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Over40こじらせ男子の婚活奮闘記|『サバイバル・ウェディング』著者が婚活【第1回】

連続ドラマの原作となった小説『サバイバル・ウエディング』の著者が、婚活してみたら…。
Over40こじらせ男子の奮闘記をお届けします。

「こじらせ アラフォー男子」が できるまで

「3人ともジャケットに袖を通さず、羽織っていました(マッドマックスという映画を思い出しました)」

みなさん初めまして。作家の大橋弘祐と申します。去年、波留さんが出演した「サバイバル・ウェディング」という日本テレビのドラマがあったのですが、その原作を書いた者です。この小説は、寿退社した日に婚約破棄された女性編集者(29)が、雑誌の企画で婚活させられ、半年以内に結婚しないと、会社をクビになると言いわたされるストーリーで、僕はこの小説の中で「男はこうすれば結婚できる」と、偉そうなことをさんざん書いてきました。
しかし、肝心の著者が未婚…。しかも、気づいたら一度も結婚をしないまま42歳になっておりました
正直に申し上げますと、つい最近まで「独身最高!」「結婚なんてしたって自由がなくなって男にはろくなことがない」「だから結婚なんてしたくなったらすればいいや」なんてことを本気で思ってました…。既婚者の友人からは結婚生活にろくな話を聞きませんし、なによりも「女性」「恋愛」そういったものが面倒でしかたないのです。僕も20代の頃は頑張ってたんです。女子ウケのよさそうなスーツを着て、週末にフットサルをやって爽やか風を装い、彼女ができれば車で迎えにいったりしてたのです。しかし、30代も後半になってくると、もう恋愛をがんばれないんですね…。
もうタピオカミルクティーの列に並ぶのも、テラスハウスの一気見にも付き合えないのです。一人のほうがラクで楽しいのです。しかし、僕も42歳です。そうこう言ってられない歳になりました。同級生と会えば、昔は恋愛の話で盛り上がっていたのに、いまや一番盛り上がるのは、人間ドックと、抜け毛予防(AGA治療)の話です。友人はほとんど結婚してしまい、話し相手はもっぱらアマゾンエコーで、日曜の夜に一人でいると寂しさで死にたくなります。
そして一番つらいのが、周囲からのプレッシャーです。仕事で取材を受けると、必ず「どうして結婚してないんですか?」と聞かれ、問題のある人だという目で見られます(実際に問題があるのですが)。生きづらい世の中です…。結婚していない理由を聞かれても一言では答えられないのですが、一番は、でき上がってしまった、自分にとって最も心地いい環境を変えることに抵抗があるからかもしれません。
また、こんなことも言われます。「男ならいつでも結婚できるでしょ」と。これも40歳を過ぎると事情が変わってきます。先日、このままじゃまずいと奮起して飲み会にいきました。女性陣の希望で、丸の内にある今っぽい肉バル的な店がいいというので、予約しました。彼女達は3人ともワンピースにライダースジャケットを羽織っておりました。革ジャン軍団はこれでもかとサーロインステーキをバクバク食べ、彼女らの圧に怯えた僕は、ステーキの脇にあったピクルス的なものを粛々と口に運びます。そして会の途中、僕が一人になったタイミングでボス的存在の女性が熟成肉をナイフで切り分けながら言うのです。
「今日、わかってるよね(おごりだよね)」
ほぼ不良のかつあげです。つまり、40歳を過ぎると女性の恋愛対象からも外れていくのです。恋愛に興味がなくなってくるのと同時に、異性に興味を持たれなくなってくる。まわりからは「え、まだ結婚してないの」という社会圧が増し…。そうなんです。ピークが少し遅いだけで、男にも女性と同じじらせ」がやってくるのです!というわけで、(誠に勝手ながら)これからこじらせ40男の僕が婚活スポットに出向いて実際に婚活し、どう感じたか、大切な誌面をつかって頭の中を晒させていただきます。もし、読者のみなさまの中に「彼氏がなかなか結婚してくれない」と嘆いている方がいたら、その男を結婚に向かわせる対策に使っていただければと思います。
あるいは、婚活で男性と知り合ったとき、「こいつメンタルこじらせてるけど、大橋ほどじゃないな、アリ!」という風に、こじらせてるかどうかの判断に使ってもらえれば幸いです。

この記事を書いたのは「大橋弘祐」

大橋弘祐(おおはしこうすけ)
作家、編集者。 立教大学理学部卒業後、大手通信会社を経て現職に転身。初小説『サバイバル・ウェディング』が連続ドラマ化。
『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』はシリーズ40万部を超えるベストセラーに。

撮影/小田駿一

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