「朝食が美味しすぎるホテルがある」と聞いて、鎌倉へ。首都圏ホテルランキングで第1位(※)に輝いたその朝食は、「わざわざ食べに行きたい」と言われるほどのクオリティ!そんな話題の朝食が楽しめるのが、江ノ島電鉄・由比ヶ浜駅から徒歩3分の場所に佇む「WeBase鎌倉」です。観光地の中心にありながら静けさに包まれた空間で、美食・アート・サウナ・ラウンジと、滞在を豊かにする体験が揃うこのホテル。実際に訪れてみると、“リピートしたくなる理由”に納得。次の鎌倉旅の参考に、その魅力をレポートします!
※宿・ホテル予約サイトじゃらん『朝食が高評価 首都圏のホテルランキング』『朝食が高評価 首都圏のハイクラス(高級宿)ランキング』第1位
江ノ電に乗って、鎌倉へ。絶好のロケーションにある「WeBase鎌倉」へ
レトロな車両デザインが特徴の江ノ島電鉄(江ノ電)は、住宅街の狭い路地をすり抜けたり、海岸線をなぞるように走る、風情あるローカル線。近年はアニメ『スラムダンク』の舞台として鎌倉高校前駅の踏切が話題となり、海外からの観光客にも人気を集めています。
そんな江ノ電に藤沢駅から乗車し、爽やかな海沿いの景色を眺めながら揺られること約30分——。「WeBase鎌倉」の最寄り、由比ヶ浜駅に到着します。駅から徒歩3分ほど歩くと、まるで邸宅のような重厚感のあるエントランスが現れました。
ホテルの周囲は、驚くほど静か。観光地の中心にありながら喧騒から少し距離を置いた、落ち着いた空気が流れています。それでいて長谷や鎌倉大仏、鶴岡八幡宮といった人気スポットへもアクセスしやすく、海沿いの散策やカフェ巡りなど、鎌倉らしい過ごし方を思いのままに楽しめるロケーション。立地の良さに感動しながら、さっそくホテルの中へと足を進めます。
まず出迎えるのは巨大なアート。航海の無事を願う、猫の守り神「SHIP’S CAT(シップス・キャット)」
まず目に飛び込んでくるのは、テラスに佇む巨大な猫のアート作品。現代美術家・ヤノベケンジ氏による「SHIP’S CAT(シップス・キャット)」です。宇宙服のようなヘルメットを被ったその姿は、どこか愛らしくもあり、どこか神秘的。思わず足を止めて見上げてしまうほどの存在感で、「WeBase鎌倉」の象徴的な存在としてゲストを迎えてくれます。
この「SHIP’S CAT」は、船乗りたちが航海の安全を願い船に乗せていた“船乗り猫”をモチーフにしたもの。貨物を守るだけでなく、長い旅の中で人々の心を癒してきた存在でもあり、そこから「旅や冒険を見守り、幸福を運ぶ守り神」として生まれたシリーズです。国内外のさまざまな場所に設置されているこの作品が、ここ鎌倉の地で出迎えてくれるというのも、どこか特別な意味を感じさせます。
昼間は自然光を受けて輝き、周囲の緑や建築と調和する美しさを。そして夜になるとライトアップされ、昼とはまた異なる幻想的な表情を見せてくれるのも魅力のひとつ。
テラスでゆっくりと過ごしながら、このアートを眺める時間もまた、このホテルならではの贅沢なひとときです。
女子旅や一人旅にも人気!南仏の空気感に包まれる、明るく開放的な客室
「WeBase鎌倉」の客室は、中庭を囲うように設計されており、どの部屋にも自然光がたっぷりと差し込みます。印象的なのは、温かみのあるオレンジカラーを基調とした空間。どこか南仏を思わせるやさしい色合いと、シンプルで洗練されたインテリアが調和し、都会の喧騒を忘れさせてくれるような、穏やかな時間が流れます。
今回宿泊した3ベッドルームは、ゆとりのある広さで女子旅や家族旅にもぴったり。大きなベッドでゆったりとくつろげるのはもちろん、天井の高さも相まって、より一層開放感を感じられる空間でした。
さらに嬉しいのが、細やかなアメニティの充実ぶり。スキンケアからバスアイテムまで揃うロクシタンのアメニティは、旅先でも手ぶらで過ごせる安心感があります。
また、こうした居心地のよさは、女子旅や家族旅だけでなく、一人旅の方からも支持されています。セミダブルベッドを備えたコンパクトな客室も用意されており、「広すぎる部屋だと落ち着かない」という一人旅ならではのニーズにもフィット。実際に、女性の一人旅利用も多く、ほどよいサイズ感と過ごしやすい動線、そして可愛らしさのある空間デザインが人気の理由なのだそう。絶妙なバランスで設計された客室も、このホテルの魅力のひとつです。
滞在中ずっと利用可能な、充実のクラブラウンジ
「WeBase鎌倉」に滞在していて特に印象的だったのが、クラブラウンジの充実ぶり。チェックイン後からチェックアウト前まで、滞在中いつでも利用できるスタイルで、時間帯ごとに異なるサービスが用意されています。さらに嬉しいのが、このラウンジを宿泊者全員が利用できるという点。特別感のあるサービスでありながら、誰もが気軽に楽しめるように設計されている、そのホスピタリティの高さにも心地よさを感じました。
夕方から夜にかけての時間帯は、フリードリンクと軽食を楽しめるひととき。コーヒーや紅茶、ジュースなどのソフトドリンクはもちろん、生ビールやスパークリングワインなどのアルコールに加え、鎌倉野菜のスティックやホテルメイドの焼き菓子、スナック、季節ごとの特別メニューまで揃い、ちょっとした食事代わりにもなるほどの充実度です。
21時以降は、雰囲気が一変。おやすみ前のハーブティータイムには、20種類ものハーブティーが用意され、香りに包まれながらゆっくりとした時間を過ごすことができます。自然と気持ちがほどけていくような、心地よいリラックスタイムです。そして朝は、体にやさしい健康ドリンクで一日をスタート。青汁や野菜ジュースなどが用意されているほか、コーヒーや軽食はテイクアウトも可能で、そのまま鎌倉の街歩きへ出かけられるのも嬉しいポイント。
滞在中、何度もふらっと立ち寄りたくなるこのラウンジ。気づけば、食事前につい食べすぎてしまうことも…!この後に控える美食体験のためにも、少しだけ余裕を残しておくのがおすすめです。
鎌倉の旬を五感で味わう。鉄板焼き「レストランこう」の美食体験
このホテルに滞在するなら、ぜひ体験しておきたいのが、館内レストラン「レストランこう」でのディナー。実は「WeBase鎌倉」は、総支配人自らが料理長という背景もあり、“オーベルジュ”と呼びたくなるほど食に力を入れているのが特徴です。宿泊者のための食事という枠を超え、ここでしか味わえない美食体験が用意されています。
レストランは宿泊者以外でも利用可能で、記念日やお祝いで訪れる方も多いのだそう。実際に滞在中も、店内では何度もバースデーソングが流れ、特別な時間を過ごしている様子が印象的でした。カウンター席に加え個室も用意されているため、家族での食事や会食など、さまざまなシーンで利用しやすいのも魅力です。
コンセプトは「鎌倉の四季を感じる鉄板焼きのライブエンターテインメント」。目の前の鉄板で仕上げられていく料理は、音や香りまで含めて五感で楽しめる贅沢な時間。鎌倉を中心に、神奈川県内の旬の食材や新鮮な魚介、厳選された肉を使用したコースは、ひと皿ごとに美しく、思わず見惚れてしまうほど。味わいはもちろん、盛り付けやストーリー性まで丁寧に設計されており、終始うっとりとするような美食体験が続きます。
ワインとのペアリングも心地よく、料理の魅力をさらに引き立ててくれる存在に。“このレストランがあるから、ここに泊まりたい”そう思わせてくれるほど、印象に残るディナー体験でした。
心と身体を整える。大浴場&本格サウナ(セルフロウリュ)
美食とラウンジを堪能した後は、ぜひ足を運びたいのが館内の大浴場とサウナ。観光や移動で少し疲れた身体を、じんわりとリセットしてくれる癒しの空間です。大浴場は、やわらかな光に包まれたどこか神秘的な雰囲気。静けさの中で湯に身を預けていると、自然と呼吸が深くなり、気持ちまでほどけていくような感覚に。観光地の中心にいることを忘れてしまうほど、穏やかな時間が流れています。
そして特筆すべきは、本格的なサウナ。セルフロウリュが可能で、自分のタイミングで蒸気を立ち上げられるスタイル。しっかりと高温に保たれたサウナ室は、サウナ好きも納得のクオリティで、“しっかり整う”感覚を味わえます。
さらに嬉しいのが、女性専用エリアの安心感と設備の充実。脱衣所には洗濯機と乾燥機も完備されており(男性の脱衣所も同様に設置)、ビーチで遊んだ後の衣類をそのまま洗って乾かせるのも便利なポイント。こうした細やかな配慮が、滞在の快適さをぐっと引き上げてくれます。
美食で満たされた身体をゆるやかに整えたあとは、ラウンジでおやすみ前のティータイムを。静かに一日を締めくくり、心地よい余韻のままベッドへ——。そして迎える翌朝は、このホテルを語るうえで欠かせない“もうひとつの楽しみ”が待っています。
朝食は“わざわざ食べに来たい”レベル。首都圏ランキング1位のガレットコース
「WeBase鎌倉」に滞在したら、ぜひ楽しみにしてほしいのが朝食。この朝食を目当てに訪れる人もいるほどで、旅行予約サイトの「じゃらん」のランキング『朝食が高評価 首都圏のホテルランキング』『朝食が高評価 首都圏のハイクラス(高級宿)ランキング』で第1位(※)を獲得している実力派です。提供されるのは、鎌倉の食材をふんだんに取り入れた“ガレットのフルコース”。朝食の域を超えた、まるでブランチのような贅沢な内容に驚かされます。
※2024年11月20日~2025年11月19日のクチコミの朝食の評点をもとに集計。
まずは、オレンジジュースまたはシードルで乾杯。私はシードルをチョイスしましたが、朝からほんのりとした特別感に包まれ、旅の余韻が一気に深まります。
続く“目覚めの一皿”は、枝豆コロッケや白身魚のエスカペッシュ、清川恵ポークの春野菜巻きなど、彩り豊かな前菜プレート。しっかりとしたボリュームがありながらも軽やかな味わいで、朝でも心地よく楽しめるのが印象的です。
さらに、チーズをのせたフランスパンが浮かぶオニオンスープが登場。コク深く、じんわりと身体に染み渡る味わいで、一日のスタートにぴったりの一杯。
メインのガレットは3種類から選べるスタイル。私は「鎌倉ハムソーセージ」、同行者は「しらす」をセレクト。パリッと香ばしい生地と、もっちりとした食感のコントラストが絶妙で、そこにチーズと半熟卵のコク、素材の旨みが重なり合う完成度の高さ。しっかりと満足感がありながらも、重たさを感じさせないのはガレットならではの魅力です。
そして、驚くのがここから。なんと、さらに“野菜カレー”が提供されるという充実ぶり。熟成されたような深い旨みがあり、思わずもう一口と手が伸びてしまう美味しさ。量は調整できるので、お腹と相談しながら楽しめるのも嬉しいポイントです。
最後は、いちごを添えたミルクレープで締めくくり。しっかりとした生地と濃厚なクリームのバランスが美しく、朝とは思えない満足感に包まれます。“朝食”というより、“朝に味わうフルコース”。朝から贅沢な気分でスタートできるのは、本当に幸せです。WeBase鎌倉の朝食フルコースが楽しめるのは宿泊者限定。宿泊の際はぜひ朝食付プランで予約してくださいね。
ホテルを拠点に、鎌倉散策も満喫
ホテルでの滞在を満喫した後は、鎌倉観光もお忘れなく。由比ヶ浜ビーチへは徒歩すぐ、長谷寺へも徒歩約15分と、鎌倉らしい名所へ気軽にアクセスできるロケーションなのでゆっくりと観光を楽しめます。ホテルの裏手にはレンタルサイクルショップ(※別会社運営)もあるので、少し足を伸ばしたい方にも便利。春のやわらかな空気、夏の海風、秋の穏やかな陽気——。これからのシーズンは、海辺の散歩や街歩き、カフェ巡りを楽しむのにぴったり。鎌倉ならではの、ゆったりとした時間を満喫してみて。
鎌倉にある隠れ家ホテルで、癒しの滞在を
海と街、どちらの魅力も感じられるロケーションに、心地よく整えられた空間とサービス。そして、翌朝に待っている“楽しみ”まで含めて、このホテルの魅力。美味しい朝食から始まる一日は、きっといつもより少し特別に感じられるはず。日常から少し離れて、自分のペースで過ごすひとときを。週末のリフレッシュ旅に、ぜひ訪れてみて。
WeBase鎌倉
所在地:神奈川県鎌倉市由比ガ浜4丁目10-7
TEL:0467-22-1221
駐車場:5台(事前予約制)【1泊1台3,000円】
客室総数:全22室
アクセス:JR鎌倉駅直結の江ノ島電鉄線に乗換え、鎌倉駅から由比ヶ浜駅下車、徒歩3分。または、JR鎌倉駅西口からタクシーで約8分。
公式サイト:https://we-base.jp/kamakura/
この記事を執筆したのは…
トラベルライターSHIORI
リクルート退職後、海外放浪旅を経てフリーランスライターとして独立。WEBメディアや書籍、雑誌、TV等で旅のコンテンツの取材・執筆・PRを多数行っている。好きなエリアは東南アジア。2020年、観光業に特化したPR&WEBデザイン事業「TROVATORE」をスタート。
▶︎Instagram:@traveler_s23
▶︎Blog:トラベルライターSHIORIの旅ブログ*美TRIP
取材・撮影・文 / トラベルライターSHIORI
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