【クッキー缶がトレンド】2024年最新バレンタインチョコ事情・サロショバイヤーさんに聞きました

ショコラ好きだけでなく、フーディたちも注目するショコラの祭典“サロン・デュ・ショコラ”が今年も開催されます。2024年はメインテーマに、“Touch!”を掲げ、約1カ月というロングラン開催、しかも初の3部制ということもありその注目度はさらに高まっています。パート1では“カカオ”そのものに焦点を当てた、ビーントゥバーのショコラや料理を堪能できますが、サロン・デュ・ショコラのバイヤー、五藤さんによると、今年は“クッキー缶”や変化系のタブレットが出てきたりと、試行錯誤を重ねた商品がたくさん出ているのだとか。早速おすすめをご紹介してもらいました。

【アマゾンカカオ】

カカオを通して社会貢献! 心も満たされるクッキー缶

「出会い」を連想させるイラスト缶には、見るだけでワクワクするクッキーがぎっしり!「LA CASA DI Tetsuo Ota」のレストランとカカオブランドを運営する太田シェフが2023年にイタリアとペルーを旅した際の体験をもとに生み出した新作クッキーは、農薬不使用の石臼で挽いた味わい深い粉にたっぷりのアマゾンカカオが合わせてあります。アマゾンカンカンデラックス(1缶)¥6,696

【ピエトロ・ロマネンゴ】×【アマゾンカカオ】

ローマ法王も愛する砂糖菓子とアマゾンカカオの素晴らしい出会い

1780年創業のイタリアの老舗

1780年創業のイタリアの老舗砂糖菓子専門店「ピエトロ・ロマネンゴ」のフルーツゼリーと「アマゾンカカオ」のサロショだけのコラボスイーツ。キラキラと輝く、7種類の濃縮果汁を使用したロマネンゴのフルーツゼリーに“アマゾンカカオ”のクーベルチュールで包んだゼリーはまさに食べるジュエリーです。アマゾンカカオフルーツゼリー(1箱)¥3,240

【カカオハンターズ】

南米コロンビアから日本へ贈る、世界が広がる一品

コロンビアでカカオの調査から開発、自社工場でのチョコレートの製造、生産国から日本への直輸出入、販売までを一貫して行う小方真弓氏のブランド。2022年は緑缶、2023年は黄色缶、今年は最終章として赤缶が登場。“フルーツ”をテーマにし、この缶のために開発したベリーを練り込んだ甘酸っぱいピンクチョコはザクザク感も楽しい。フルティーカ¥5,390

【レガル・ド・チヒロ】

クッキー缶マニアも注目! 希少なサントメカカオを使った限定缶

アフリカのサントメ島にある、自身の農園「カフェタナカ希望のカカオ農園」で作られたカカオを使い、素材と旬の食材の力を引き出したクッキーは女性シェフ田中氏の感性がキラリ。多彩なラインナップがギュッと詰まった缶はショコラ好き、クッキー好きはもちろん、虜になる人が続出! ビスキュイ・ショコラ・エスポワール(1缶)¥5,400

【ソマチョコレートメーカー】

ショコラティエと建築家の二人のクリエイティブ力が光るタブレット

パティシエのデイヴィット氏と建築家でもあるシンシア氏がそれぞれの経験と知識を活かし、生み出すチョコレートは、どれもウィットに富んだフレーバー。こちらはキャンプの時の焚き火で焼いて食べるマシュマロをイメージしたもの。クレームブリュレのような味わいのユニークなホワイトチョコレートは唯一無二の美味しさ。ローストホワイトチョコレート(1枚)¥3,240

ビーントゥバーのチョコレートを使ったサブレ缶や変化系タブレットに要注目!

〜パリ発、チョコレートの祭典〜 サロン・デュ・ショコラ 2024 PART1

1/18(木)〜1/22(月)で開催されるパート1は“TASTE OF CACAO ~広がる、楽しむ、カカオの世界~”がテーマ。パティシエ同士の交流や、カカオの生産者、ショコラを手に取る人々との繋がりを表現したチョコレートが勢揃いするほか、カカオを含む原材料にこだわったスイーツや料理をイートインで楽しめます。カカオの幅広い魅力を知り、新しい食文化に触れることで世界がぐんと広がるはずです。

世界中が注目するパリ発のチョコレートの祭典

サロン・デュ・ショコラ 2024とは…

〜パリ発、チョコレートの祭典〜 サロン・デュ・ショコラは、1995年にパリで始まったチョコレートの世界的な祭典。 日本では伊勢丹新宿店で2002年にスタートし、今年で22回目になります。今回は“Touch!”をテーマに掲げ、パート1から3までの3つの会期で開催されます。パート1は食通も唸るほどの新しいカカオの世界が知れて、パート2では世界のトップシェフのショコラがずらり。パート3では世界と日本でその名を轟かせるシェフたちのショコラが大集合! イートインも充実していて、さまざまな角度からショコラ文化を楽しめます。※<パート1>2024年1月18日(木)から1月22日(月)まで、<パート2>1月27日(土)から1月31日(水)まで、<パート3>2月5日(月)からバレンタイン当日の2月14日(水)まで開催

取材/棚田トモコ 編集/前田章子(CLASSY.ONLINE編集室)

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