好きな人と毎日LINEをしているけれど、まったく恋愛の雰囲気にならない……。そう悩んでいる女性は少なくないかもしれません。
毎日やりとりをしているということは、きっと嫌われてはいないはず。でも、今の状態からどうしたら関係を発展させられるのか、気になるところですよね。
そこで今回は、毎日のLINEがきっかけで好きな男性と付き合えた女性が送っていたLINEについてご紹介します。
1.話を繋げる「話題提供LINE」
「忙しくてなかなか返信をする時間が取れない時は『そうなんだ!』の一言やスタンプのみの返信になってしまうことがあったのですが、それでも彼女が積極的に次の話題を出してきてくれたおかげで、話題が尽きることなくやりとりが続くことに。普段、用件がある時しかLINEを送らないタイプだったのですが、彼女とはずっとLINEしていたいなって思ったんです」(29歳男性・団体職員)
仕事で忙しい状態だと、きちんとした返信をしたくても、なかなかまとまった時間がとれずに簡単な返信になってしまう男性も多いようです。そんな時でも“次の話題”を積極的に出してくれる女性に優しさを感じ、惹かれていったというこちらの男性。
“次の話題”としては、男性の好きなものや仕事に関する話など、男性が答えやすい内容がおすすめです。ただしネガティブな話題や、男性を迷わせてしまうような難しい質問は避けた方が良いでしょう。
2.文面から気持ちを察する「気遣いLINE」
「連日残業で疲れ切っていたのですが、LINEではそれを出していないつもりでした。でも、何かを察したのか『何だか元気ない?大丈夫?』とLINEが来て、その後も『疲れているみたいだし、ゆっくり休んでね! おやすみ』ってすぐにやりとりを終わらせてくれたんです。言葉にしなくても気持ちを察してくれて、しかもその日のLINEはすぐに終わらせてくれてすごく優しい人だなって思いました」(31歳男性・プログラマー)
疲れていたりどうしても元気が出なかったり、落ち込んでいる時。それとなく男性の気持ちを察してくれる女性からのLINEに思わず惹かれたという男性も。
また、そうした状況だと色々と心配しておせっかいを焼きたくなるかもしれませんが、ここは男性の気持ちを尊重して“あえて一歩引く”ことがポイントです。そっと見守るような気持ちで、男性が元気を取り戻すのを待つようにしましょう。
3.誠実な対応がポイント「返信が遅れた後のフォローLINE」
「毎日LINEをしていると、相手から急に連絡が途絶えた時に『どうしたのかな』って心配になる時があるのですが、彼女は丁寧に『寝落ちしちゃって……』とか『仕事で残業していて遅くなって……』と、返せなかった理由を話してくれるんです。だから、こちらも理由を知って安心できるし、誠実な対応をしてくれる人だなとすごく好印象でした。そういう、ちょっとした気遣いができるところが好きになったポイントですね」(31歳男性・行政書士)
好きな人とはできるだけ長くLINEのやりとりをしていたいものですが、寝落ちしてしまったり予定が詰まっていたりすると、すぐには返信できない時もありますよね。
そんな時、既読スルーや未読スルーをしたままにするのではなく、遅れた理由や「ごめんね」の一言を送るよう心がけて。仮に返信が遅れてしまったとしても、きちんとフォローをすることで、“誠実な人”という印象を与えられるのでしょう。
4.あいさつ文にプラスして♡「いたわりメッセージLINE」
「彼女とはずっと友達で、毎日世間話のようなやりとりをしていました。それがいつからか『おはよう』『おやすみ』を言い合うようになって、だんだん『おはよう! 今日も一日頑張ろうね』『仕事お疲れ様! もう夜遅いしゆっくり休んでね』とちょっとした一言を付け加えてくれるようになり、彼女からのLINEが日々の癒しになっていました。そこから、直接会って話がしたいと思い、食事に行ったのがきっかけで付き合うようになりました」(31歳男性・マスコミ関係)
何気ないあいさつでも「今日は雨だけど頑張ろう」「夜更かししないで、早く休むんだよ~」など、ほんの一言加えるだけで愛が伝わる嬉しいメッセージに。そうした、ほんの一言の積み重ねがお付き合いのきっかけになることもあるでしょう。
また、毎日同じあいさつ文ばかりだと関係がマンネリしてしまうのでは……という不安がある方にもおすすめです。“毎日の挨拶+男性の状況に合わせた気遣いの一言”で、彼との距離を少しずつ縮めてみて。
もし好きな人と毎日のようにLINEのやりとりをしているのであれば、ぜひ一歩踏み込んで、今回紹介したようなLINEを送るよう意識してみてはいかがでしょうか?
そうした日々の小さな積み重ねが、二人の関係を変えるきっかけになるものですよ。
文/大内千明 画像/Shutterstock(Dean Drobot、Jelena Danilovic、4 PM production、Syda Productions)