日常的に聞いたり、自分で話す時に使う身近な言葉でも、漢字の表記を知らないケースは少なくありません。そのため、いざ漢字になると読めない……なんてこともあるでしょう。
この記事では、そんな“絶対聞いたことあるのに、漢字表記になると読めない漢字”をピックアップしてご紹介。ぜひ全問正解を目指しましょう。
1.「含羞む」
「恥ずかしがること」や、「恥ずかしがるような表情や仕草をすること」を「含羞む」と言います。
たとえば「嬉しいことを言われて、思わず含羞む」、また「含羞むような笑顔」などといったように用いられる言葉です。あなた自身も、つい照れくさくなって「含羞む」仕草をしたことがあるかも?
そんな「含羞む」の正しい読み方は……
「はにかむ」です。ちなみに「含羞む」の「羞」には「恥じる」「恥じらう」と言った意味があり、「恥じる」と同じ読み方で「羞じる」と表記される場合もあります。
「含羞む」と併せて「羞じる」の読み方についても、この機会に覚えておくと良いでしょう。
2.「掏摸」
漢字を見ただけでは、一体何のことなのかイメージがつきにくい「掏摸」。漢字表記は見慣れないかもしれませんが、事件のニュースなどできっと耳にしたことがある言葉のはず。
そもそも「掏摸」とは「他人の財布などを盗む人」を意味する言葉です。ニュース番組などでは通常、カタカナもしくは平仮名で表記されることが多いでしょう。
そんな「掏摸」の正しい読み方は……
「すり」です。また、「掏」という漢字には「すくう」、「摸」には「探る」といった意味がありますよ。
3.「仄々する」
「仄々する雰囲気の店」など「ほんのりと温かみが感じられるさま」を「仄々する」と言います。「仄」と似ている漢字に「灰」がありますが、「はいはいする」とは読まないので注意してください。
「仄々する」とは「仄か(ほんのり、わずかの意)」を重ねた言葉です。「仄か」を正しく読めれば「仄々する」の読み方も分かるかもしれませんね。
そんな「仄々する」の正しい読み方は……
「ほのぼのする」です。ちなみに「仄か」は「ほのか」と読みますよ。
いかがでしたか? 今回ご紹介した漢字は、いずれも日常会話やテレビなどで耳にすることのある言葉でしたが、漢字表記だと「何の言葉だろう?」と悩むものばかりでしたね。
もしかすると「聞いたことはあるのに読めなかった……!」という漢字もあったかもしれません。この機会に、漢字表記についても覚えておくと良いでしょう。
参考文献
加納喜光『読めそうで読めない漢字Q&A―もう間違わない!実例集 』講談社
文/大内千明 画像/Shutterstock(Dean Drobot、Andrey_Popov、Sokor Space)
Feature
FEATURE
季節の変わり目にぴったり♡ ロンハーマンの秋冬アイテム【5選】
FEATURE
感動!タイパ重視の私たちのお洗濯悩みを解決してくれる【ラボンのオシャレ着洗剤】
FEATURE
ずっと愛せる名品に投資したい!スタイルアップが叶う【ダウン】
FEATURE
頑張る私にご褒美!私が選ぶ、私のための【ジュエリーリスト】
FEATURE
【ラルフ ローレン PINK PONY】元バレーボール日本代表・古賀紗理那さん×藤井夏恋さん「自分のからだと向き合うべき」
FEATURE
重ねるオシャレが楽しい冬に! 品のいい【トラッド名品3選】
Magazine
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more