今年デビュー6周年を迎えるSixTONES。現在、ベストアルバム『MILESixTONES -Best Tracks-』を冠した全国アリーナツアー『MILESixTONES』が絶賛開催中です。北海道から沖縄まで全国11都市50公演を駆け抜ける今回のツアーから、3月29日(日)に行われた横浜アリーナ公演(29公演目)の様子を詳しくレポートします!
※本記事は公演のネタバレを含みます。
開演前からファンの心を掴む『MILESixTONES』の世界
今ツアーの第6カ所目となる横浜アリーナの会場。メインステージの巨大モニターには『MILESixTONES』のロゴが光り、一階席中央のセンターステージへと縦花道が伸びています。センター席を外周がぐるりと囲み、後方にはバックステージが。
ライブの幕開けを待つ会場内では、開演の約15分前からモニターでSixTONES 6人によるライブツアーグッズ紹介の映像が流れます。単なるグッズ紹介の枠を超える、SF映画やアニメーション、ニュース番組を模したCM風のバラエティ豊かな映像の数々で、ファンの期待感も一気に急上昇!
デビューから現在までの"軌跡"と未来への"道しるべ"―いよいよ『MILESixTONES』スタート
横浜アリーナの会場に響く、デビュー曲『Imitation Rain』の美しいピアノの旋律。メインステージ・高さ8メートルの上空に、ゴールドの衣装に身を包んだSixTONESの6人がゴンドラに乗って登場すると、会場から大歓声が沸き起こります。“ファンに歴史を感じてもらいたい”というメンバーこだわりの演出に組まれた、SixTONESの軌跡を辿る上で欠かせない楽曲。6年前の2020年1月22日、念願のCDデビューを果たしたあの日の記憶が蘇ります。京本大我さんが「♪焦がれてゆく ガラスの花のように」に続く「Ah」のパートで、黙ったままニヤリと笑みを浮かべると、ファンから割れんばかりの歓声が。続いて、リムレス眼鏡をかけて 色気たっぷりにラップを刻む田中樹さんのパートでは、ゴンドラが激しく火花を散らし、会場中を熱気で包み込みます。
田中さんが舌をペロリと出して見せ、妖艶なムードに包まれた『DRAMA』。ムービングステージでジェシーさんが膝をつき腰をくねらせると、客席から悲鳴にも似た叫び声が上がります。「COME ON, GIVE IT TO ME, UH」のパートでは、背筋がゾクッとするようなダークな笑みを浮かべた松村さんが会場中の視線を奪います。
衣装替えを経て、パーカやファージャケットなど、一人ひとり個性溢れるファッションを身に纏う6人。カラフルなレーザーとスポットライトが激しく交差する中、デビュー前から歌番組などで大切に歌い継いできた先輩たちの楽曲、『THE D-MOTION(KAT-TUN)』と『Battery(SMAP)』を披露。先ほどとは異なるデザインのサングラスを身に付け、無機質なアニメーションダンスをパフォーマンス後、外したサングラスを口に咥える6人。カメラに森本慎太郎さんの男らしい表情がカメラに抜かれると「キャー!」という歓声が沸き上がります。
SixTONESらしさ溢れるメンバー挨拶
会場がピンクのネオンに染まる中披露されたのは、ライブで毎度盛り上がりを見せる『WHIP THAT』。ステージに散り散りになった6人が、一人ずつファンへ挨拶をします。
ジェシー「Hey 横浜!どうも、横浜!元気ですかー!?どうも、ジェシーのSixTONESです!…逆だね!では質問していきたいと思います。今日、家から歩いてきたよっていう人?(ファン:ペンライトで答える)ありがとうございます。近所ですね。いや、車で来たよっていう人?…安全運転ありがとうございます。新幹線で来たよっていう人?…あー寝落ちしないでよかったですね。飛行機で来たよっていう人?…無事、着陸!では、みんな声出していきましょう。SixTONESに会いに来たよっていう人ー!?(ファン「はーい!」)では、一発ギャグをやらせていただきます。北!東!南~?(ファンも一緒に)ジェシー!!覚えてね?(周囲のファンを指差しながら)ここらへん。覚えて下さい!」
京本「SixTONES、2026年リーダーの京本大我です!皆さん、楽しみにしてきてくれましたか!?俺たちと騒げます!?声出せますか!?横浜アリーナ Day5、最終日来ちゃいました!俺たちと一緒に出し切れるかい?もっと!もっと!!…最高な時間にしましょう(爽やかな笑顔)」
松村(北斗)「いらっしゃいませー!いらっしゃいませー!まだ朝早いんでね、起こすために皆さん無理やり声出していけますか?いらっしゃいませぇー!もっと無理やり出るでしょ!?いらっしゃいませぇぇー!!じゃあ、ラスト1回だけ今の倍出してください、いきますよ?(太い声で)ぃいらっしゃいませぇぇーー!!!どうも、SixTONESの松村北斗でーす!画面タッチいいですか?…ピッ!、つって~。じゃあ後程でーす」
森本「Hey、ヨ、コ、ア、リーー!!どうも、慎太郎でーーす!えー、皆様、今日は3月末。えー、そんなことは関係ありません。私から皆様に、新年のご挨拶をさせていただきたいなと思いまーす!…謹賀新年ーー!ヨ、コ、ア、リーー!Everybody 謹賀新年!みんな、この公演、テレビに出るよ~ぉ?(ファン「フーー!」)ラスト、大きい声聞かせてちょうだい!盛り上がってこうぜ!?OK、よろしくぅぅ!」
髙地(優吾): 「どうも、SixTONESの髙地優吾です!横アリ、声出ますか?上の方、声出ますか?下の方、声出ますか?全員、声出ますかー?OK、じゃあ俺が『最髙地』って言ったら『優吾』って言ってください!…最髙地ー?(ファン「優吾!」)最後までよろしくぅ!
田中「(挑発するような表情を浮かべながら)Hey, 横アリ?横アリ?OK、今回アリーナで近いから、上から下まで、最後まで一人も気ぃ抜くなよ?OK盛り上がっていこう、フォッ!」
挨拶を終えると、この曲の見どころでもあるアドリブダンスパートに。ジェシーさんが脚をチャールストンステップを踏んだり、腰をゆっくりと回すダンスを披露すると、それに続いて残りの5人もダンスをコピー。ファンも「フーーー!!」と歓声を送り、クラブさながらのムードに会場は大盛り上がり。
ライブならではのスタイリングにも注目!
オールバックのヘアスタイルにより、顔面の造形美がより際立つ京本さん。サングラスを外した松村さんは、シルバーのシールピアスと黒のアイラインで囲われたアバンギャルドな目元を露わにし、普段の清楚な佇まいとのギャップに思わず視線を奪われます。重厚なゴールドネックレスを何本も重ね付けした田中さんは、不敵な表情でファンを煽り、ジャケットを脱いだ 髙地さんはシースルーのトップスから引き締まった身体をのぞかせます。スクエアのサングラスをかけた森本さんにはワイルドな男の色気が充満。ゴールドのセットアップを長身で着こなすジェシーさんは、圧倒的な存在感を放ちます。
デビューからの日々を丁寧に紡ぐ、セットリストと演出
6つの椅子と花束。楽曲MVを再現するような演出で披露されたバラード曲『わたし』。しんと静まり返った空間に、松村さんの美しく澄んだ歌声が響き渡ります。松村さんが切ない表情で手に取った花束は、次を歌い繋ぐ京本さんへ。そのまま歌割りとともにメンバーからメンバーへと手渡され、数珠繋ぎにメロディが紡がれていく、物語のような演出に会場全体が引き込まれます。
「Baby 6」に乗った6人がファンのすぐ近くでメドレーを披露!
爽やかなイントロと共に始まったのは、SixTONESでは珍しい王道アイドルソング『僕が僕じゃないみたいだ』。それまでのクールな表情から一変してキラキラのアイドルスマイルを見せる6人。松村さんは目の前のファンとアイコンタクトをとって手を振ります。 髙地さんが1サビで「愛に咲いた花の名前はLiar “青い”…間違えちゃった!(笑)」と、おちゃめな姿を見せる一方、一目散にスタンド席に続く階段を上り機材に隠れるジェシーさん。「あれ?ジェシくんがいなぁい!」という田中さんに、落ちサビを歌い終えたジェシーさんが「ぼく、ここにいるよ!」と嬉しそうに顔を覗かせ、かくれんぼを楽しむ“J2”コンビ。アニメのような高い声で歌い始める京本さんや、「ありがとう、ありがとう」と唱えるような森本さん…と、キャラ炸裂な6人なのでした。
『NEW ERA』では、6つのオブジェがあしらわれたトロッコ“Baby 6”に乗車する6人。2階席のファンのすぐ近くで、これまでのシングル曲を披露していきます。バラード曲ではトロッコが停車し、ファンの至近距離で一人ひとりに語りかけるようにしっとりと歌い上げました。
“あの日の偶然の出会いから始まった”という、SixTONESの原点ともいえる歌詞が響く『NEW WORLD』。青と白の光に包まれる中、6人が力強く拳を掲げると、それに呼応するようにファンもペンライトを高く掲げます。これまでの軌跡とこれからの未来、そして“今この瞬間”を共有する光景に胸が熱くなります。
もはやSixTONESの代名詞!?自由すぎるMCタイム
「横浜アリーナの皆さん盛り上がってますかー!」とファンに呼びかけたジェシーさんが、コール&レスポンスで会場の一体感をより高めた後、MCがスタート。
午前中の開場という早い時間帯にも関わらず、熱量でいっぱいのファンに感心する6人。京本さんがファンから「バーン!」と“逆ファンサ”されたことを明かすと、ジェシーさんも、警備員さんがノリノリで楽曲を口ずさんでいる姿を目撃したと報告。そこから、話題はSixTONESの型破りなライブ演出プランの話へ。
田中「慎太郎かな?前のライブでさ、お前なんかヤバいこと言ってなかった?俺らのステージを『もっとこう、高くしたい』、でもスタッフさんが『さすがにお客さんの見切れが出ちゃいます』と。そしたら『客席も一緒に上げれないの?客席の下にクレーンを入れて上げちゃえばいいんじゃない?』って言ってた」 と斜め上な提案を暴露。さらに松村さんも「2024年のドームツアー『VVS(バイブス)』の時にさ、センターステージがアリーナの真ん中にドーンみたいな(ステージ構成で)。その時に、360度お客さんを入れて、俺らが回るんじゃなくて『客席回せない?』って(言ってた)」 と懐古します。
田中「俺らのね、本当ライブの打ち合わせって本当そういうことなの。最初。で、一瞬あの話も出たよ。『流れるプールにして流せばいいんじゃない?』って。夏のライブで流れるプールにお客さんこうやって流れてればいいんじゃない?っていうの言ってた」
松村「だってなんか、座席一個みんなにさ、付与するわけだったら、浮き輪一個付与しちゃっても一緒でしょ?」
髙地「まあ、まあね。みんながプカプカ流れてって」
田中「たださ、本当にMCの尺次第ではさ、最後全員シワシワになってんだよ」
ジェシー「“梅干しの種”みたいになってるよ」
松村・田中「シワシワなのは梅干しの種じゃなくて梅干しね」
とここで「シワシワなのは種か、実か」論争が勃発。ジェシーさんが 髙地さんの腕の古傷を指差し、「髙地のこれみたい」とオチをつけると、 髙地さんは「俺の古傷を梅干しの種みたいに言うな!」とツッコミ。
松村さんに「さ、次、慎太郎の番だよ」と話題を振られた森本さん。「いいんだよ、もう俺のは流れたの。“流れるプール”だけにね!」とキメ顔でボケたものの、途中から被せてきたジェシーさんに声の大きさを上回られ、決まりの悪い展開に。すかさず田中さんが「それも奪われてるよ」、京本さんも「それすらもジェシーが奪ったよ」とツッコミを入れ、ジェシーさんが「警備してもらわないと、すぐ喋っちゃうから」とおどけ、松村さんが「いいんだ、いいんだ」と呟けば、「いいんだ、いいんだ〜♪」と『リンダリンダ』のメロディに乗せて歌い出す一同。この、なんともSixTONESらしい自由すぎるラリーに田中さんが「ごめん、一回、そういう聞こえたやつすぐ出すのやめな!?(今日は)いろんな取材が入ってんの。聞こえたことすぐ喋ってたら本当に危ないよ?」と一喝。「なんで?」「それが俺らの取り柄じゃん」ととぼけるメンバーに、 田中さんは「取り柄ではないよ。俺はどちらかというとデメリットだとすら思ってる」と深刻な様子。森本さんがふと思いついたように「こういう会話も全部書いてんのかな?取材陣は」と取材陣の席を興味津々に眺めると、ここからSixTONESらしい“巻き込み型”のトークが炸裂します。
髙地「(取材陣を見て)『書いてるよ』って人?」
田中「書いてる取材の人ちょっと手挙げて?」
取材陣:挙手
森本「手挙げてる」
一同「ガチ?ガチ?」
田中「一応ね。何の媒体ですかぁ?」
(取材陣から声は上がらず)
森本「喋らないね」
京本「さすがにね、仕事中だからね」
ジェシー「メモね。…“ファインディング・メモ(「ニモ」のノリで)”。はい、お願いします」
観客:笑
田中「…今のは書かないで(笑)」
髙地「でも本当すごいよね。こうやってさ、喋った内容を記事にしてくれるっていうさ、お仕事もあるわけじゃん。ラジオで喋ったことがすぐニュースになったりとかするわけじゃん」
と、報道の速さや自分たちの影響力の大きさを改めて実感している様子の6人。そして話題はメディアごとの“空気感”の違いへ。
田中「本当、マジで不思議なのがさ、ラジオでめっちゃ面白い空気感も、MCでやってもやっぱウケないじゃん?MCの感じをラジオでやってもやっぱウケない。すごいよね、媒体によって(空気感って)違うんだよね」
森本「あとはまぁ、俺らが使い分けてるっていうのも、あるよなぁ?」(カメラにドヤ顔が抜かれる)
ジェシー「(真顔で)フーー!フーー!」
田中「うるさい、盛り上げんな。ちょっとごめんごめん、慎太郎、盛り上がってるけどこれダサいからやめな?(笑)」
松村「横流しって難しいんだよな。横流しっていうかその、なんか、そのラジオのことをMCで言うとか」
田中「なるほどね」
松村「俺一回すごい横流しをしてみたことがあるんだけど。ラジオのトークをそのまま、ちょっと書き言葉っぽくしてエッセイに書いてみたら、めちゃくちゃ不評だった」
一同:笑
ジェシー「むずいねぇ」
松村「俺もなんだこれと思って提出しちゃったし」
田中「やっぱ各メディアというかね、各その瞬間の空気感があるよね。それぞれのジャンルのね」
松村「(取材陣に向けて)ありますか?なんかラジオこれ面白かったなと思って(記事を)書いたらあんまりウケなかったな、とかありますか?」
田中「あるんじゃないの?」
松村「思ったよりなんかアクセス数伸びなかったなぁ、みたいな。やっぱりちょっと強めの言葉を窓にした方がみんな入ってくるな、みたいな」
田中「でも結構さ、雑誌取材の方も結構ラジオ聴いてんなと思うのはさ、『ラジオでああいう風におっしゃってましたけども』みたいなことから、質問の導入があったり」
森本「そうだね」
ジェシー「どういうことですか?、ってね」
松村「あれいい時悪い時あるよね正直」
田中「どういうことよ」
森本「あ、ドラマの話?」
田中「あ。違います」
森本「『良いこと悪いこと』(森本さん出演ドラマ)?」
田中「それの話じゃないと思う」
松村「なんかさ、本当にそれの話なんだけど…」
田中「あ、ありがとうございます」
一同:笑
松村「なんかさ、調べてくれてありがたいな話しやすいな、っていう時と、それ、ラジオじゃん!っていう」
一同「あーわかる」
田中「あ、別に本当クレームじゃないですよ!?クレームではないですけど、本当にその、いやあれはラジオだけどね!?っていう時ももちろんあるよね」
松村「そうそうそうそう。やっぱラジオでしか言わないこともいっぱいあるからね」
田中「そうね。ありますね、まあ。それこそ使い分けじゃないけどね」
ここで「そしたらもう鍵垢でラジオやるしかなくなってくる」と悟った松村さんによる、“承認制のラジオSNSを立ち上げる”との提案に食いつく5人。「誰が許可するの?北斗が許可するの?俺たちは聴けるよね?もちろん」と確認する森本さんに、松村さんは「いやでも、素行次第だよね」と返答。田中さんの「俺ら結構、そういうラインはこう見えてちゃんとしてるじゃない?」という問いかけに対し、松村さんが「全てのSNSアカウントを見て、bio(プロフィール)欄に正しいことが書いてあるか」という厳格な審査基準を示すと「“ビオ”欄って何?」とザワつく他のメンバー。「“美容”欄?『私、この化粧水使ってます』ってこと?」という田中さんに、ジェシーさんも「この乳液もいいですよ~」とボケ始め、松村さんの「なんかさ……カップルが『since 何日〜』って書く、あそこ」と“SNSあるある”に、会場が沸きました。
その後、SixTONES公式インスタグラムの“bio欄”の話題に…
「今いるフォロワーを抱えて鍵垢にすればいいんだ」との松村さんに、森本さんが「“bio欄”には何書くの?俺らは」と質問。すると松村さんは食い気味に「え、『男絡みいらん』」と即答。このネット文化に精通したワードに会場は大爆笑。
森本さんは「何でそんなウケんの!?」と驚き、ジェシーさんは「みんな口大きいね」、 髙地さん「めっちゃ笑ってるよ」と会場の反応に困惑。「今日イチ(笑いを)取ってるよ!?」と興奮する森本さんに、「思ったよりみんなインターネットなんだって」とドヤ顔の松村さんなのでした。
会場がどよめいたSixTONESからのサプライズ発表!
メンバー毎の番宣を終え、モニターの方を向いてしゃがむ6人。すると大音量のBGMが流れ、何かを察した観客がザワザワ。すると、画面にはSixTONES初となる【スタジアムツアー決定】の文字が!会場を揺らすような大歓声が沸き起こります。田中さんが「はい!ということで、今年のですね、今年の秋頃にスタジアムツアー決定いたしました!!」と改めて報告し、「よろしくお願いします!」と意気込むメンバー。松村さんが「今この会場の外の世界にも同じ動画が共有されてます」、田中さんも「インスタグラムでteam SixTONESの皆が同時に知れるようになっています」と明かすと観客からは拍手が起こります。田中さんの「6周年、もう一発でかいことやるべ!」、 髙地さんの「1年間、ライブ尽くしでございます!」という宣言に会場も大盛り上がり。
現在開催中のアリーナ50公演を経てのスタジアム進出というハードな展開に「冷静にさ、ちょっとヤバくない?」と吐露した田中さんは、取材陣へ「あの、スタジアムツアー開催をヤバい感じで書いていて欲しい」とリスエスト。「“人類で誰も成し得てない”…って書いたら嘘になるから、みたいな“字体”で書いてほしい(笑)」とムチャぶりを放つのでした。
SixTONES初スタジアムツアー、今秋開催決定!
[東京]味の素スタジアム
[大阪]ヤンマースタジアム長居
[神奈川]日産スタジアム
Jr.時代の楽曲から最新曲まで…様々な表情で魅せるSixTONES
ネオンに染まるメインステージで披露された3/18発売のシングル曲『Rebellion』。セクシーな腰つきのダンスに、歌詞に合わせて京本さんと松村さんが手を取り合いターンする“きょもほくタイム”も見どころ。ラストのパートを歌い上げ、捌ける6人の足音が響く会場に余韻が残ります。
白を基調とした淡いピンク×ブルーの衣装に身を包んだ6人。『“Laugh” In the LIFE』では、外周とセンター席のトロッコを使い、できる限り多くのファンの元へ。森本さんは無邪気な笑顔を浮かべ、手拍子をしながら外周を回ります。にこやかにファンに手を振る姿がまるで王子様のような品格の京本さん、「こーちうるさい!」と、いたずらな表情でクレームを入れる田中さん。うちわに指差しやお手振りで応える松村さん。森本さんは、手拍子を続けること2曲目へ突入。メインステージに到着するとスクワットをし始め、マイペースな姿でファンを癒すのでした。
青空をバックに披露されたのは、東北新幹線とのコラボキャンペーンCM曲の『Shine with U』。爽やかなサウンドと6人の優しい歌声が響き渡る中、すれ違いざまに森本さんの袖を掴んでニヤリと笑う田中さんの微笑ましい姿が。さらに、電車ごっこのように6人が1列に連なるシーンは新幹線を彷彿とさせ、楽曲の世界観とリンクした演出で会場を魅了しました。
“Mother 6”で登場、会場中を隅々まで巡るメドレー
ライブ後半戦、会場の空気を一変させたのは、突如として姿を現した“Mother 6(“6”の巨大オブジェムービングステージ)”。オブジェの最上階から全観客を見下ろすのは、 髙地さんと森本さん。中央の鉄格子に足をかけ、真っ白なロングのマントをなびかせるジェシーさん。その下には、圧倒的なオーラを纏って佇む京本さんの姿が。そして、両サイドの階段には松村さんと田中さんがワイルドに腰かけ、会場を煽ります。
『S.I.X』を歌唱する“オラオラ”な6人を乗せ、Mother 6はバックステージに向かってゆっくりと前進します。メンバーの装いも、その迫力に負けない重厚なスタイル。京本さんは赤いマントにリムレス眼鏡と黒のレザー手袋を合わせ、田中さんはファー付きジャケットにデニムパンツ、頭にはヘアバンド。森本さんはブルーのファーをあしらったデニムのセットアップを纏います。 髙地さんは重厚感のあるロングマントに黒のハット、松村さんは黒と緑の柄が入ったラグジュアリーな白いファーコートを羽織り、それぞれの個性が光る強烈なビジュアルでファンを圧倒。
Mother 6から降車した6人がバックステージで披露するのは『Outrageous』。身体を芯から痺れさせる地響きのような重低音が会場を揺らす中、激しくダイナミックに踊る6人。サビ直前、ジェシーさんがスッと高く掲げた人差し指をゆっくりと顔の前まで降ろし、そのまま自らの指を舐める仕草を。そのあまりに艶やかな姿に、会場中からは悲鳴のような声が沸き起こります。
ライブ曲として毎度最高の盛り上がりを見せる『RAM-PAM-PAM』では、それぞれがBaby 6で1階席をくまなく巡ります。会場の熱気に身を委ね、陶酔したように体を揺らす6人。次々と楽曲が展開されていくメドレーで、何度も場所を変えパフォーマンスするメンバーの姿に、“誰一人置いていかない”というSixTONESの熱い想いが伝わってきました。
Mother 6の巨大な“6”をバックに、炎とスパークラーのダイナミックな特効で魅せたのは、ジュニア時代からの大切な楽曲『Amazing!!!!!!』。「お前ら絶対裏切らないから」と歌う田中さんを5人が囲む姿に、長い道のりを共に歩んできたメンバー同士の揺るぎない絆を感じます。松村さんは自身のパート「夢はまだまだだが でかくRaiseだ旗」を、助走をつけて高くジャンプしながら歌唱。「1,2,3,4,5 SixTONES」のカウントに合わせて鳴り響く、凄まじい爆発音をものともしない6人の立ち姿は、まさに会場を支配する王者のような風格でした。
暗転した会場でジェシーさんが観客への感謝を伝えると、白と青のレーザーが交差する中、最後の曲をファンへと届けます。6人が横一列になって歌い上げると、最後は噛み締めるような表情を見せ一人ずつ会場を後にしました。
アンコールではteam SixTONESがさらにひとつに
ファンのSixTONESコールで迎えられた6人。ライブツアーパーカを肩に巻くジェシーさん、フードを被る京本さん、腰巻きする 髙地さんと、着こなしにも個性が溢れます。そんな中、これまでのライブツアーでもポシェットやウエストポーチを身に着けるのがお決まり(?)の森本さんは、なんとキャリーケースをリュックのように背負って登場。
会場に集うteam SixTONESが一体となって歌唱したのは、SixTONES初のオリジナル曲として愛され続ける『この星のHIKARI』。田中さんが「横アリの皆さん一緒に歌ってー!せーの!」と振ると、ファンも歌声で応えます。トロッコや外周から会場の隅々まで視線を送る6人。歌唱しながらニコッと笑顔を見せる松村さん、嬉しそうになぜか手をパーにしてファンにかざし続ける森本さん。曲終わり、ファンが奏でる綺麗な歌声に、 髙地さんが「みんなありがとうーー!」田中さんが「みんな上手すぎ」ジェシーが「もう君たちがアーティストだ」とコメント。
銀テープと6色の紙吹雪が舞う中、ファンへの感謝を伝え、捌けていくメンバー。ステージに1人残った京本さんがライブを締めくくります。
京本「横浜のみんな楽しかったですか!俺たちと最高の思い出作れましたかー? 出し切れましたかー?SixTONESデビュー6周年、まだまだこっからです!スタジアムも決まりました!俺たちと最高の思い出作っていきましょう!いいですか!では、素敵な午後をお過ごしください。またね!ばいばーい!」
京本さんが舞台裏へと姿を消すと、機械音と共にMother 6が赤く染まり、公演の幕が閉じました。
撮影/和佐田美奈子(和佐田写真事務所) 取材・文/中村美貴
Magazine