幅広い層から大きな支持を集めている川口春奈さんがCLASSY.ONLINEに登場! 川口さんにとって久々の時代劇作品である『身代わり忠臣蔵』公開を前にお届けしているインタビュー後編では、川口さんが考える〝ウェルビーイング〟についてお聞きしました。
――お仕事への向き合い方やプライベートの過ごし方など、川口さんがメンタル面で意識している〝ウェルビーイングなこと〟を教えてください。
メンタルはそんなに強いほうではないので…。自分を甘やかせるときは甘やかして、自分で自分の機嫌をとることに必死です(笑)。でもそれが仕事のパフォーマンスに関わってくると思うので、自分が健やかでいるためには何が必要なんだろう?といつも考えています。
――健やかでいるためには何が必要だと思いますか?
フィジカルな面を整えることでメンタルが充実すると思うので、体を動かすことや美味しい物を食べることですね。運動も食事も特別なことをするのではなく、時間があったら走って汗をかいたり、現場にお気に入りの飲み物を持って行って少しテンションを上げるといった簡単なことをしています。大きなごほうびのために必死で頑張るより、毎日のちょっとしたごほうびに幸せを感じるんです。
――「これがあると嬉しい!機嫌がよくなっちゃう!」というモノ・コト・人はありますか?
田舎で育ったので自然に接すると心が落ち着きます。都会の景色より海や山を眺めていたいです。あとはなんと言っても家族に会えたら幸せですね! 故郷の田舎を無意識に求めているからだと思うのですが、キャンプにはよく行っています。二泊できたら最高ですし、一泊でもいいので時間がとれたらキャンプに! デジタルデトックスすることで気持ちがリセットできるようです。
――時間がないときでもできるおすすめのリラックス法やリフレッシュ法はありますか?
飲み過ぎた、食べ過ぎたというときは翌日に調整するのですが、胃を休めるためにファスティングすることもあります。サウナで汗を流すのも好きです。入っている時間は何も考えなくていいので頭がスッキリします。ファスティングもサウナも苦手な人もいると思いますので、自分に合うことの中で上手くリラックスやリフレッシュできることを見つけていただきたいです。
――映画やドラマを撮り終わったときなど、自分に大きなごほうびをあげたりしますか?
毎日のちょっとしたごほうびはあげていますが、大きいごほうびはあまりしないです…。先ほどもお話ししたキャンプがごほうびですかね。『身代わり忠臣蔵』にも登場する徳川綱吉と同様に私も犬を溺愛していますので、愛犬と一緒に行くキャンプが至福の時です。
――旅行がお好きだそうですがキャンプ以外で「今年はここに行きたい!」というところはありますか?
暖かいところが好きなので、ベタですけどハワイに行きたいです! コロナ禍だったこともあり、もう何年も行っていないですから。今までのハワイは買い物がメインだったり、建物を見て回ったり、動き回っていました。でも今度行くとしたら、何もしないでチルするハワイにしてパワーをチャージしたいです!
『身代わり忠臣蔵』
命を懸けた〝三文〟芝居-バレたら打ち首、良くて切腹! 崖っぷち坊主が挑む〝世紀の身代わりミッション〟! 監督/河合勇人 原作・脚本/土橋章宏 テーマ曲/東京スカパラダイス・オーケストラ 出演/ムロツヨシ 永山瑛太 川口春奈 林 遣都 北村一輝 柄本 明ほか 2月9日(金)公開
川口春奈
‘95年2月10日生まれ。長崎県出身。雑誌のモデルを経て俳優デビュー。‘12年に映画『桜蘭高校ホスト部』で映画初主演を果たす。’22年にはエランドール賞新人賞を受賞。以降、ドラマや映画などで多数の作品に出演するほか、YouTubeなど活躍の場は多岐にわたる。近年の主な出演作品は映画『聖地X』『極主夫道ザ・シネマ』『マイ・エレメント』(声の出演)、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』、ドラマ『着飾る恋には理由があって』『silent』『ハヤブサ消防団』など。
撮影/木村 敦(Ajoite) ヘアメーク/岡野瑞恵 スタイリング/壽村太一 取材/よしだなお 構成/中畑有理(CLASSY.編集室)