2024年1月にデビュー7周年を迎えた16人組ダンス&パフォーマンスユニットTHE RAMPAGEがBEST ALBUMを2作同時リリース! 長く活動を続けるなかで見つけた“ウェルビーイング”について、長谷川慎さんに聞いてきました。今年叶えたい目標にウェルビー論…ここだけトーク満載でお届け。
「僕って“幸せボーイ”なんです」日常でHAPPYを感じるのは…
―CLASSY.では、心も体もハッピーに生きていくという“ウェルビーイング”という価値観を提案しています。長谷川さんが、毎日を心身ともにヘルシーに過ごすために心がけていることはありますか?
忙しい時こそ息抜きの時間を作ること。短い期間でクオリティの高いものを生み出さないといけないことも多いですが、そういう時こそ余裕を作ることが大切だと思っています。ずっと仕事脳でいると、全体の循環がかえって悪くなる気がするんです。なので、仕事が終わったらメンバーでご飯に行ったり、飲みに行ったり、好きな音楽を聴きに行ったりします。特に大切にしているのは、生の音楽を実際に聴きにいくこと。サブスクサービスでたくさんの音楽に触れることができる時代だからこそ、最先端のものは現場にあるのかなって。だからそういう場所に足を運んで、生の音楽を聴いて、カッコいい人たちに会う時間が僕には必要。忙しくてもそういう現場に行く時間は必ず作るようにしています。
―では、長谷川さんにとって“幸せ”とは? どんな時に幸せを感じますか?
僕、“幸せボーイ”なので幸せを見つけるの上手いですよ。些細な幸せですけど、メンバーとご飯や飲みに行くことも幸せですし、好きな音楽を聴くこともそのひとつ。インプットしている時間も、自分が満たされている気がしていて幸せを感じます。好きなものに触れる時間は幸せでもあるし、同時に僕にとっては息抜きでもあります。自分の好きな格好をして外に出かける時も幸せ。幸せを感じる瞬間、めっちゃあります!
家族っぽいけど、近すぎないーーメンバー同士の“理想の距離感”
―最近「幸せだったな〜」と感じたこと、具体的に教えてください。
今回のベストアルバムに収録されるミュージックビデオをすべて撮り終えて、陣さんと(浦川)翔平さんと龍と僕でお寿司を食べに行ったこと。4作品を撮り終えて、4人でお疲れ様会をしたんです。制作を振り返る時間って本当に幸せなんです。僕たちメンバーは運命共同体なので、みんなで大変な思いから幸せまで、いつも共有している。だから思っていることや感じていることも同じことが多いですし、お互いの労をねぎらう時も一緒に。「お互い大変だったけどいい作品になったよね」って話しながらご飯を食べている時間ってやっぱりいいなと思います。
―THE RAMPAGEは16人という大所帯。グループで大人数で行動する際、みんながハッピーでいられるよう気をつけていることや心がけていることはありますか?
距離感は大切にしていますね。歳を重ねるうちに、自分のグループの中でのあり方についてすごく考えるようになりました。メンバーだけど、家族っぽくて、でも近すぎない距離感。僕たちのグループだけでなく、これって社会の組織も同じだと思うんです。家族のような存在だけど、友達との距離感とはまた違う。アーティストとしてお互いの考え方やあり方を尊重しながら関わっていくことはすごく大切なことだと思うし、最近はそれを大切にすることをより意識しています。
初めて宣言! 2024年、新しく挑戦したいこと
―2024年1月でデビュー7周年。2024年、叶えたいことはありますか?
めちゃくちゃありますね。叶えたいこと…どうしよう。ひとつだけ選ぶのは無理だな…。まず挙げるなら英語ですね。実は去年の6月頃から勉強を始めています。今年はさらに英語力を磨いて、もっと英語でコミュニケーションを取れるようになりたいです。あとこれはまだ周りに言ったことがないんですけど、DJに挑戦したい。これまでいろんな音楽を聴きに行ってインプットすることが多かったので、アウトプットもするという意味でも2024年はDJをしたいです。
―ほかにはどんなことを叶えたいですか?
ブランドとコラボしたり別注アイテムを作ったり、ファッション面での活動ですかね。今、「*p(R)ojectR®︎(プロジェクトアール)」というTHE RAMPAGEのブランドで、僕がディレクションを担当させてもらっているんです。でも、それは僕個人ではなくグループ名義での活動だと思っているので、僕個人で何かコラボだったり、そういう活動ができたらいいなと思います。
あとはSNS離れ! 最近は余計な情報が多すぎるなって思うことも多くて…不要な情報に気を取られるくらいなら、練習して、ライブしているほうが絶対いいと思うんです。100個ある意見のうち、99個がうれしい意見でも、1個マイナスな意見があったら人間ってどうしてもそっちが気になっちゃう。それに囚われている自分が嫌なんです。SNSをやっていて目に入るいろいろな情報に気を取られることなく、自分の進む道を曇らせる意見に惑わされることなく過ごせたらいいなって思っています。
―軽いデジタルデトックスのような感じですね。
そうですね。SNSとのいい距離感を見つけたいです。まったく断ち切るのも違うかなと思っていて、僕たちからみなさんに届けたい情報もあるので、大事なのはバランス感かなと。うまくできるようになったらいいなと。
「僕らの勢いについてきて!」THE RAMPAGEが見据える未来
―ちなみに英語を勉強しようと思ったきっかけは何かあったんでしょうか?
昔から英語を話したい気持ちはありましたね。僕が足を運ぶライブやイベントには外国の方も多いので、彼らとしっかりコミュニケーションをとって、自分にも仕事にも落とし込みたいなって思ったんです。もっと視野を広くしたいし、自分の活動の幅を広げるためには英語が必要かなって。それってまわりまわってグループのためにもなるだろうし。25歳手前で英語を始めたので、30歳までに日常会話は難なくコミュニケーションを取れるようになるのが目標。実は、30歳になった自分はこうありたいというビジョンがなんとなくあって、それに近づくためには英語を喋れていた方が絶対いいって思っているんです。個人としての自立もしたいし、もちろんグループのためにも、英語に力を入れてやっていこうと思っています。
―素では最後にCLASSY.読者に、メッセージをお願いします。
今回ベストアルバムをリリースさせていただいて、2024年は僕らTHE RAMPAGEの活動のスケールがもっともっと大きくなっていくと思います。2023年からアジアで活動の範囲を広げてきていますが、ここからさらに皆さんの期待を上回っていきたいと思っています。僕らの勢いについてきてください! 期待してください!
BEST ALBUM『16SOUL』&『16PRAY』
2月14日(水)リリース!
グループ初となるBEST ALBUM『16SOUL』&『16PRAY』が2作同時発売。各アルバムには、ファン投票により決定した16曲+リード曲の全17曲を収録。UPベスト『16SOUL』の1位は初の全国ツアーのキックオフ・ソング『100degrees』。デビュー前に制作した楽曲『GO ON THE RAMPAGE』から2023年に発売したシングルの『16BOOSTERZ』や『Summer Riot ~熱帯夜~』など、ライブで盛り上がる定番曲が収録される。 MID & BALLADEベスト『16PRAY』の1位は『Can’t Say Goodbye』。このほかYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」でも歌唱した『MY PRAYER』や『Starlight』など、スリボの伸びやかな歌声が映えるミドル&バラードテンポの楽曲が収められている。
撮影/tAiki 取材・文/石津愛子 構成/宮島彰子(CLASSY.ONLINE編集室)