友人のお誕生日祝いや、仕事を頑張ったご褒美、ちょっと辛いものが食べたくて…セアルさんにとってソウルは、国内旅行よりもライトな気分で出かける場所。数えきれない渡韓の中で培った審美眼で、高感度なソウルをキュレーションしました。
【CASUALなSEOUL】フッ軽に何軒もホッピング!
お金のかからないアクティビティからショッピングやカフェまで。毎度訪れるお気に入りの場所に、新たにアップデートした場所も加えて紹介します。
コロナ禍の前は毎月のように訪れていたソウルに丸3年行けなかったことで、韓国語のリスキリングの必要を感じ、短期の語学留学を決意。日常会話には困らないものの、きちんとビジネスでも使える韓国語を学ぶために、ちょうど1年前の2023年3月にソウルにある梨花女子大学の語学堂に約1カ月の短期留学。今はソウルでの仕事も視野にTOPIK取得のための勉強中。
\ソウル基本情報/
ソウルを訪れる際、金浦空港と仁川空港の2つの空港がありますが、中心部から近い金浦空港がより便利。移動手段はタクシーやUber、カカオタクシー、TADAという韓国のライドシェアもあるけれど、バスや地下鉄などの公共交通機関を駆使して移動するのもソウル旅の醍醐味。交通カード「Tmoney」は、大部分のコンビニエンスストアで購入でき、駅でチャージ可能。中心部の治安は概ね良好で日本と大きな差はない。1W=0.11円(2024年3月現在)。
【RUNNING】いつもとは違う景色がたのしい
南山公園や漢江公園は韓国ドラマの中で見た!という人もきっと多いはず。早起きして ランニングやお散歩をスケジュールに組み込めば、あの韓国俳優気分に…!日本の公園 との違いを探すのも面白い。
【SHOPPING】荷物になっても持ち帰りたいものだけ
即決することもあるけれど、何年も気になっていたものをゲットすることも多々。日本では出会えない韓国のデザイナーのお洋服や、韓国の作家さんたちの作品は旅の思い出として持ち帰りたい。
1.服はこのお店をめがけて『RECTO』
2015年からスタートした韓国発のデザイナーズブランド。大通りから1本入った閑静な漢南フラッグシップストアは美しい曲線の階段が印象的な4フロアで構成されている。@recto_official
2.ソウルからちょっと足を延ばして『bangim craft』
ソウルからバスで1時間ほど移動したソウルのお隣パジュにある作家ヤンビョンヨンさんのプライベートアトリエ。小さなソバン(小さな机)がヤンさんのシグネチャー。@bangim.craft
3.韓国アーティストの作品がごろごろ『Choeunsook Gallery』
アートやインテリア、食器など韓国作家の作品を扱う感度の高いギャラリー。たくさんの作家さんの作品を一度にたくさん見られるので、忙しい時はここだけをめがけて。@choeunsookgallery
4.白磁や韓国作家の器を見るなら『SIKIJANG』
韓国の有名作家たちの食器を多く取り扱うお店。有名レストランで使われている食器もここで取り扱いされていることが多い。(@onjium_restaurantの食器もこちらで購入。)@sikijang2005
【CAFÉ】インテリアまで参考になる
ここ数年、韓国のカフェの進化が止まらない。それぞれのお店が個性豊かで全然違う強みを持っているから、その日の気分や一緒に行く人、飲む時間、エリア、用途によってバリエーションを持っておくのも◎。オススメはこの4つ。
1.カラー漆が写真映えする『Hannam Atelier』
2018年にOPENしたこちらのお店は、HYATTから徒歩圏内にあり、韓国で人気のカラー漆作家ホ・ミョンオクさんの作品で、ドリンクやフードを提供してくれるのが特徴。カラフルでポップな器は購入できる店舗もあり。@hannam_atelier
決して安くはないこちらのカラー漆の食器たち。カフェでドリンクを楽しみながら、もし購入するなら…と、妄想テーブルコーデをするのも楽しい。
2.ショッピングついでに行きやすい『Anthracite Coffee』
5店舗ある中でこちらは梨泰院の大通りに面した大バコの漢南店。1階にはロースターが併設されていて、煎りたての香り高いコーヒーを提供してくれる。2階、3階は広々1フロアごとに客席があるので大人数集まる時にも便利。22時までの営業も嬉しい。@anthra cite_coffee_roasters
定宿のHYATTから10分下山すれば到着する場所にあり、ホテルで朝食を摂るより、お散歩がてらこのカフェのコーヒーを飲みに来ることが楽しみの一つ。気持ちのいい光が差し込む2階の窓際席は、漢南エリアを見下ろせる。
3.地元の大人たちが集うスペシャリティコーヒー『CAFE DAECHUNG PARK』
弘大入口駅から徒歩7分の延南店。2017年にOPENしたスペシャリティコーヒーのお店。フランスの建築家がデザインしたという煉瓦作りの空間には、良い音楽が流れ、本を持ち込んでコーヒーを楽しむおひとり様の姿が多い大人なカフェ。@daechungpark
韓国のカフェ検索でたまたま見つけたのがこちらのカフェ。投稿され ている写真から伝わる雰囲気と文章に惹かれて、訪れたお店。シーズナルデザートがこの時は「柿バター」というもの。
4.小腹が減ったら思い出して『ARTIST BAKERY』
2023年末にOPENしたばかりの塩パン専門店。行列が絶えないロンドンベーグルから誕生した新業態で、こちらもイートインの場合は行列必至。入口で電話番号登録するとお知らせが来るシステム。テイクアウトは比較的空いているのですぐ購入可。@artistbakery
甘い系、食事系と種類が豊富な中から、プレーンな塩パンをチョイス。日本に帰国する日に購入してお土産にするのもオススメ。
金セアル・ライター
24歳から始めたCLASSY.のライター業も気付けば20年目に突入。そして韓国企画を担当するのは今回で3度目。20代〜40代と年齢を重ねるごとに興味を持つ場所やコンテンツも変化し、今はもっぱら韓国の食や暮らしに興味が移行中。@sealbank
撮影・取材/金セアル 編集/小林麻衣子 再構成/Bravoworks,Inc.
※情報は2024年3月時点でのものです。詳しくは各所公式Instagramをご確認ください。
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