ。見た目も味わいも個性様々。右・ティラミスパフェ¥1,300、さくらんぼのヤツ¥1,500
[DATA]世田谷区北沢2-7-3 ハイツ北沢1A
④和パフェ
【銀座】林屋新兵衛
いまや和スイーツを代表するメニュー、抹茶パフェは1753年創業の「京はやしや」が初めて発案したもの。その老舗茶舗がプロデュースするこの茶カフェ&バーでは、高級抹茶を使ったスイーツはもちろん、日本酒やお茶をベースにしたカクテルなども揃います。銀座ならではの落ち着いた店内で、凛とした佇まいの品々を味わえる、大人のための一軒です。
お茶席でも使われる石臼挽きの抹茶で作られたアイスに、本わらび餅と茹でたての白玉。こだわり尽くした自慢の一品です。林屋新兵衛特製パフェ¥1 ,500
香ばしいほうじ茶のアイスとゼリーに優しい甘さの桃を添えて。さっぱりしているので食後でもぺろりといただける。ほうじ茶和パフェ¥1,450
[DATA]中央区銀座7-4-5 銀座745ビル1F
http://hayashiya-shinbei.com/
撮影/土居麻紀子 取材/首藤奈穂
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