「間違っているかもしれない」「私なんかが…」と、ついつい考えてしまいませんか?私たちが自信を持てないのは社会に原因があります。「女性が自信を持ちづらい問題」と向き合う識者と根本となる原因を考えました。
女性が自信を持ちにくい日本の社会構造がわかる本
モヤモヤした気持ちはそれに当てはまる言葉を見つけると客観視しやすく楽になるもの。今、私たちの気持ちを言葉にしてくれる本を瀧波さんと辻さんに教えてもらいました。
『私たちにはことばが必要だフェミニストは黙らない』
著/イ・ミョンギョン
訳/すんみ・小山内園子
タバブックス
「自分の心の声や違和感に耳を傾けさせてくれて、自信と力を与えてくれるエンパワメントな一冊。自分自身も気づけていない心の消耗や違和感を、痛快な言葉で言語化し、洗い流してくれる、お守りのような本です」(辻さん推薦)
『わたしたちは無痛恋愛がしたい~鍵垢女子と星屑男子とフェミおじさん~』
著/瀧波ユカリ
講談社
「女性を取り巻くあらゆる恋愛のモヤモヤがエピソード化されている漫画。これがあるあるになっている社会ってヤバい…と大共感の嵐。問題を解決していくステップがユニークに描かれていて学び多し。男性にもオススメ!」(辻さん推薦)
教えてくれたのは…
株式会社arca代表
クリエイティブディレクター/辻 愛沙子さん
社会派クリエイティブを掲げ広告から商品プロデュースまで領域を問わず手がける。女性のエンパワメントやヘルスケアをテーマとした「Ladyknows」プロジェクトを発足。『news zero』(日本テレビ)水曜パートナー。
漫画家/瀧波ユカリさん
『臨死!!江古田ちゃん』ほか、著書多数。現代の女性を取り巻く現状を高解像度で描く『わたしたちは無痛恋愛がしたい ~鍵垢女子と星屑男子とフェミおじさん~』が各世代の女性読者の共感を集める。
イラスト/Erika Skelton 取材/野田春香 再構成/Bravoworks.Inc