器好きすぎスタッフに聞いてみた「日本各地の知る人ぞ知る、おすすめ器ショップ」3選

器好きはどこでとっておきを見つけてる?お気に入りの見つけ方から器との付き合い方など、私たちの「知りたい!」を教えてもらいました。

センスのいい人が東京&旅先で通う器ショップが知りたい!

首藤:ギャラリーを通してその土地ならではの空気感を楽しむのもいいですよね。私は房総ドライブの延長で、九十九里のSghrスガハラファクトリーショップ(⑧)へ立ち寄ります。Sghrスガハラの工房があり見応えたっぷり。ガラス製品って使い道が限られると思っていたのですが、併設されているカフェでSghrスガハラに盛りつけられたフードを見て「こういう使い方があるんだ!」と新しい発見ができるのも魅力。自分では思いつかない使い方を知れたりするのでとても参考になります。カフェで料理と器の相性をじっくり堪能してからショップでお買物をする、という流れが楽しい!
ariko:使い方を提案してもらえるのも、実際にお店に足を運ぶ楽しみのひとつですよね。器が素敵だと、買ってきたお惣菜を盛り替えるだけでもサマになるし。
匠:私、料理がすごく得意というわけではないので、盛りつけ方を教えてもらえるとイメージがしやすくて、助かります。
ariko:みんながみんな料理が好きで、おしゃれに盛りつけられるってわけじゃないですもんね。さっき匠さんが京都のギャラリーを教えてくれたけど、同じく京都の三条通界隈にある尾杉商店(⑨)もぜひ行ってみてほしいな。骨董の器がA級品からB級品まで幅広く並んでいて、懐具合に合わせて選べます。骨董って敷居が高く感じるけど、ここはそんなに予算がなくても素敵な器に出合えます。
首藤:私も古い器を交ぜて使うのが好きなのでぜひチェックしたいです。都内だと、御徒町にある新原美術東京店(⑩)は、古伊万里や九谷焼の器が割と手に取りやすいお値段で見つかるので、骨董品をちょっと買い足したいときにいいですよ。
匠:気になるショップがたくさん出てきて、今必死でメモしています(笑)。ふらっと行くとお休みの場合があるので、ギャラリーのHPやインスタグラムなどで定休日や営業時間をきちんとチェックしてから伺うのがポイントですね。
ariko:それはマストですね。また、器屋さんのセレクトや展示のセンスが好きだな、と感じたら、お店の方とお話をするのも楽しいですよ。自分の生活にフィットした使い方の提案をしてくれることもあるので、感性の合う器屋さんと丁寧にお付き合いしていくことも大切かもしれませんね。

\東京&旅先のお気に入りショップを取材/

【ライター・arikoさん】
CLASSY.ほか数々の媒体で活躍。美味しそうな料理をポストするインスタグラム(@ariko418)は21万人ものフォロワーが。センス溢れる器使いも必見。

【ライター・首藤奈穂さん】
CLASSY.の食・ライフスタイル企画担当。深い知見と取材力でスタッフからの信頼も厚い。レシピ本も担当したarikoさんとはともにギャラリーへ訪ねることも。

【CLASSY.LEADERS・佐藤 匠さん】
リーダッズきっての旅好きで京都ラバーとしても知られる。器ギャラリーは旅先で寄ることが多い。「器はもちろんショップの素敵な空間全体を楽しんでいます」

取材/小林愛 再構成/Bravoworks.Inc

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最新号 202406月号

4月26日発売/
表紙モデル:山本美月

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