日本では控えめなことが美徳とされる一方で、名前や顔をなかなか覚えてもらえなかったり、いまいち自分の存在感を出せないのってやっぱり悲しいですよね…?「印象が薄い人」になってしまう原因と上手な印象の残し方について考えました。
何度もあるとかなり切ない(涙)…「印象が薄い人」ならではエピソード
知りたい!そして何とかしたい!「印象が薄い」理由
言語の専門家・堀田秀吾さんが教えます「印象に残る話し方」のコツ
話し方を工夫するだけでも、印象の残り方は格段に変わってくるそう。言語学の専門家・堀田先生のアドバイスをぜひ実践してみて。
「印象に残る」コミュニケーションをレクチャーしていただきました!
「初対面でいい子に見られたい」→受け身になってしまいます
【相談者】CLASSY.リーダーズ・宮嵜眞衣さん(29歳・PR)
宮嵜:初対面の人には「よく見られたい」と思って、うまく話せず受け身になってしまいます。
吉井:こういう印象を持たれたら嫌だな、という気持ちがあると人は受け身になっちゃうの。今まで指摘されて気にしていることは?
宮嵜:厳しいとかハッキリ言うとか。正論を言うタイプなので。
吉井:今のフワッとした印象と違うね。受け身な人って過去に言われた言葉を引きずって、もう二度とそう見られたくないからそれを隠すように自分を装ってしまう。
宮嵜:そうなのかも…!
吉井:私は凛とした感じの宮嵜さんもすごく魅力的だと思うから、強めの印象の自分を許してあげて。どう見られても私って素敵と思えるようになると、より美しさが輝くと思う!ファッションを選ぶように、初対面の印象も私がコントロールできるんだって思っていたらいいよ!
空気を読みすぎてなかなか自分から話に入れないことがあります
【相談者】兵藤彩子さん(30歳・ピアニスト)
兵藤:小さい頃から人見知りで、だいぶ克服したのですが…。
吉井:相手のことを信じられない人って人見知りになりやすいの。世界は厳しいって思ってない?
兵藤:思ってます。学生の頃から競争が激しかったので。
吉井:「世界は優しい。どんな私も受け入れてくれる」と思っていると、少しずつ相手のことを信じられるようになってくるはず。
兵藤:相手に一歩置かれることが多くて…。
吉井:一歩置かせてるのよ!(笑)その場にいる人たちを信じて輪の中に入っていいのよ。自分を傷つけるような過去の言葉なんて家宝のように大切にしない!素敵な人だよね、というほめ言葉は素直に受け取らないでしょ?
兵藤:自信がなくて「そうじゃないし」となっちゃいます。
吉井:周りからのほめ言葉は自分がそう思わなくても「とりあえず持っておこう♡」と受け入れて。自分が欲しい言葉だけ集めていけば、本当の自信もつくられていくはず!
イラスト/松元まり子 取材/加藤みれい 再構成/Bravoworks.Inc
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